リンダ リンダ リンダのレビュー・感想・評価
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「アンニョンハセヨ😅」 「はい、こんにちわ😟」
彼女たちの姿が眩しいのはなぜか
全てが今だ!
素晴らしかった
前に見ていた気がしていたが初めてだ。女子高校生が軽音部でブルーハーツのコピーを文化祭で演奏する。一瞬が永遠であるかのような輝かしい青春の数日が描かれる。文化祭が3日もあって、しかも大学生のように売店を出すなど皆非常に熱心だし、彼らの高校には留学生がいる。相当高い偏差値の高校だ。
一方、オレ自身の高校と言えば田んぼの真ん中のヤンキーが高校で文化祭は1日でやる気ある者などいない。ビデオ上映会をしてなんとかやり過ごしたものだ。これが何を物語るのかと言えば、文化祭への取り組み方であるだけではなく、ありとあらゆる局面で質が高い高校ではない高校時代を過ごし、人生の黒歴史として思い出したくもない記憶となる。勉強や部活、その他活動、レベルの高い同級生に囲まれて過ごして、そのまま立派な大学に進学して、電通やソニー、講談社、朝日新聞、テレビ局や省庁などに就職する人たちだ。そんな人たちが日本を動かし、オレらみたいな者は地面にうごめいている虫くらいにしか思われないことだろう。当然だ、オレらはだらしなく生活しているからこの体たらくなのだ。
香椎由宇はカリカリしていて嫌だと思っていたら元カレの前では可愛くなる。ペ・ドゥナがとんでもなく素敵だ。ブルーハーツを聴いて涙する。香椎由宇のギターが練習中ずっと生音で、本番もそれで行くのかと思ったらちゃんと歪んだ音になっていてかっこいい。
まだスマホのない時代で今よりのんびりしている。
「名曲を歌う」
色褪せない青春
あの頃僕はベースボールベアー
映画自体がバンドのような映画
何かしらのコンペティションに出るわけでもなく、プロを目指してるわけでもない。文化祭の為だけど出場しないという選択肢も余裕であった。舞台は下北沢とかじゃなくて地方。そしてボーイズではなくてガールズバンドなのでモテるためにやるというモチベもない。だから、観ている人は何かしらの結果や成果を期待するのてばなくて、画面で今起きている事に集中できる。
生徒会か何かの、文化祭の撮影の冒頭から、それがメタ視点に切り替わって本当の冒頭、横移動するカメラの長回しで女子高生(山田)が廊下を走るのを追う。
その途中途中で通り過ぎる教室の中の誰かと話す中「短気っていうか気が短いっていうか」みたいな台詞が聞こえて、クスッと笑ってしまう。劇中所々山下監督の上品なユーモアが、山下作品おなじみのW山本や、甲本雅裕、三浦誠己、ペドゥナという素晴らしい俳優のレベルの高い演技によって表現されているので、かなりの安心感がありバンドで例えたらドラムやベースのよな役割をしていたと思います。その上での前田亜希や関根史織や他の素人っぽい演技はマイナスに働くどころか妙なリアリティを感じよかったです。
もし突き指してなかったら、もし気の強い二人の片方が空気を読むタイプだったら、もしジッタリンジンのケースにブルーハーツを入れるテキトーなやつが居なかったら、もしソンちゃんが最初にあそこに現れなかったら、奇跡のような時間は生まれていなかったかもしれません。
バンドを、誰かの為や自分の利益の為にやっているわけではなく、強いて言えば音楽の力。だから夜の部室で集まっても一人ギターしたり、ケータイいじったり、耳ほじったりしてる。そんな安心な空間でソンチャンは何を感じたのか、一人部室を出て誰もいない学校敷地内を(おそらく秋の涼しい空気を感じながら)歩き一人言、一人芝居をしながら歩く。私はココで涙が溢れてきました。この後の部室での演奏を含めあのシークエンスがあればもう最後のシーンは蛇足だと思ったくらい素晴らしいと思いました。
20年ぶりに観て同じかそれ以上に良かったです。
転職した職場の人間関係が最悪だけどリンダリンダリンダは最高だ!
転職した職場の人間関係が面白い程に最悪で、女ばかりだと面倒くさいね〜(°▽°)って、逆にもう笑っちゃうんだけど、結構しんどいw
(気付いたらYouTubeで耳かき動画を見る事にハマった。。病んでるw)
私は女子特有の群れたりは好きじゃないので、どこにも属さない一匹狼として、常にフラットな心持ちで、仕事だけ一生懸命にやります。ひたすらに。。
(つか、仕事しに来てんだからよぉ。
最低限「報・連・相」は各々して欲しい。
私今、中島田パイセンみたいな立ち位置でw
いや、全然違うかっ!
仲が悪い?オンナに挟まれて疲労困憊。
2人共私の案件じゃないのに聞きにくる。
当事者同士で話せってばorz
私を通して伝言ゲームしないでorz
上司もアホゥだし。。
って失礼しましたm(__)m
そんな、頑張っている?私へのご褒美か?
