紳士は金髪がお好きのレビュー・感想・評価
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監督たちもマリリンで競作する
ビリー・ワイルダーの「お熱いのがお好き」は敢えてのモノクロ撮影でしたが、
本作はこれでもかと言うほどきらびやかでゴージャスな絵巻物。
ディーバにむらがる殿方に、いつしか鑑賞者も加わってしまうという趣向です。
マリリン・モンローには、いまだに絶大なファンがおり、日夜、彼女を研究し動画を作っている人がいます。
たまたま発見したのですが
YouTubeの
@divamarilynmonroe
どうぞ!
309本にも及ぶ、マリリン・モンローだけを映した1分動画のコレクションです。
ちょっと圧巻です。
しかし まあ、
この人の、まぶたを閉じながらの流し目ったら。
空っぽの傑作
中身、物語、教養、知性、全てゼロ。ひたすらMM先輩のお色気だけで最後まで走りきるバカっぷりが素晴らしい作品です。
ハリウッドという虚飾と欺瞞の裏返しの華やかさです。
この頃、お色気だけを期待されてろくな役もつかず、ギャラも不当に低く、意見も通らないMM先輩は、このあとActor's Studioで演技の猛勉強を開始、ワイルダー先生の名作で畢生の大演技を披露するわけですから、ある意味でMMらしさ全開のこの作品が最後のあだ花になったのかもしれません。
モンローの苦しみ
現代の感覚で見ても仕方ないことだが、色気と口先で男を手玉にとる、みたいなのが女の賢さなのだとしたら、苦しいなあ。モンローがモンロー像に嵌められていく苦しさが見えるよう、と言うと投影し過ぎだろうか。/『お熱いのがお好き』の方がカラッとしてて好きだなあ。あれも最後の台詞にはモヤモヤが残るのだが。
【”ダイヤモンドは女の親友”金髪のダンサーを演じるマリリン・モンローと黒髪のダンサーを演じるジェーン・ラッセルとのコンビが魅力的なミュージカル・コメディ。】
ー ”紳士は金髪がお好き”というタイトルが絶妙なコメディである。-
■ナイトクラブのダンサー、ローレライ(マリリン・モンロー)は、富豪の息子ガスとパリで結婚式を挙げる予定だった。
ところが、ガスの父親(ローレライの事を金目当ての女と思い、探偵を雇う)から連絡が入りに急用ができたため、ダンサー仲間のドロシー(ジェーン・ラッセル)と共にパリへ向かう。
こうしてふたりは、豪華客船やパリの街で珍道中を繰り広げることになる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・矢張り、美女ダンサーのローレライとドロシーに惹かれる多くの男達の姿が可笑しい。
・ローレライとお金持ちの男の子の二人羽織シーンも笑える。
・ローレライがダイヤモンド鉱山の所有者ビークマン卿から、奥さんが大事にしているダイヤのティアラをイロイロ有って、貰ったのに盗んだと疑われて、法廷に立つことになった時に、親友のドロシーが金髪のウイッグを被り、見事に男達を翻弄して、無罪を勝ち取るシーンは、爽快である。
<当時の男性は、ホント金髪の美人に弱かったんだねえ・・。今作は、黒髪美人のジェーン・ラッセルと金髪美人のマリリン・モンローの魅力炸裂作品である。>
美しく可愛く妖艶であり賢くブレない!
マリリンモンローによるマリリンモンローのための映画かと思ってたけど、ジェーンラッセルもすごい魅力的だった!
ミュージカルシーンもめちゃくちゃ見応えある!
演出とメロディの良さもありつつ歌詞もめちゃくちゃいい!!「ダイヤモンドは女の親友」はもちろん、個人的にはプールのシーンのマッチョ達の演出がとても愉快で好き笑
気楽にとにかくハッピーに観られるものが良い!!
美しく賢くブレない女2人強かったな〜!
セクシーで可愛いモンロー様にクラクラ&...
ピンクのドレスで、ダイアモンドは女の親友と歌い上げるモンロー様、素敵です〜。
セクシーで可愛いだけでなく賢い役柄で!楽しく視聴させていただきました。
お友達役のラッセル様も素敵。プールのシーンのハプニングは思わず笑ってしまいました。
プールに飛び込む男の人たちに巻き込まれて、プールサイドのそばにあった長椅子の前で、ひざまずいていたラッセル様もプールにドボン!
引き上げられてお酒のグラスを渡されて、みんなに持ち上げられる、ずぶ濡れのラッセル様。怒ってる…?
