「これぞガールズ青春譚!」リンダ リンダ リンダ ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞガールズ青春譚!
4人のガールズたちが文化祭で「リンダリンダ」を演奏するに至るまでの青春譚。
実にリアルな高校生を演じているぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織の
みずみずしい演技が秀逸。
高校生らしい青春エピソード、恋愛やら仲間とのすれ違いやら、
バンド仲間における一体感に至るまでの紆余曲折やら、どれもこれもリアルというか
ありそうな感じなのが実に良い。
そして4人の髪型なんかも当時は流行っていたよな〜と懐かしく感じたし、
彼女たちの独特のゆるさ(会話がなかったり、間が長かったり)も当時の空気感をよく表現していると思う。
特にぺ・ドゥナ、私は今まで認識していない俳優だったのだが、実に素晴らしかった。
目力というか、目の演技がすごい。
今もなお一線で活躍していると知って、うれしかった。
やっぱりラストの演奏シーンは感無量。
ここに至るまでの約2時間なわけだから、カタルシスが半端ない。
本作を観て少しばかり気持ちが若返った自分がいた。
コメントする
