イン・ハー・シューズのレビュー・感想・評価
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DVDゲットシリーズ。たぶん200円だった(笑) 対象的な姉妹の物...
DVDゲットシリーズ。たぶん200円だった(笑)
対象的な姉妹の物語。2人はやっぱり仲が良かったって話なのだが、そんなに仲良さげには見えない(笑)
キャメロンがやっぱりキュート🩷セクシー。祖母役のシャーリー・マクレーンが物語を締めてくれています。
深くて温かいヒューマンドラマ
見た目も中身もまるで違うタイプの姉妹。
お互い理解できないが故に離ればなれとなってしまうが、祖母との再会が歯車を噛み合わせていくヒューマンドラマ。
どれだけ嫌気が差して喧嘩しても、やはり血の繋がった姉妹。
人の優しさと1つの靴に温められる作品。
キャメロン・ディアス演じるダメ妹が人生経験豊富な人たちに出逢い、少しずつ変わっていく過程が良い。
一言一句の言葉に深みがあり、見ているこちら側も色々と考えさせられてしまう。
自分を見つめ直す、相手を理解し想う事の大切さを学ぶ良い映画でした。
予想を超えてこない
奔放というにはいささかおつむの弱い妹と
教養はあれど卑屈な姉。
その対比がありつつも双方の自己確立を
描いた作品。
とはいえ、女優達の抱かれてるイメージそのままの配役で
成長物語ではあっても
まあ、そう落ち着くよね、な着地。
さほど落ち着きも感動もあまりなかった。
好きな映画
人間関係を描いた秀逸な映画。
勉強に難があり(障害かも)、就職が長続きせず、居場所がない妹
妹とは違い優秀で、妹の就活を手伝おうとするけど、やっとつかんだ新しい恋を寝取られ、追い出す姉
たぶん家族のこれまでのいざこざを全部知ってて率直なアドバイスをくれる親友。
こういう存在が一人いれば、人生はどれだけ救われるのだろうと思う。
彼女のようには全て打ち明けられず、傷つけてしまったのに、離れていかない夫と結ばれるなんて、
なんてすてきな人生!うらやましい!
突然現れたダメ孫を甘やかさず向き合う祖母
娘が大切なのに、今そばにいる新しい妻に強く言えず、娘を助けられない父親
それぞれの描き方がとても良く、素敵な映画でした。
見逃してたよ。ちょい涙。
弁護士で堅物の姉、自由奔放で無責任な妹。
姉妹でも分かり合えない者なのだな、ってかこんな妹絶対やだわ。
と姉目線で最初は見てました。
姉に追い出されて、ずっと会ってなかった祖母を訪ねにいく妹。
その仕事を手伝う途中で、出会った老人。
出会いが妹の心を癒し、変えていく。
きっかけがなかったんだね、今まで。
姉と姉妹三人揃ってから、ぐっと引き込まれました。
「娘(母)を失った悲しみ」の思い出。
それぞれの記憶を、修正する箇所。
思いやる気持ち・行動。言葉にしないとわからないね。
コメディチックなのかなと思ったら。
結構しっとりした、家族愛も。
いろんな靴や、元気な女性達のガールズパワー満載でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「私の妹、(そして)私の親友」
性格も生き方も全く正反対のローズとマギー。 2人とも自分にぴたりと...
