殺人の追憶のレビュー・感想・評価
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だから韓国人は
拷問冤罪をどうしてもしてしまうんですよ。
と言う映画にしか見えませんでした。
これは要するにそういうことをしていることに対して言い訳をした映画なのか?
これは韓国内でどういう風に受け止められたんだ?
それとも対外向けの映画なのか?
主人公がここまでやっちゃうというのは普通ありえないが・・・
普通の推理物としては中途半端で全く作品になっていないと思う.
過去にはこういう間違いのあった時代もあったということが言いたいのか?
とにかく韓国人の感覚は欧米や日本人の感覚とは違うということをよく教えてくれる映画だった。素晴らしい。
...ただ我々の感覚が正しいかと言ったらそれは間違いだと思うんですよ。世界中の民族の感覚がてんでバラバラなのであります。むしろ欧米人と我々が似ているのがレアなケース。そこで映画というものがあるわけでして映画というのはそういうものお互いに見せよう万博だと思うんで。だから上映される国に合わせてバージョンを変えようなんて動きがありますけど私は大反対ですね。少なくともDVD・オンラインではオリジナルも見たいと思います。サンクス。
実際にあった容疑者の列車飛び込みシーン
冒頭のテロップから、この連続殺人犯は捕まっていないことを知らされる。「どんな結末になるんだ?」と、もうこれだけで期待度が高まります。そして、これは単なる刑事ものサスペンスと思って臨んだらギャップに驚かされる映画なのである。
途中、笑える場面が多くなり(特にNIKE)劇場内ではクスクスと笑い声が聞こえるようになる。「犯人はお前か?」と映画館内の客に対しても疑ってしまうほど、疑心暗鬼にかられるようなプロット作りなのだ。
そして、犯人を追い求める正義感の強い刑事たち・・・と普通の映画ならばこうくるはずの展開ではなく、軍事政権下でデモ鎮圧に力を注ぎすぎたための警察の無能さ、自白強要・拷問・でっちあげ等の警察内の悪の部分を曝け出すブラックさ。しかも悪徳刑事を「やっぱりすごいんだ」と称えるものではなく、痛烈な警察の体質批判になっているところがすごい。
個人的にこの映画で最もゾッとする部分は、みなさんの意見とは違うものになりそうだ。ソウルからやってきたソ刑事は、当初、パク刑事たちが行った拷問や自白強要に対して批判的な、頭脳調査を尊重するエリート刑事であった。これが犯人が見つからないことの焦燥感から、徐々に捏造してもいいと考えになっていく様子だ!!ある意味、犯人より怖い。
とにかく画期的な韓国映画。日本人としては背景がイマイチ理解できないところをもっと表現されていたら最高の映画だ。
韓国映画にハマったきっかけ。
犯人が見つかったタイミングで久しぶりに見たけど、
めちゃくちゃ面白い。
これでソン・ガンホを知り、自分の漫画の読み切りに
ガンホ先輩というキャラを登場させました。
当時は犯人が捕まってなくて、どうオチを付けるのか?
犯人が分からなくて面白いのか?
と半信半疑だったけど、
ミスリードに次ぐミスリードでぐいぐい引き込まれた。
今見れば警察の失態というより、軍事政権の酷さと
国民のストレスを焼肉屋の喧嘩で表してるのかな?
と思うと、
ただのミステリー映画ではないなと思います。
確か映画公開時のCMでかなり打点の高い
ドロップキックが写ってて、
それで見ようと思ったのでした。
本編では取り調べでのドロップキックはアングルが
変わってるけど、
そして、畑からガバっと犯人が出てくるシーンも
映画史に残るシーンだと思う。
良い映画というのは、
こうやって忘れられないカットが
いくつもあるんだなと勉強になります。
最終カットのソン・ガンホのカメラ目線も
当時は意味が分からなかった、
というか印象付けるためのカットくらいにしか
思わなかったけど、
どこにでもある顔、からのカメラ目線は
逃げてる犯人に対して、
俺は見てるぞ!逃げられないぞ!
という意志が感じられてグッと来た。
韓国映画にハマるきっかけであり、
最高傑作でもある。
僕にとってそんな映画です。
安定感とダークコメディ
間違いに違いない
すべてはラストシーンの為に
凸凹トリオ!?
始まりから事件の内容に比べ周りの雰囲気や話の進み具合など呑気な感じでコメディ要素が目立ち緊張感も特に無く観ていたら。
終盤からシリアスな展開に憔悴仕切った表情に追い込まれる刑事たち同様、観ている側も物語の流れ通りに深刻さが増し印象がガラリと変わる。
ダメ課長からマシな課長になったかと思いきや結構イカれた人で三人の刑事もデコボコな遣り取りを展開させ本当にコメディかと思ってしまう。
猟奇的?な連続殺人事件を幾らでも陰惨な雰囲気に出来る筈が携わる刑事や周りの人達の人間味を滑稽に描きそれでも残酷な事件は起こり続ける現実と解決出来ない擬かしさを絶妙なバランスで撮れている
正統派に撮ろうとはしないポン・ジュノの変わった雰囲気が炸裂。
うーん…。
殺人の追憶
犯人は何処に…。
あの時代のメタファーが満載
ウィット皆無の凌辱シーンや暴力シーンや下ネタがどうにもだめ。なんで...
韓国映画史上最高の作品
疲れる映画
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