リンダ リンダ リンダのレビュー・感想・評価
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早く歌を歌うべきだ。
『スウィングガールズ』をリスペクトして、『けいおん』にリスペクトされている(?)。
従って、
演出家はどこにでもいる『ジャパニーズDNA満載の人』。
インスタントけいおんバンド♥️は良いが
僕は『放課後ティータイム』の方が良かったなぁ。
元々、みんな楽器は出来るし、歌もうまいのに下手くそにわざとミスる。
また、
どこかの国の演出家を真似てオフ・ビートを装うのは良いが、シャレが利いていない。また、登場人物が多くて相関関係を理解するのが物凄く難関。
四人の話なんだから、『けいおん』みたく親すら出てこない設定にすべきだと思った。
だって、付け焼き刃の泥縄式の文化祭のバンドの話なんでしょ。こんなうまいわけないし、早い話がいつまで文化祭やってんだ。って事かなぁ。
結局、14分くらいの映画。
まぁ、僕の高校時代って50年も前だ。
前田さんのドラムはうまいと思うが。我が『血のつながった知り合い』と我が『尊敬する司書さん』がこのグループを好きなので(?確か)評価する。
最後のオリジナル『終わらない歌を歌おう』っていい曲だ。
見所すらわからん
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何の変哲もないどーでもいい女子高生4人がバンドを組んで、
何かの大会だかイベントだかでブルーハーツの歌を歌う。
だから何?って感じのつまらん映画。
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バンドを組んで演奏するという目的があるにはあるが、内容は典型的な徘徊型。
中途半端な人間が生半可な気持ちでバンドするどーでもええ話を、
わざわざ映画で見る理由が見つけられなかった。
とにかく緊張感がなく、バンドをやるという情熱が一切感じられない。
こんな奴らに一体誰が感情移入できるのだろうか?謎。
最後、寝過ごして大雨の中を濡れながらイベント会場へ向かう。
それ何も感動しませんけど。寝過ごす程度の気持ちなんでしょうが。
それに、もっと楽器を大切にせえっての。
演奏も普通で何も感動なし。ブルーハーツの名曲が泣いてるわ。
時間を返せ、金を返せって感じ。
もし今の若い世代がこんなので感動するようならば、
日本に未来はないとまで思ってしまったわ。
他のものを投げ打って全力で頑張る姿こそが感動を呼ぶんちゃうんかの?
これ以上にない日常映画
先日秘密の森を観終わって、ペ・ドゥナに魅了されてしまった。
ずっとAmazonビデオのウォッチリストに入っていたこの映画は無料になるのを待っていたのだけど、ぺ・ドゥナが出演しているとを知り急遽407円を支払って見ることにした。
正直だいぶ期待していたのでがっかり感は否めない。
物語は起承転結も盛り上がりも全くなく、女子高生の日常をひたすら描くものだった。
どこを切っても日常でおそらく二十代の人が見るとつまらないと感じてしまうかもしれない。
こんなつまらないことがすごく楽しかったんだなあと、若かりし頃を懐かしむ歳になった者はきっとこのなんとも退屈な映画もキラキラしたものに感じたのではないだろうか?
映画としては甚だ疑問ではあるが子供たちの普通の日常が実はとても大切な日々であることを今になって感じさせてくれたこの物語を評価したいと思う。
ところで香椎由一人垢抜けすぎていたのでもう少しバランスを取る必要があったのではないだろうか?ちょっと浮きすぎなんだけど。。
意外にもツボりました。
ヒマで映画見ようとU-NEXT漁っても全然面白そうなのがなくて、まあこれかな、レビュー評価もたいして高くないけど、つまんなかったら途中でやめよう、と思いつつ消極的に見始めたら、超意外にもツボりました。たぶんコロナ下で暇つぶしに見た映画の中では一二の面白さだったかも。
下でレビューされてる
>何が起こるわけでもなく、どこの学校でもあるような話。
>高校時代は確かにこんな感じだった、と懐かしめるけど、それだけ
まさにソレでした。この方のセンスすごい。2行で全部語ってる。
で、その方は3.5だけど私は5。
こういう評価の違いってホント面白いですね。
やたら泣いたり叫んだりとか、韓国を扱うと不必要に持ち上げたり、といった、日本映画の苦手なところがなくて、ホント、ああ、こういう感じだよな、って。
主役級のひとりというだけな韓国の女優さんが、トップクレジットで主演扱いされてるけど、これは当時の韓流好きを騙すためかそういう打ち出しにして制作費を集めるためか・・・・とかちょっと思っちゃいましたけど。でも彼女も含めて、決してキレイキレイに描かなかったのがとてもよかったです。
人間関係とかにも全然結論出さないし、ドラマつくらないし、そういうホント「だから何?」的な、全然劇的じゃない、とはいえ別になにか制作者が大声で主張する感じでもない演出ぶり、そしてその中で、短時間に喜怒哀楽が入れ替わる10代のなんかヒリヒリする感じが自分にはよかったです。
最後、なんでこんなに盛り上がるの?ってところだけ、ちょっとなぁだったけど(後輩バンドへの観客の反応こそがリアル)、まあそこは映画よりも曲を楽しむことで割り切りました。つなぎで歌う歌が「風来坊」で、あとでクレジット見たらお母さんが「りりぃ」だったり、これはちょっとそういう世代には嬉しい。
超マイナーなたとえだけど、「ライナウ」のMVの、瑛人版じゃなくて明治版が好きな人は、ぜったい面白いと思います。
見たこともないような マイクロフォンの握り方で、聞いた事もないような 歌い方するよ。 ダレるところもあるが、それも魅力のうちか…?
