「以外と最近の映画だと知ってびっくり」グッバイ、レーニン! ツン子さんの映画レビュー(感想・評価)
以外と最近の映画だと知ってびっくり
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テイストや題材のアレンジの仕方がすごく古い感じのものだったから1980年くらいに作られた映画かな?と思って観てしまっていたけど、2004年の映画なのか。びっくり。
結局母親がどの程度真実を知っていたのか、観客には最後まで明かされない。病院の看護婦などから聞いている可能性もあるかとは思う。個人的には大体のことん知ってて、それでも言わなかったんじゃないかなと。
母のために作り出した国家が、いつしか自分の理想になっていく。他国と対立してるなかで、自分たちが描く勝利というものがなんなのか、私には全く想像がつかない。
父親が亡命した理由を知った息子の複雑な感情。それは、母が東側に全て心酔していたわけではなく、東側の主義に心酔していたわけではなく、息子や娘を手放したくなかったという事実を認めると、これまで自分が行ったeffortが消え去るからなのか。ただ、自分たちを置いて亡命したと思った父が、仕方がなかったからなのか。
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