劇場公開日 2005年11月12日

「【美しきイ・ヨンエが演じる”クムジャさん”の”チャングム”とのギャップが凄き作品。イ・ヨンエさんと言えば、「チャングム」じゃなかったのかい!。美しき人の壮絶な復讐物語である。】」親切なクムジャさん NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【美しきイ・ヨンエが演じる”クムジャさん”の”チャングム”とのギャップが凄き作品。イ・ヨンエさんと言えば、「チャングム」じゃなかったのかい!。美しき人の壮絶な復讐物語である。】

2023年10月11日
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鑑賞方法:VOD

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■ある男に娘を人質に取られたイ・クムジャ(イ・ヨンエ)は、誘拐殺人犯の身代わりとして13年を刑務所で過ごす。
 優しく美しい彼女は「親切なクムジャさん」と慕われていたが、全ては復讐のためだった。
 やがて刑期を終えたクムジャは、仲間の協力を得て男、ペク先生(チェ・ミンシク)を拉致する。

◆感想

・いつも通り、パク・チャヌク監督作品は、とっつきにくい。
― 分かり易いのは初期の「JSA」だろう。-

・だが、パク・チャヌク監督作品は近作の「別れる決心」を含め、キチンと見ないと分かりにくいが、今作は可なり分かり易い。

・イ・ヨンエ演じるクムジャさんは、誘拐した子殺しとして長年獄に繋がれるのであるが、真犯人は別にいた。
ー この辺りの描き方が粗いので、評価は低いのであろう。-

<イ・ヨンエさんと言えば、小学生時代に観ていた「チャングムの誓い」である。子供心ながらに、こんなに美しい人がいるんだ!と思った事を思いだす。
 だが、今作でのイ・ヨンエさんは非情なる人である。吃驚である。
 けれど、彼女の復讐する姿は、美しく、且つ非情なるのである。>

NOBU