軽音楽部の女子高生3人と韓国からの留学生が、力を合わせて文化祭ライブを成功させようとする青春音楽劇。
監督/脚本は『リアリズムの宿』の山下敦弘。
主人公である韓国からの留学生、ソンを演じるのは『ほえる犬は噛まない』『復讐者に憐みを』のペ・ドゥナ。
ソンに告白する男子生徒、槙原裕作を演じるのは『アカルイミライ』『男たちの大和』の松山ケンイチ。
ギター担当・恵の夢の中に出てくる人物、ピエールさんを演じるのは『RED SHADOW 赤影』『ローレライ』のピエール瀧。
軽音学部の部長、阿部友次を演じるのは『パッチギ!』やテレビドラマ『ごくせん 第2シーズン』の小出恵介。
この映画で扱われるのはロック。しかもあのザ・ブルーハーツ!説明不要の激アツバンド。全ての迷える若者への道標ともいえる偉大な存在である。
1995年に解散してしまったが、中心メンバーである甲本ヒロト(vo.)と真島昌利(g.)は現在「ザ・クロマニヨンズ」として活動している。ブルーハーツが神格化されすぎているせいで影が薄いが、クロマニヨンズもとっても良いバンドですよ。今でもすごい熱気で、ライブだと普通に人が倒れて搬送されたりしちゃいます。そんなカオスな空間を味わう為にも、みんな映画館だけじゃなくライブハウスにも足を運ぼう!!ロッケンロー!🎸🎶🎶
ちょっと脱線してしまった^^;
とにかく、本作はブルハというホットな題材を扱っていながら、その体温はなんとも低い。登場人物が大声で自己主張したり、大粒の涙を流したり、愛の告白をしたり…。青春映画でありがちな、こういった過剰な演出は完全に排除されており、恋愛や友情も非常に淡白に描かれている。
この様なオブビートな演出がえも言われぬリアリティを醸し出しており、「あぁ、高校の文化祭ってこんな温度感だったよなぁ…」と心地良いノスタルジアが込み上げてくる。
映画はクールだが主演の4人は非常にホット!みんな可愛いんだ、コレが!😍
軽音楽部のメンツはスクールカースト上位の女子の感じが上手ーく描かれている。前田亜季の存在感とかすごくリアル。ああいう感じのイケてる女子って居たよな〜。今もイケてるのかな?
特に香椎由宇のルックにはやられた!スタイル良すぎ!綺麗すぎ!あの時リアルに10代だったというのが恐ろしい…。そりゃオダギリジョーも惚れますわ。
パンクバンド映画なのに静的、というユニークな映画なのだが、そういう作風のためやはりダレる場面はある。特に後半の展開は尺が余ったのかと思うほどのダラダラ感というかグダグタ感というか…。
とはいえ、高校生の日常ってそういうダラダラが付き纏うものである訳だし、そこが上手く再現されていたという好意的な捉え方も出来るか。このダルさを受け入れられるか否かは観客次第ってところですかね。
だらっとした日常の中の、モヤッとした感情。その様な言葉にし難いものをブルーハーツの演奏にぶつける。このラストシーンはとても感動的。
ただ、個人の好みで物を言わせてもらうと、クライマックスはもっとバーンと盛り上げて欲しかった。”爆発寸前の火薬のような”パッションが観たい。せっかくのブルーハーツなんだからさ!!
もっと熱い物語を見せてくれっ!ロッケンロー!!という気持ちがないではないが、超上質な青春映画であることは間違いない。一度は観るべき名作だと思います!
