「ダイヤモンドは、女のベストフレンド」ムーラン・ルージュ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
ダイヤモンドは、女のベストフレンド
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映画「ムーラン・ルージュ」(バズ・ラーマン監督)から。
街中に「風車」をシンボルにしたお店があちこちに出来た時期があったが、
この映画を観賞して「あっ、これか・・」と思わず笑ってしまった。
それくらいパリの魅惑的なナイトクラブ「ムーランルージュ」は、
存在価値があったのだと、感心させられた映画でもある。
さて、メモした台詞を読み返すと、ちょっと照れてしまうくらい
ラブストーリーなので「人がこの世で知る最高の幸せ。
それは、誰かを愛して、そしてその人から愛されること」なんてフレーズが
所狭しと散りばめられている。
「突然思えてくる、この世界はパーフェクトだと。
突然思えてくる、周囲の全てが美しいと。
突然思えてくる、人生は無駄でなかったと。世界は僕らの周囲を回ってる。
どんな山だって越えられる。どんな川だって渡りきれる・・」
書いていて恥ずかしくなってくるくらいの愛の台詞。(笑)
だからと言うわけではないが、真逆のフレーズが印象に残った。
このクラブ花形スターの主人公が、ショーで歌う台詞。
「ダイヤモンドは、女のベストフレンド」
尾崎紅葉の「金色夜叉」の名場面、 「宮さん、アイや、お宮。
ダイヤモンドに目が眩み。よくも、よくも僕を裏切ってくれたな」が浮かび、
思わず、一人で苦笑いしてしまった。
「貫一さん、ダイヤモンドは、女のベストフレンドなんですよ」
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