大好きな「リンダリンダリンダ」が4Kリマスターで上映している!
嬉しい!よ〜やっと行けた♪
これさ、バンドを組んだ4人の女子高生がさ、文化祭でブルーハーツを演る為に練習するってだけの映画なの。
それなのにこんなにも奇跡の一本になっている事に感動しちゃうの!
ずっと観ていたい。
カタルシス ガ ハンパ ナイ!!
演者も山下監督も最高ってこと!!
撮影当時の若い山下監督の感性が素晴らしい。
これ以降の山下監督の作品は全て観ていますが、もうちゃんと山下味がするのよね。
感激しちゃうわ。
響子が言えなかった「好きです」を、私が、
監督に、言っちゃうわ。
勿論若々しい4人も素晴らしい。
私、この頃の香椎由宇ちゃん好きだったんですよね〜
美少女でしたね〜
クールなケイ、ぴったりはまり役でした。
今はジョーの奥さんですもんね〜
時が経つのは早いですね。。
次作はそのジョーさんの問題作?!に出演だそうですよ。
深っちゃん!池松君!天音ちゃん!
華ちゃん!も出るし楽しみですね♪
たぶん意味不明だと思いますがw
そして本作で日本でも知名度を高めた
ペ・ドゥナちゃん。
彼女が抜群に良いのです!!
この頃の彼女を抜擢した山下監督の臭覚は
おそろしいです。
ソンちゃんのソン在無くして本作は成立しませんでした。
ドラムの響子を演じたのは前田亜季ちゃん。
この頃はアイドルさん(チャイドルかw)だったから、響子の見せ場もちゃんと用意されていて、お得な役でしたね。
冒頭の"ケイ"を探して廊下を歩くシーン
(長回し)からもう大好き!
ベースの望を演じたのは、映画出演は今の所コレが最初で最後になっている?実際もバンドマンの関根史織ちゃん。
兄弟多いのに無口な望という役がピッタリ。
地味だけどかなり好きです♪
この4人の化学反応が凄まじい。
今観るとあの頃の時代感も懐かしみが深くて加点加点!
音楽がスマパンのイハ♡って所も加点加点!
響子の部屋や部室に貼ってあるアーティストの切り抜きなんかもサイコー♪
嬉しい甲本さん!松ケン、小出君、瀧!!w
りりぃさんは棒でも、出ている事に意味がある!
皆んな若い。
伝説の!
あのビックバンドも出ています?!?(^。^)b
派手な映画じゃないんだけどこの吸引力はすごいです。
ずっと観ていたい。
カタルシス ガ ハンパ ナイ!!
こ〜ゆう映画がもっと観たい!
今って製作費が出ないから大変なんでしょ?
だけどさ、こ〜ゆう風に、予算がなくても傑作が作り出せるって、もう20年前にコレでやられちゃってるんだから。
証明されちゃってるんだから。
邦画製作陣には是非とも頑張っていただきたいですm(__)m
大好きな映画!
皆んな早く観に行って!!
最後に。。
ブルーハーツは永遠だ!最高だ!!
中島田パイセンもサイコーだ♪
(ユニコーンもサイコーだ)
青春の名残りを満喫
ちょうど20 年前、2005年の作品。
20 年前にも映画館で観たのですが、その後、韓流ブームもあって韓国俳優さんたちの日本作品での活躍も増えているが、この映画はその先駆けのような作品。
ブルーハーツの名曲に乗せて、高校の文化祭、友情、初恋、言葉の通じない留学生との微妙な距離感…こういった誰もが心に抱き続ける甘酸っぱい感情を、上手く映像化した作品、と思ってました。
20 年の時を経て、自分も成長して(年をとって)、改めて見てみたら、この作品のもう一つのテーマは「人と人とのコミュニケーション(またはディスコミュニケーション)」なんだなと感じました。
そして、それを皆に教えてくれるのは、日本語があまり話せない韓国人留学生のソンさん。
これはなかなか深い脚本だったんだなと、改めて気づきました。この役に、ペ・ドゥナを配役したことが、この映画の大きな成功要因であることは間違いないなと思います。
また、何年かたったら観てみたいです。
ゼロ年代青春映画の大傑作
まさか20年を経てまたしても大スクリーンで見られる機会があるとは思わなかった。そして20年たってもまだ泣けるとは自分でも信じられなかった。
この作品の近年には「フラガール」(2006年)や「おくりびと」(2008年)といった年度代表作が連なっており、それぞれ最後は大きな感動を我々にもたらしてきた。当時も既にいいトシをした大人だった僕の目にも涙が浮かんだ。なぜ泣けたのか? それぞれ説明ができる理由がスクリーンにはあった。役の上での生い立ち、置かれた境遇、近隣や友人との関係性と主人公たちのたゆまぬ努力。そしてラストの胸高まる演出。いくら実話を元にしたものとはいえ、所詮は映画。作りごとで泣く方がどうかしている、と考えてはいても結局は泣いた。オレの負け。結局この時代にはそういう映画が流行っていたのだろう。
