劇場公開日 2006年8月26日

「冒頭、黒人少女が赤い靴を履いて踊る」キンキーブーツ(2005) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0冒頭、黒人少女が赤い靴を履いて踊る

2019年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 バカ息子!!女じゃなかったのか・・・なんだかとても印象に残るオープニング。靴工場が舞台といえば『ジュマンジ』とか『エリザベスタウン』とかしか知らない・・・「結婚は一足の靴」などという父親の名言もあった。

 大人になったローラはハスキーボイスでジャズやポップスを歌う。これがまた似合っていて、踊りはともかく迫力がある。
 ブーツ作りは腕相撲など男女の偏見によるすったもんだがあって、なんとかミラノで発表するまでこぎつけた。しかし、ちょっとしたことでチャーリーとローラがケンカ。今までビジネスパートナーとしてやってきたのに、なんだったんだろ・・・ミラノのステージに彼女が来ない。まぁ、お決まりのベタな終盤ではあるけど、その後が良かった。ローラの言葉「工場は建物ではなく、人で成り立っている」。こんな社長の下だったらしっかり従業員もついていくはず。

 恋愛部分はおまけといった感じで、これも好感が持てる。ビジネス上の恋愛・・・ローラに対する熱き想いさえあればいいんですよね。

kossy