「映画館で観たかった」ムーラン・ルージュ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で観たかった
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前半部分のスピーディな展開には、正直言って取り残されてしまったが、サウンド・オブ・ミュージックが流れるとすぐに画面に夢中にされてしまった。これは60年代~80年代のポップスファンにはたまらない選曲だ。前半のメインはエルトン・ジョンの「YourSong」で、とにかく切なく愛を感じてしまう(しかし、この曲はゲイソングだとかの噂有りなので、本当にこの曲でよかったのか?)。「ライク・ア・ヴァージン」や「ロクサーヌ」で笑いを取り、様々な要素を盛り込んだミュージカルの王道を感じさせる。オリジナリティが無いと言ってしまえばそれまでだが、最近の曲を上手く取り入れ19世紀末の雰囲気に馴染ませたことは評価できる。
ユアンが以外にも歌が上手くてびっくりで、ミュージカルとしては最高で、ラストの盛り上がりなど感動させられるのだが、随所に見られるCG効果が映画の本質に合っていないような気がする。これが全体的にマイナスイメージとなってるかな・・・
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