かと思いきや、キラッキラの微笑み!男の人の髪の毛をくしゃくしゃと撫で付けてらして笑
(とても可愛いし、器の大きさに惚れました笑)
素敵なコンビ。素敵な歌曲にダンス。衣装も。とても楽しかったです。大好きなミュージカル映画の一つ。
マリリンモンローの意外性のある可愛さと知性が垣間見え、それを引き出したハワード・ホークスの職人芸に感嘆
ハワード・ホークス 監督による1953年製作(91分)のアメリカ映画。原題:Gentleman Prefer Blondes、配給:東京テアトル、日本初公開:1953年8月19日。
アニタ・ルースによる1925年出版の同名小説を原作とした1949年初演の同名ブロードウェイ・ミュージカル(英語版)を映画化した作品だとか。
お金持ちの息子が大好きでダイヤモンドに目がないショー・ガール役のマリリン・モンロー(26〜27歳)が歌って踊っての大活躍。「ナイアガラ」でモンロー・ウォークを見た時は、性的なアピールが露骨過ぎて驚きと共に引いてしまったが、この映画の彼女は可愛さと賢さを併せ持つ役柄で、大きな好感を覚えた。少し低音の歌声も、とても魅力的に感じた。
性格も男性の好みも大きく違うが親友同士という設定のモンローとジェーン・ラッセルとの強固な関係性も、爽やかでとても良かった。実際に、撮影中とても仲良しの関係性だったらしいが、それが映像にも滲み出ている気がした。そして最後、2人ともお好みの相手との結婚をゲットという終わり方も定型的だが、女性2人が中心の映画として爽やかさを感じた。
マドンナもオマージュを捧げているが、モンローによって歌われる「Diamonds Are a Girl's Best Friend」の歌詞(女の魅力は年と共に色褪せるが、ダイヤモンドの価値は下がらないなど)が、何とも皮肉が効いていて秀逸。それを派手な演出で歌い上げ、楽しいミュージカル仕様に仕立てていることにハリウッドの伝統とホークス監督のただならぬ力量を感じた。この監督の映画をあらためて多く見たいと思った。
監督ハワード・ホークス、製作ソル・C・シーゲル、原作ジョゼフ・フィルズ、 アニタ・ルース、脚本チャールズ・レデラー、撮影ハリー・J・ワイルド、美術ジョセフ・C・ライト、 ライル・ウィーラー、作詞レオ・ロビン、作曲ジュール・スタイン、音楽ライオネル・ニューマン、 ジュール・スタイン。
出演 ジェーン・ラッセルドロシー、マリリン・モンローローレライ、チャールズ・コバーンビークマン、エリオット・リード、トミー・ヌーナン、ジョージ・ウィンスロウ、マルセル・ダリオ、ジョージ・チャキリス。
マリリンが語る女の本音が素晴らしい!
言わずと知れた、あの マリリン・モンローの有名作。
ずっと前に衛星放送で観たかな〜 と言う程度でほぼ初見状態。
有名な話としてはマリリンがピンクのドレスで
タキシードの男性ダンサーを従えて歌い踊るシーンが
後にマドンナにオマージュされてる。
そのシーンの歌詞を聞くと、嗚呼!そうなんだよね
結局、今の世の中、そう言うことなんだよね。
とても共感できる曲でした。(歌詞については映画観てね)
マリリンの輝くような美しさはもちろんですが
親友役のジェーン・ラッセルと五輪選手団を模した
ダンサーたちとの体操競技のようなアクロバティックな
ダンスシーンが、楽しくて新鮮でした。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
なんと言っても1950年頃〜1960年頃の映画だし
マリリン・モンローは当時は男性に消費される
セックスシンボルの俳優さんだから
ジェンダー問題はこの際、ちょっと横に置いて
この時代の贅沢な映画の輝きと、男達を虜にした
マリリン・モンローの魅力を堪能出来れば良いかな〜
と言う様な気持ちで観てみたら、
これが結構今でも通じる立派なジェンダー映画として、
ちゃんと成立していて改めて製作陣を見直しました!
原作と脚本にアニタ・ルース と言う女性が入っていた。
だからなんだ!
女性は男性の飾り物的な扱いが
どこまで行っても変わらないことへの怒りが
コメディーの形を借りて織り込まれている。
映画のラスト近く、結婚に反対する恋人の父親にマリリン演じる
ローレライが言い放つ言葉
「親は自分の子供の嫁は美人でちゃんとした女性を望むでしょ!
女が同じことを望んでなぜいけないの!?」
マリリン・モンロー!舐めテーター
美人でちょっとおバカで可愛い女!
