「圧倒的骨太」殺人の追憶 amottさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的骨太
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アジョンやオールドボーイに通じる圧倒的なパワーを感じる。
実際にあった事件を題材にしたフィクションということなので取調べの描写は多少はオーバーなのかもと思うが、軍事政権下の時代背景を考えるとあながちホントなのかもしれない。
主に3人の刑事を中心に物語は進行。日本では考えられない捜査と現場にズカズカ入り込むメディアに嫌悪感を覚えながらラストは結末のない結末。
しかし、ラストの刑事のアップは観る者に様々な感情を抱かせる素晴らしい表情だったと思う。
どうしても邦画と比べてしまうが、全編を通した色合いと言いラストのアップシーンとか邦画には無い味があり魅入られてしまう。
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