インファナル・アフェアIII 終極無間のレビュー・感想・評価
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スパイはつらいよ
結局、1日でシリーズ3作を一気見。 満足感はあるものの、なんか最後はどうしたもんかなーと、感慨に耽る。まあ、10年も潜入してたら、どっちが本当の自分でどっちに従うべきかなんておかしくなるよな。職業によっては、家族にも誰にも明かせないこともたくさんあるけど、アメリカの作品だとなんだかんだで、家族を1番に描く(家族を救うため)ことが多い印象だが、アジア映画はやはりそこが違うよなと、家族やプライベートより職業倫理を優先するのに少し共感出来てしまうのは、ひと昔前の時代の人間なんだろうな。現代のスパイは何をモチベーションに頑張るんだろう、などとふと思ってしまった。やはりシリーズ1にはかなわないし、なんかうまく消化できないとこもあったけど、最後はきちんと完結させてくれたかなと。
1の隙間を埋めていく
2よりは、わかった。 話が前後していくけど、場面が変わる際に年号等が入っているし。 切ない。 潜入マフィアも、潜入捜査官も。 結局は同じ存在。自分自身などない。 1を見ていないとわからない、というのがちょっとどうかな。 まあ見てよかったけどね。
なかったほうが良かったやつ
2023年劇場鑑賞281本目。 一作目の後を描いた今作。リマスター版ではじめて鑑賞。最近レオンやアメリなど名作が上映されて、アメリと今作に至っては新規パンフレットまで制作されていてすごいです。アメリは当時観たのでパンフ買っただけですが。 生き残った彼の運命が描かれるのだろうとは思ってはいて、リメイク版の彼の行動や結末が嫌な感じだったので、善人であろうとする彼には期待していたのですが、もっとひどいことになっとるやん! 死ななくていい人も死ぬし、一作目で死んだ人も回想でめちゃくちゃ出番あるし、こんなんならなくても良かったかな・・・。
運命
先週一、二作目観たので、律義に三作目を鑑賞 実質一作目の続きなのだが、時制が目まぐるしく変わり、新キャラもいるので結構理解に苦しむ 坂上忍似のレオン・ライや夜蛾正道(@呪術廻戦)似のチェン・ダオミンが…(以下自粛) 医師役のケリー・チャンが劇中ある告白をするのだが、その内容がホントにドン引きするレベルで全然いい話ではないヒドイヨ~
その時代だからできた大スターの共演
今作はアンディ・ラウ演じるのラウがメインでレオン・ライ演じるヨンがどう絡んでくるのか?香港ノワール色は減り、 登場人物はスッキリして分かりやすいが、過去を解き明かす為、現在と過去を行ったり来たり。そしてラウが幻想を見るようになってますますカオスとなる。 ヤンのシーンだから過去なのか?それがラウの幻想だった。ラウは自分がヤンなのか誰なのか分からなくなってきている。ラウは催眠療法でリーに正体を言ってしまう。 自殺を図り脳に損傷があっても死なない。いや、死ねない。そして幻想を見続けてしまう事となる。本当の恐怖は死ぬことではない。死ねずに永遠に地獄を彷徨い続ける事。 ******* 今作はケリー・チャンの出演シーンが多くて良かった。2000年前後は香港音楽をすごく聞いていた。当時ネット情報も殆ど無く、輸入CDショップと自らの勘で購入していた。ケリーも大好きだったひとり。 持論では、この映画の2003年頃が香港映画・音楽の終焉近く。そして韓国映画・音楽に変わっていった。(まだK-POPなんて言葉無かったよね)
(便宜上のフルスコア)3作連続してみないとわからないかも。
今年376本目(合計1,026本目/今月(2023年11月度)8本目)。 (参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで)) どうも続き物であるようですが、大阪市で放映されているシネマートはシアター2つの映画館。なので、すべてを見る日程も一応ありますが、それはさすがに避けました。本来は3作みなきゃいけないんだろうな、とは思うのですが…。 3作目にあたる「終わり」にかけての作品であり、1作、2作の展開についてはある程度前提になっているようです(最低限の自己紹介のパートくらいはあります)。