「真っ白な状態で鑑賞した過去の自分が羨ましい」メメント bionさんの映画レビュー(感想・評価)
真っ白な状態で鑑賞した過去の自分が羨ましい
初見時の衝撃を味わうことは、ダメだった。20年以上前に見たきりなのに、進んでいくうちに記憶が蘇ってきてしまった。
それぐらい、衝撃の作品とも言える。
時間軸をシャッフルするノーラン監督の得意技はもちろんのこと、マトリックスのキャリー=アン・モス、ジョー・パトリアーノの2人の胡散臭さが、レナードの人物像を真実とは異なる方向に誘導してしまう。
真っ白な状態で鑑賞した過去の自分が羨ましい。
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