ところが、この「リンダリンダリンダ」はそのテを使っていない。元来が泣かせる目的で作られた映画ではないだろう。なのにラストの迫りくる感動はちょっと説明が困る。山下監督の演出も、向井脚本も、説明をしなくてはならない箇所をすべてすっ飛ばしてしまっている。バンドメンバーが一人欠けた、それでも演奏はする、新メンバーを選ぶ、新たな楽器を担当する、そして本番に遅刻をする。こちらが予想するマクガフィン(動機付け)も係り結びもなく、逆に不要とも思える松ケンの告白シーンやカラオケ屋受付でのクスグリがあったり、相当に感覚的な作劇となってしまっている。若い脚本家が陥りやすい作劇であり、恐らく脚本講座などでは落第モノの厳しい評価を受けるのではなかろうか?。
それでも観客としては、結局4人の推進力となったのは恵(香椎由宇)と凛子(三村恭代)の仲たがいであろう…と思う。それすらも最終盤で凛子が出番を前にした恵にかけた一言で「あれ?あんたたち仲悪かったんじゃなかったのかい?」と肩透かしを食う。え?じゃ、何のためにやってたんだよ?…と、こんな展開の繰り返しで最後のステージ。それまでの練習から言って大スベリになると思ったらアレである。サビなんかはあっという間に体育館全体を揺さぶるほどの大盛り上がりを見せ、同時にそれでも後ろはスカスカという本編ラストカット(笑)。どこまでも「こうあってほしい」というこちらの期待を裏切り続けたまま終わる。
ほぼ唯一ベタと思われる映画的演出は激しい夕立に濡れた体育館の屋外、雨が小降りになっていく。雨は何かを洗い流してくれて、やがて日も射す。あの雨は何を流してくれたのだろうか。
山下敦弘監督自身も語った通り、これは「奇跡の映画」としか説明ができない。たった3日間の奇跡の物語。僕自身はゼロ年代の「裏ベスト」とすら思っていた。この際だから「表のベストテン」にねじ込んでもいいような気もしてきた(笑)。もう一度見に行こうかな?
心地良いひととき
すばらしい日々
前情報無しで鑑賞するのが最近マイブームです。
冒頭で「2004年」という台詞があり、一昔前に主流だったガラケーやブラウン管テレビなど、リアルに当時を再現しているなあと思っていたのですが、2005年公開された映画の4Kリバイバルでした。
観賞後に購入した2025年新発売のパンフレットは、当然ながら書いてあることが新しくて良かったです。読んでいたら泣けてきて映画の評価が上がりました。
劇中で弾き語りをする「すばらしい日々」(ユニコーン)が、未来に上映することを暗示していたかのように感じました。
ラストの盛り上がりかたはベタですが、子ども達(生徒)が先生や保護者など大人に頼らずに自分たちだけで、やり遂げたという経験はなかなか出来るものではありません。
今、私の身近に高校生ガールズバンドがいます(バンド名 : BLUE SPRiNGS 「インスタもやってるのでフォローお願いします」みたいな感じです)。
青春って良いですね。
男子、いや女子も、三日会わざれば刮目して見よ
ペ・ドゥナの圧倒的存在感
懐かしい高校時代
4Kリバイバル上映で本作を初めて鑑賞。
高評価を信じて観に行って大正解でした。
20年前の映画ですが色褪せない魅力に満ちた良作です。
この映画の中の出来事は、いつの時代もどの高校でも似たようなことがありそうで、自分自身の懐かしい高校時代を思い出しました。
夜の屋上でお菓子をつまんでジュースを飲みながら語り合う友達4人組、若い時のささやかな出来事が、やがて忘れられない思い出になるというようなセリフがありましたが、まさにその通り、と共感。自分の思い出も少し蘇り、このシーンで涙ぐんでしまいました。
時代を感じさせるのは、高校3年生の先輩がアルコールらしきものを飲んでいたような描写でした。「これ酒ですか?」「うん」というセリフに少しギクッとしましたが、クレームが来ても実は冗談だったという事にすればギリ、セーフかも?
(今なら脚本段階で完全に削除されるでしょうけど)
私が学生の頃に初めて観た時は、何が起こるでもない日常がだらっと描か...
私が学生の頃に初めて観た時は、何が起こるでもない日常がだらっと描かれてる感じがしてこの面白さが当時はいまいち分かっていなかったけど、
大人になって観たら、当たり前と思ってたなんでもない時間こそが眩しくて尊いんだということを突きつけられた…良かった…
私も主人公たちとほぼ同世代なので、ガラケーとかMD見ただけで学生時代の記憶がブワッと蘇ってきたし、
私も学生時代に友達にバンド誘われて文化祭出たけれど、ライブの一瞬よりもその前に「なんの曲やる?」「バンド名何にする?」とかダラダラ話したり集まって練習した時間の方が記憶に残ってて、その青春全てが映画になっていた。
無駄に思えるような時間も全てたまらなく愛おしい。
映画館で観られて良かった。
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