劇場公開日 2001年11月17日

「《音と映像》の花火」ムーラン・ルージュ Natsukiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5《音と映像》の花火

2010年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

この作品をレイトショーの劇場で初めて観た夜・・・
鑑賞後に携帯に登録してあるアドレス全部に送信した・・・

『映画を観てとんでもなく素晴らしい気分になった』と

深夜に迷惑なを受信して
寝つきを悪くした人も多かったと思うが・・・

本当にこの気持ちを《一刻も早く》誰かに伝えたかった

こんなに胸が締め付けられつつも
胸が躍る体験は今までなかった←踊ってる

陳腐な表現しかできないけど 完全に《魔法》にかかった
映画館を出た時 目が音符になってた

ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの役者魂が炸裂し
完璧な歌とダンスと演技を披露している

いったいどれだけのトレーニングとリハーサルを重ねたか分からないけど
血の滲む努力の成果だという事は間違いない

その2人を取り巻く脇役たち1人1人も同じで
主役を引き立てる完璧な歌と演技の《ハモリ》を入れてくる

CGを駆使した《見た事もナイ》きらびやかな映像も
PV以上に激しいカット割りも ただただ圧倒されるスゴさ

当時 某雑誌のレビューに良い意味で《映像の暴力》と表現されていたけど
その通り 《音と映像》にテクニカル・ノックアウトされる

《魔法にかけられて》というタイトルは
《ムーランルージュ》にこそピッタリだったかもしれない

この作品のDVDは親しい友人に何度もプレゼントした

バズ・ラーマン版《ロミオ+ジュリエット》が好きなら 観て下さい
《ミュージカル》が【嫌い】な人も 観て下さい

舞台のミュージカルでは絶対に実現不可能な《音と映像》の花火が観れる

Natsuki