「たそがれ清兵衛にくらべ、評価が低いのが残念な作品。」隠し剣 鬼の爪 Mas Kudさんの映画レビュー(感想・評価)
たそがれ清兵衛にくらべ、評価が低いのが残念な作品。
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2度目の鑑賞
舞台は(たそがれ清兵衛と同じ?)東北地方の(架空の)海坂藩
主人公・片桐宗蔵(永瀬正敏)は海坂藩の下級武士
海坂藩でも近代的な兵器と兵法の導入が始まった
ある日、同じ師のもとで剣を学んだ友人の狭間弥市郎が倒幕の罪で牢に入れられる
というストーリー
投獄された狭間が脱獄し、人質を取って立てこもる
宗蔵は藩から狭間を切るように命じられる
基本的な物語は、たそがれ清兵衛と似ているのだが
今作では、斬るように命じられた罪人が、つて同じ師のもとで剣を学んだ兄弟弟子という設定
これは、観て居るこちらもつらい命令だ
本題とはちょっと外れるのだが
自分は、この作品のラストが好きだ
侍の身分を返上し、蝦夷を目指す宗蔵は、実家に帰った女中のきえ(松たか子)を訪ねる
自分の妻となり、一緒に蝦夷へ行くことを願う宗蔵に戸惑うきえ
きえ 「これは、旦那様のご命令でがんすか?」
宗蔵 「んだ。俺の命令だ!」
きえ 「ご命令だば、しかたありません」
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