「焦り」殺人の追憶 ランニングマンさんの映画レビュー(感想・評価)
焦り
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連続殺人事件を解決しようとする刑事の焦りがテーマ。
片田舎で起きた連続殺人事件を捜査するが、一向に解決ができない刑事たち。
冤罪に持っていこうとする状況を諫めていた刑事が、犯人が見つからず、次々と犠牲者が出てくる苛立ちから、ついにはピストルを向けたことは、人が焦りから変容してしまうおそろしさが描かれている。
最終的には、犯人は見つからず、今も生きていると分かる終わり方は、無力さを感じさせられた。
ポン・ジュノ監督の作品は、パラサイト・母なる証明と3作目になるが、どれも完成度が非常に高い。
特に、感情が揺さぶられる映像や音楽が印象深い。
どの作品も、後味があり、個人的には好みである。
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