「映画「メメント」の感想」メメント げんたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「メメント」の感想
クリストファーノーランの一風変わった映画で、妻を殺した犯人を追いかける男のお話です。
主人公が短期間しか記憶できない障害を持つので、映画の構成もその主人公に合わせて、場面ごとに主人公が記憶を無くしてしまいます。
そして、最初の場面から過去に戻る構成により、少しづつ真相に近づいていく感覚はとても面白かったです。
やがて、他人だけが記憶障害を利用していただけでなく、自分自身もまた記憶障害を利用していたこと、妻の死の真相から逃げていたことが明らかになります。
主人公は新たなジョンGを探すのか、写真にメモを残すのか。絶望的な気持ちになります。
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