「スピンオフ第一弾!意外にカッコいい真下正義!」交渉人 真下正義 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
スピンオフ第一弾!意外にカッコいい真下正義!
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「踊る」シリーズの中でも特に大好きな一本です。あの、真下正義が、メチャ良い!
警察で初めての交渉課、それを束ねる課長として、おとぼけた感じそのまんまの真下が捜査の指揮をとる。
真下の手足として、東京中を駆け回る木島刑事が、また良い!如何にも昭和って感じで、作品に華を添えてます。
地下鉄構内を走り回る謎の列車。SATまで登場して、ホンっと大掛かりな事件が、クリスマスイブで浮かれる街を巻き込んでいく。
お馴染みの湾岸署の面々もチラホラでてくるし、お約束の小ネタの数々も忘れていない。まさに「踊る大捜査線」ファンへのサービスも充実した一本です。
【ネタバレ】
お笑い要素も満載で楽しませてくれる中、犯人とのやり取りが緊迫した雰囲気を盛り上げます。
ヒントとして名前が挙がる数々の映画。マニアには、たまらないニヤリニヤリの連続です。
そして、この作品の特異な魅力は、最後まで犯人が明らかにならなかったところ。犯人逮捕に至らないってのが、刑事ドラマとして異質ではあるのですが、面白いから良いんです。ラストまで気が抜けなかった。
ただね、ドラマとは言え、ユースケさんと水野さんが結ばれるのが腑に落ちない。
何で、真下とゆきのさん?
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