「主人公に魅了される作品」リトル・ダンサー ジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公に魅了される作品
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炭鉱夫の父と兄、認知症の祖母の家庭で育つ男の子がある日、バレエに興味を持ち、その才能を花開かせていくお話。
とにかく主人公を演じたジェイミー・ベルの、まだ少年なんだけど、少年を抜け出そうとしている年頃の子どもが持つ奇跡的な美しさのバランスに魅了されました。
ハリーポッターのダニエル・ラドクリフもそうですけど、このくらいの年齢のイギリスの少年ってすごい奇跡的な美しさ持ってますよね・・・
そしてダンスシーン。様々な感情の発露としてダンスが踊られるわけですが、特に夜の体育館で父親を前に踊るシーン。
言葉は無いのだけれど、ビリーの強い意志が感じられて、思わず鳥肌が立ちました。
ストーリーはけっこうテンポ早め。組合と警察がぶつかるシーンなどもポップな音楽が流れるおかげでそれほど重たくならずに見れました。
最初は鬱々とした父親や兄との絡みも、最後にはちょっとジーンとくる家族愛となり、見終わった後もとってもすっきり。
友人・マイケルのその後も面白かったです。
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