性格も生き方も全く正反対のローズとマギー。
2人とも自分にぴたりと合う靴を求めて葛藤し模索する。そうして姉妹が理解し合い、成長していくお話。喧嘩してもお互いに思いやっている姉妹がよかった。
作中に出てくるローズのかわいい靴たちやマギーのファッションも観ていて楽しい。
自由奔放なマギーはキャメロンぽくて可愛かった。
とても、わかる
人生メチャクチャにされて、誰よりも鬱陶しいのに、それでも「彼女がいないと私は人生を見失う」。
そんな妹に心当たりがあるだけに、入り込んでしまった。
ものすっごい癇に障ることも多いのに、気がつけば、お互いの穴を埋めあってる。
そんな、リアルな姉妹映画。
主演二人の演技も良かったし、それぞれのキャラクターに現実感があったのが高ポイント。
姉妹のドラマを起点に、驚くべき深みを描く名作。
キャメロン・ディアスが出ているからライトな作品と思われてしまうかもしれないが、監督は、それほど多くの作品を監督してはいないものの「L.A.コンフィデンシャル」や「8 mile」といった最高クラスの名作を生み出す力量を持つカーティス・ハンソン。姉役には「シックス・センス」で霊感を持つ少年の母親を見事に演じて称賛されたトニ・コレット。姉妹のドラマを軸にしながらも、まさかのシャーリー・マクレーンまで登場させて“家族”や“老い”といったテーマを織り込み、はたまたさりげなく“失うこと”や“死”といったテーマまで匂わせる。ライトなドラマの体裁を持ちながら、ディテールにこだわって描かれた驚くべき深みを持った上質なドラマ作品だ。おそらくは女性の皆さんに支持されている作品と思うが、男の私が観てもクライマックスにはいつも涙で画面が滲む。
良質の家族劇
弁護士の姉と自由気ままに職を転々とするおバカな妹の、それぞれの成長を描く脚本の巧みさ。ひとつの家族像の理想と思わせるアメリカ映画の価値観の自由さ。キャメロン・ディアスのノー天気な性格表現が自然でよく、彼女の魅力で作品全体を柔らかくしている。シャーリー・マクレーンの祖母の存在が程よい距離感で描かれ、流れがなめらか。ユーモアとシリアスのバランスも良く、これは良質の家族劇。
帰りにハーゲン○ッツのアイスクリームを食べたくなったのですが、安売りのアイスクリームを選んじゃいました・・・
老人ホーム内に弁護士のグループができるほど、アメリカでは弁護士が多いんだなぁ~とつくづく思う。アメリカの弁護士数は80万以上。日本のニート人口もそのくらいだ・・・
マギー(キャメロン・ディアス)は厳密にいえばニートではない。働く意志はあるものの、就職しても長続きしないフリーターといったところだろうか。日本での統計では2005年に85万人を超えたと報道されるほど急増しているのであるが、彼らの一人一人に「働く意志はあるか?」と質問しているのではないだろうから、この数字もアテにはならない。フリーターや失業者も数字に含めてしまう乱暴な人も多いからだ。
一方、ローズ(トニー・コレット)は弁護士。日本では1万6千人しかいない最高学府卒のエリートといったイメージだけど、アメリカでは約200人に一人が弁護士なのです。石を投げれば弁護士に当たるくらいに多い職業。こう考えると、日本でも石を投げればニートに当たるかと思いがちですが、全く当たらなかったりします。なぜかというと、一般的にニートと呼ばれる人たちはひきこもってるから・・・。
そんなこんなで、死んだと思っていたマギー&ローズ姉妹の祖母が実は生きていた!ということを突きとめたマギーが遥かマイアミまで旅するのですが、ローズは弁護士なんだからそのくらい調べられるでしょうに・・・などとつっこまないでいただきたい。意地悪な継母が邪魔をして、父親だって負い目があるから引き合わせたくなかったのです。このマイアミの老人ホームに住みついてからのキャメロン・ディアスの表情の変化は良かったですね。オバカでヨゴレな役ばかりやってきたけど、そろそろオスカー狙いにいくわよ!くらいの成長を遂げる過程が見事に表現されていました。トニー・コレットもフリーランスの犬の散歩屋さんを演ずるあたりから、生き生きとした笑顔がとても印象に残ります。
そんな二人が注目されるなか、オスカー女優としての貫禄を見せたシャーリー・マクレーンの演技が落ちついていてとてもよかった。そして、老人ホームで臥せっていた元教授のじいさん。彼とマギーのやりとりには目が潤んでしまいましたが、マギーの読書障害とともにもっと際立たせてもらいたかったですね。
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