それこそ男性社会の都合に合わせて
作られたマリリンのイメージに
女である私自身が踊らされてたってことですね〜
ぜひ、一度ご覧くださいませ。
鑑賞動機:そういえばマリリンの出てる映画見たことないなあ10割
カワイイは正義? カワイイは正義! ルックだけ? いやいやとんでもない。
大富豪少年とのやりとり好き。
ショーガール役とはいえ、やりすぎバーホーベン作品ではないので、品のいい可愛さに収まっている。ルックスだけで頭が空っぽと見せて、いろいろ思うところもあり。男性に依存してると見せて、シスターフッド的なところもあり。
どうしてもその後の彼女の境遇を考えると、「消費され尽くしてしまった」と思ってしまうのだけれど。まあでも本作の中では間違いなく輝いていたと思った。
♪ダイアモンドは女の親友
テアトル・クラシックス、にて観賞。
マリリン・モンロー主演のミュージカル映画です。
モンローは『七年目の浮気 』『お熱いのがお好き』と観てますが、これで3作目。
アメリカ好き、映画好き、として、すべて観たいです。
ちなみに、僕の部屋には『七年目の浮気』のポスターが貼ってあります。
スカートを手で押さえてる写真です(笑)
『ショーシャンクの空に』の影響も、ありまして(笑)
話は、ユーモア溢れる軽い内容ですが納得させられるモノがありました。
が、結構ミュージカル部分が長くてウザったく感じました(笑)
今まで観た3作の中では、1番よくなかった…(笑)
スコアは、あまり…まあまあ…の星3です。
マリリンモンローが可愛い
1920年代で大恐慌前のニューヨークで、人気ショーガールのローレライとドロシーは親友だった。金持ちとの結婚を夢見るローレライは、富豪の御曹司ガスと結婚するため、豪華客船でパリへ向かうことになった。しかしガスの父親が2人の結婚に反対し、ガスは船に乗れなくなった。ガス抜きでドロシーと船に乗り込むローレライは・・・さてどうなる、という話。
ちょっと頭が弱いように見えるが可愛いマリリンモンローが観れる。
恋愛話も有るが、何も考えず、マリリンモンローとジェーンラッセルの歌と踊りを楽しめば良いと思う。
マリリンによるモンローのための映画
ジェーン・ラッセルのファンの方、すいません。彼女の姉御肌ぶりもいいんだけど、やはりこれは、マリリン・モンローがイコンとしてのマリリン・モンローを確立した記念碑的作品だと思います。ミュージカルと言うより、ビリー、ワイルダー的なコメディで、マリリンはおバカなようで計算高い所もあるショウガール役だけど、甘く可愛らしい表情やしぐさ、歌声が魅力的で、いやらしさを感じさせないところが凄いです。船窓から抜けられなくなった場面やパリの裁判所の場面でのコメディエンヌ振りは、もう最高です。まさに、頭からシッポまで、マリリンのための映画でした。
マリリンモンローをじっくり観るための映画
1953年公開作品。残念ながら今回観たのは吹き替え版だったな。それでもマリリンモンローの美しさは堪能出来たね。やはりブロンド美人はゴージャスに見える。歌だけはオリジナルで良かった。ストーリー展開はともかく、まさにマリリンモンローをじっくり観るための映画だったね。
最強のふたり
黒髪と金髪、
異なる魅力を持ったふたりのダッグが最強でしたな。
特にラストのお揃いのウェディングドレス。
首元まであるレースと、シンプルなスカートが超可愛かった。
ただ、私みたいなやつは、ラストで2人が見つめあうものなら、
穿った見方をしてしまうよ。
一つ、真理が描かれていて、
お金で人を選ぶと、さらにそれを超える金持ちが現れると
そちらが魅力的に思えるが、中身を見て選べば、
その人以外には考えられなくなるのかも。
ドラマのやまとなでしこを思い出してしまった。
あーいいドラマだよなあ、見直したいなあ。
美人コンビのハッピーエンタメ
金髪美女役のマリリン・モンローは撮影当時27歳で友人の黒髪美女役ジェーン・ラッセルが32歳。撮影中、グラビアアイドル型で競合する二人のピリつくエピソードが出ないかと取材陣は注目していたが、撮影中の二人は本当に仲がよく、年上のラッセルが内気で取材嫌いのモンローを終始守ってあげていたとのこと。映画中でもとても息が合っていて、男の趣味は違えど仲の良いバディ感、楽しい感じが出ていた。
ちょっとしたミステリーもありながら、歌あり踊りありの、田舎娘二人が協力してそれぞれの欲しい物を手に入れる、古い作品とはいえ十分楽しいエンタメ映画だった。
モンローの魅力が大爆発
1=小生は紳士なので、オープニングの歌と踊りを観て、
金髪美人のモンローの魅力に引き込まれた
2=映画は粛々と進むが、至る所でモンローの魅力が爆発してる感じ
顔・体型・話し方・歩き方、等
→ ジェーン・ラッセルと並ぶと、
モンローの魅力が圧倒してるのが判る
3=マリリン・モンロー(1926.3生:27才)、この頃迄は、
「頭の悪い、セックス女優」の評価だったらしいが、この映画で大爆発
4=ジェーン・ラッセルとか、ハワード・ホークス監督を知らない人は、
多数いるが、マリリン・モンローを知らない人は少ない
5=なお「ダイヤモンドは、女の子の1番の友達」
この有名な言葉も、この映画が発火点(発祥)だな
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