劇場公開日 2006年8月26日

「王道の逆転劇にちょっと倒錯した登場人物というスパイス追加」キンキーブーツ(2005) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0王道の逆転劇にちょっと倒錯した登場人物というスパイス追加

2013年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 65
音楽: 80

 キンキーとは異常なとか倒錯したとかといった意味。そのとおりに女装の大男のためのブーツを作る話である。

 その女装の大男の登場以外では工場の作業場やらしけた事務所やらでけっこう地味な映像だが、物語は王道。苦境に陥ったビジネスに苦悩しそれを立て直すために奮闘する姿が女装男と共に面白おかしく描かれる。
 あまり日本では馴染みのない俳優たちたが、女装の男サイモンを演じるキウェテル・イジョフォーは存在感がある。イギリスではかなり評価されている俳優のようだ。音楽も面白い。

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Cape God