マルコヴィッチの穴のレビュー・感想・評価
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キャメロン他人物の演技と人形の動きが素晴らしい
一番最初の方で女の子に大人のエロティックを人形で見せているシーンがかなり気持ち悪く不気味な感じから始まる
そのあと、グレイグは、新しい勤め先7,1/2Fで新しい職と穴とマキシンに出会う。クレイグは浮気満々でマキシンを飲みに誘うがあっさり断られ人形を作って自分を慰める
とにかく、グレイグは人形を動かす繊細な動きがさらに不気味さを増していく。一方で、爆発頭の妻を演じるキャメロンディアスは、ここでの映画紹介によるブスではなくどちらかというと博士のような髪型ちょっと可笑しな感じ、ペットショップで働き精神病にかかっているチンパンジーやイグアナなど動物に愛を注ぎ愛情深いナチュラリスト、マルコビッチに入ってしまったため、性同一性障害に気付き、グレイグと同様マキシンに夢中になっていく
ここで、グレイグと違うところは、ロッテはグレイグもマキシンも動物も愛してたところです。
グレイグはロッテは置き去り檻に入れ、2回も妻を裏切り、マキシン一途になっていくところが狂気めいていきます。チンパンジーにロッテは助けられるんだけど。二人ともマキシンを追いかけていく。
マキシンとロッテは一番女性としてあり得る性格だと思いました。
マキシンは、マルコビッチに入ったロッテとグレイグと愛し合いました。それは、マルコビッチに入っていなければ、グレイグも、ロッテも受け入れなかった。
44歳と子供ができるところがどうなるのか聞き逃したので話の下りがわからなかった
この映画の中でマルコビッチ意外はまともではないのでそこが面白かった。みんな穴に納得してストーリーが展開されるから
日本の面接もこんなフランクにやってよと思いました。年齢とかキャリアだけで判断せずに。日本はガチガチ偏見社会だから無理ですね。あんな社長は良いですね
大好きな映画のひとつです
別人の体を次々と移り渡っていく意味で繰り返し系ジャンルのひとつと言え、名作だと思います。キャサリンキーナーの悪女っぷりに女性でも惚れます。
ただ「器」は血縁によって引き継がれていくのか、「器」の本体に飲み込まれず入ることができるきっかけは何なのか、疑問が残ります。
発想こそ全て
時計じかけのオレンジと同じような匂いがする笑。
マルコヴィッチが自分の脳内に入ったときの、登場人物全員がマルコヴィッチ、話す言葉も「マルコヴィッチ、マルコヴィッチ・・・」ってシーンは笑った。
考察
この映画を見て一番引っかかったのは、マキシンの言動の一貫性の無さだ。
クレイグの穴についての話を最初は受け流していたのに、いきなりそれを使って商売を持ちかけたり
ロッテへの愛を取り戻したり
といった風に。
これは私の妄想だが、マキシンも誰かに意識を乗っ取られていたのではないだろうか?
この仮定から誰が乗っ取ったかをかんがえると、穴を商売に使おうとした点から、船長たちとは利害関係がなさそうである。しかし、71/2階のいきさつを本当に知っていたとしたら、船長と面識があった可能性はある。
船長の妻が気になるが…
あと、
他人の感想で人の人格は人との触れ合いで形成されることを表現していると論じているのはなるほどと感心した。
発想は面白いけど・・・
マルコヴィッチの頭の中に入れるっていう
発想は凄いし、
実際にマルコヴィッチが入った時の世界観も凄かった。
ただ話が少し難しかった。
巻き戻して観ないとわからないくらい。
でも面白くない訳じゃなかったし
観て良かったかな。
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