交渉人 真下正義のレビュー・感想・評価
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踊るのスピンオフ。真下正義。 暴走車両クモに追われる電車をやり取り...
踊るのスピンオフ。真下正義。
暴走車両クモに追われる電車をやり取りする設定はおもしろい。
踊るらしいコミカルなシーンも変わらず楽しめる。
ストーリーもテンポが良く、気軽に楽しむには丁度いい作品でした。
國村氏を見る映画。受け狙いだけ。
クモの場面はハラハラドキドキでしたが、それ以外はグダグダ。
『交渉人』と銘打っているが、全然交渉になっていない。あんな交渉の仕方したら、まとまるものもまとまらない。
”交渉人”がどういうものかとか、まったくリサーチせずに、こんなものだろうと受け狙いだけで作っちゃった映画。
『踊る~』の2のレビューでも書いたけど、消耗品。とにかくノリでその場で話題になればいい程度で仕上げた作品です。
観客バカにしているのかと言いたいです。
そんな中で、國村さん。何気ない応答、仕草で(笑)とってました。職人芸すごいなあと思います。
(製作者の姿勢にはマイナス点を付けたいけれど、國村氏と、スタイリッシュな鉄道関連の映像と音楽に★1つ)
DVD108円ゲットシリーズ。本編より良い。 地下鉄ジャック。遠隔...
DVD108円ゲットシリーズ。本編より良い。
地下鉄ジャック。遠隔操作する犯人と緊迫感ある対決。寒いギャグが少な目で良い。織田裕二がいたらぶち壊しだったろう(笑)脇を演じるキャストと演出のうまさで最後まで楽しめます。
以下ネタバレ。未見の方注意。
しかし、よく考えるとスカスカの話です。なんせ犯人が分からんのですから(笑)内容も矛盾だらけなので、えいや!と犯人殺して謎のままにさせました。当時は大人気シリーズだったので脚本煮詰める余裕がなかったんでしょうね。典型的商業映画。今で言うと、さしずめコナンかな。緊迫感だけ味わいましょう。
気軽に楽しめる、本作を凌ぐエンターテイメント作品でした。
地下鉄爆破を予告した犯人と、交渉人真下の攻防を描く物語。
踊る大捜査線のスピンオフ映画ですが、本作を凌ぐ私的評価の作品です。
真下の成長により、「踊る~TV版」の呪縛から上手に抜け出していて、この映画単体での面白さが光る作品でした。
「犯人捜し」、「地下鉄パニック」、「犯人との知恵比べ」。サスペンスとしても評価出来る緊迫感ある展開。そこに、「小ネタ」や「ギャグ」「大仰な芝居」を交えてシリアスにしない手法は秀逸です。
謎の残る結末の評価は、人の好みによるのかもしれませんが、私は高評価です。謎、不気味さ等が程よく残しながら、ちゃんと笑いで落としてくれました。ラスト、雪乃さんの「動かないで~」の叫び、大好きです。
懐かしのフロッピーディスク
これぞまさしくスピンオフ!真下正義は国内スピンオフ映画の代表選手になるかの勢いだが、かつての代表選手、『警部補・古畑任三郎』のスピンオフ『巡査・今泉慎太郎』が静かに自己主張していた。
劇場版の『踊る大捜査線』に比べると、かなり映画らしい作りになっていたように思う。通称「クモ」というフリーゲージトレインと蜘蛛の巣状に広がる地下鉄路線図の対比も面白いし、70年代の映画タイトルがどんどん出てきて映画ファンを魅了する小技も面白い。ミシェル・ルグランとフランシス・レイの名前を聞いたら、思いっきり推理してしまいました。そして、クライマックスにコンサートシーンを持ってきて、暗号、起爆装置、「クモ」などを見事に絡めて緊張感を与える手法。十分に楽しませていただきました。
脇役であるパソコン絡みの伏線も興味深い。まずは完全なセキュリティを誇る警視庁のサイトにハッキング。フロッピー、ZIP、そして懐かしの8インチ(5インチか?)フロッピーディスクまで登場する。そして、純ちゃんの息子が多用する「検索」が面白い。その他、線引き屋や脇線といった専門的な内容も楽しめた。かなり多くの伏線が隠されているような気もしましたけど、真下が買った指輪はダイヤモンドだとしたら、ダイヤグラムと引っ掛けてあるのかも・・・
ちょっとだけ疑問に思ったのは、「交渉ってこんなことか?」と感じてしまったこと。ユースケ・サンタマリアの交渉術が最も上手くいったのはアリtoキリギリスだったような・・・むしろプロファイリングの方が優れていましたよね。
果たして犯人は誰だったのか?プロファイルによって、孤独で自己顕示欲が強く、鉄道に詳しく、映画も詳しく、コンピュータにも滅法強い。誰なんだろう・・・アンソニー・ホプキンスじゃなさそうだし・・・
踊らない大捜査線
踊る大捜査線のスピンオフですか、本家主人公の青島と対照的なキャラクターの真下正義がいかされた作品になっていて面白かったです。
交渉という場面にスポットライトをあてたストーリーが個性的なサスペンスになっていています。
期待通り
なかなかよかったと思います。期待通り。ちょっとあの列車はSFっぽい気がしましたが。
ストーリーと直接関係はないのですが、カラスがシンボリックに登場します。エンドロールを見ていたら「カラス調教」というクレジットが!ちょっと笑っちゃいました。
前半、電車事故パニックっぽいところは、福知山線の事故と重なって、ちょっとキツかったです。
最終的に、ちゃんと解決した感じがしなかったのですが、「容疑者 室井慎次」への伏線でしょうか。
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