「ニコール・キッドマンの美しさに見惚れ、ユアン・マクレガーの歌唱に感動」ムーラン・ルージュ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
ニコール・キッドマンの美しさに見惚れ、ユアン・マクレガーの歌唱に感動
バズ・ラーマン 監督による2001年製作(128分)のアメリカ映画。
原題:Moulin Rouge!、配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:2001年11月17日
舞台は、1899年パリのクラブ・ムーラン・ルージュ。ジャンギャバン主演でムーラン・ルージュ誕生を描いていたフレンチ・カンカン(1954)を思い出したが、こちらの乱痴気騒ぎ的描写や画面のケバさは苦手に感じた。
また、物語のクライマックスで、ヒロインが結核で亡くなるという結末も、単純すぎると思ってしまった。
とはいえ、花形スターのサティーン演じたニコール・キッドマンの華麗な美しさには、見惚れてしまった。かつてマリリンモンローが歌った「Diamonds are A Girl's Best Friend 」の歌唱(マドンナ「Material Girl 」も取り込み)も良かった。そして、ユアン・マクレガーの歌唱力にも感心。特に、エルトン・ジョンの「Your Song」とオリジナル曲「Come What May」(作詞作曲: David Francis Baerwald, Kevin Gilbert)歌唱には感動。
監督バズ・ラーマン、製作マーティン・ブラウン 、バズ・ラーマン 、フレッド・バロン、
脚本バズ・ラーマン、 クレイグ・ピアース、撮影ドナルド・M・マカルパイン、美術キャサリン・マーティン、編集ジル・ビルコック、音楽クレイグ・アームストロング、音楽監督
マリウス・デ・ブリーズ、振付ジョン・オコネル。
出演
ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ、ギャリー・マクドナルド、ジャセック・コーマン、マシュー・ウィテット、ケリー・ウォーカー、キャロライン・オコナー、デビッド・ウェンハム、
カイリー・ミノーグ。