いや、しかし、ラストのライブシーンはフェティシズム丸出しだったね。制服×ずぶ濡れ×生足…💕
※ 顧問を演じた甲本雅裕は甲本ヒロトの実弟である。彼がパーランマウムの演奏を嬉しそうに観ているシーンが、この映画で一番の感動ポイントだったりする😭
愛おしくてかわいい映画!
いやー、良かった。可愛い可愛い愛おしい映画だった!
なんとも分かりやすく、あらすじ通りで期待を裏切るような展開は何一つ起きないけれど、
出ている人が全員かわいらしくて愛おしい!
青春映画とはまさにコレといった作品でした。
やー、まず、キャスティングが最高!
他の子より抜きんでて大人びてて、外の世界をしっていそうだけど気が短くてすぐ怒るちょっと扱いずらい女子高生を香椎由宇!
いやー、最近特に何も思うことなかったけど、改めてまぁ美少女。というか色気が半端ない。
たぶんこのころ19歳くらいかな?と思うんだけど、こんな子学年に一人いたなーって思った。
なんか信じられないくらい大人っぽくって、やっぱり元カレとかも先輩だったりとかしてさ。だけど結局コドモなんだよねみたいな子。
そして、ぺ・ドゥナ。このころ25歳くらいだったとか信じらへんくらいまじ高校生。
てゆうかまじ留学生。日本語おぼつかなくて、純粋で、困ると韓国語になってしまって、もう可愛いったらあらしない。
恵が適当に「次あの道通った人がボーカルでいいじゃん」的なことを言って、ソンは適当にボーカルに選ばれちゃうんだけど、初めて聞いたブルーハーツの曲に涙しちゃってそこから一生懸命練習する姿とか、なんかもういとおしい~。
恵はさ、適当にソンさんを選んだだけなのに、ソンちゃん頑張って、ほんで恵に「わたし、頑張ってもいい?」とか聞いちゃうの。。ううう。苦しいほど愛おしい!そんな人間になりたい!
関根詩織さんはベーシストですからそらもう様になってますし、そして無口という設定がぴったりで何より可愛いし、前田亜季さんはなんつうかこう、中途半端な感じがいかにもどっかの高校に居そうで素晴らしい。
そしてそしてブルーハーツ好きには何よりニクいキャスティングは、軽音部の顧問の先生。
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甲本雅裕ですよ!
キャスティングした人もニクイし、引き受けたご本人もかっちょよすぎる。
粋な奴すぐる!
そしてね、ソンちゃんに恋するマッキーっていう男の子役に松山ケンイチが!
一生懸命韓国語勉強して「サランヘヨ」とかいうのに、あっさり振られるんだけど、このころの松山ケンイチ超絶かわいい。
的な感じでチラっと恋の要素も入っているんだけども、そんなの関係なくすごく胸が熱くなって、ぎゅーっとなる映画。
わたしの高校時代は10年くらい前で、なんか、無性にあの頃に戻りたいとか思ってしまった。
そして、あのころをもっと、もっと、ずっと、ちゃんと、大切にすればよかったと思った。
誰だってわかってるけど人生は一回しかない。
誰だってわかってるのに人は人生を大切にできない。
今日という日は二度と来ないとみんな口をそろえるけれど、それを本当に分かっている人は少ない。
すごくすごくさわやかな青春映画。
子供が見たら、きっと憧れる。あんな高校生になりたいと。
そして大人が見たら、きゅっと胸が切なくなる。
ペ・ドゥナの歌声もすごく素敵だったし(片言な日本語の歌詞が逆にすごく魅力的!)、時間稼ぎのために歌う、湯川潮音さんや山崎優子さんの歌声も心に響く素晴らしい歌声だったし、音楽的にも素晴らしい映画だと思います。
エンディングテーマは終わらない歌。
最高でしょう!
なんかあれかなー、ウォーターボーイズとかスウィングガールズとかそういうのに通じるものがあるのかもしれない。個人的にはバンド好きなのでこれが一番ぐーっときましたね!
誰も不幸にならない幸せすかっと映画です!
2時間弱、楽しく見れる感じの作品だと思います!
あ、ただね、好きな人に告る予定だった響子が「言えなかった」といったときに微笑む香椎由宇の表情はやばかったです。うぉーってなる感じなんでみてください。すてき演技賞です。
やーなんかこれぞ映画というか、二時間をうまく、そして決してなんかのドラマのスペシャル二時間版みたいな感じじゃなく、さわやかにきれいにまとめてくれた映画な感じがします。
道を進んだら青空!若いうちになんでもやっとけ!
若い力は止めらんねー!止まった時にとまりゃあいいっしょ!
みたいな映画でした。
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