独特な固有名詞も多いものの、香港という漢字文化圏であることからある程度類推が効くといった部分も一応はあります。1作あたり120分ほどで3つ通しでみようとすれば6時間コースで、そりゃきびしいかな…といったところです(一応、1と2はnetflixなどで個別課金などすればみられるのを確認。さすがに1,2はこちらでみる予定です)。 ノワールアクションもので、3作目「だけ」だとはいえ、テーマは比較的わかりやすい部分も「一応」あり(ここは日本が漢字文化圏で漢字から情報を推測することができることによる)、これ「だけ」(あるいは、2だけとか)でも何とか楽しめるだろう、といったところです。 採点に関しては上記のように「3作みないと正確な採点ができない」という事情があるのはどうしても事実で、その意味では評価なしにはしないものの、3作目「だけ」でわかりにくい点があるのは当然の理で、また3作目「だけ」に顕著にみられた変な点も見当たらなかったので(4Kリマスター版なので映像もクリアになっています)、減点なし(ある種、減点なしと「採点なし」の中間点あたりか)にしています。
すでにもう一度観たくなる秀逸な三部作📽
切なすぎる無限地獄…… 死後の世界ではせめてラウが苦しまずに穏やかな善人になれますように🙏 三作揃ってもう一度観たいな❤ (余談) 一作目では広東語バリバリだったのに、取引相手が大陸だったからか今作では北京語モリモリだった✨
トニー・レオンさんの髭ないし、髪型違うし!
1作目の1年後に少し無理して3作目を作ったので、前作の少し前の設定なのに、トニー・レオンさんが容姿が全然違う事に違和感があります。(回想シーンには髭有りで、すぐに髭無しシーンに戻ると別人みたいです)相当無理して撮影を急いだんでしょうね。また、もう少し過去と現在の順番の編集を丁寧にして欲しかった点が残念です。
シリーズをキッチリと纏めました
いよいよシリーズ最終章です。 時系列的には一作目の続き、これまた懐かしい面々が集まりますね。 だからか、一作目に寄せた作りでした。 時系列が前後したり妄想が絡んだりして、少し複雑な構成ではあるのですが、これによって物語の深みが増してます。 それでいてセラピーとの時間が何とも可愛らしかったりと、ちゃんと緩急もついてるんですよね。ここでのトニーレオンの顔は見ものです。 ラストでは見事としか言いようが無く、シリーズをキッチリと纏めましたね 「インファナル・アフェア」三部作、とても面白かったです。
ラウの向ける銃口は救い手でもあり地獄にも誘う
2023年劇場鑑賞67本目 名作 95点 わたくしの生涯ベスト1の作品の続編の最終章。 マフィアに潜入していた元警察官が殺されて、警察内部に潜入しているヤクザのこれからも続く無限地獄を描いたストーリーで、第1作でもあった不明点として、マフィアに潜入していた元警察官がなぜどうやって警察内部の内部調査課の一室に入れたのかなと思いましたが、そのマフィアに潜入していた元警察官を射殺した潜入を始めとする他の潜入が残っていて、そいつらとの掛け合いや自分の正体とは、何者なのか、、と。 最後の死に方は今でも噛んで味がするほど印象的。 アジアのゴットファーザーと呼ばれるだけあります。 必ず後悔しません、是非この三作を堪能してほしい。 是非。
香港ノワール
2021年9月12日 映画 #インファナル・アフェア3 #終極無間 (2003年香港映画)鑑賞 三部作の完結編。ゴッドファーザーとは違ってしっかり完結していた。 この三部作は続けて見ることをオススメします。1を見たのが20年近く前なので、記憶が・・・ 死ねないことで無間地獄が完結したんだな!
3部作の3作目。
チャンの殉死の前後を行き交うので、最初は日時が表記されるけど、だんだんいつの話なのかなのか迷子になる。あ、この人が生きてるから前か、、みたいな。初見で難しいのはメメントみたいな感じ。 この作品は繰り返し見るのがいいんだろうな。 トニー・レオンの表情がとてもうまくて、魅力的。 時系列的に2→1→3と見ても面白いはず。
わからなかったな〜
最初の方はどのタイミングのことか注釈が出てたけど、途中から出てこなくなったんだか、頭に入らなかったんだか、とにかく混乱してました。 でも、カチッとわからなくても良い映画なのかもと観終わってから思った。 何故だかもう一度観る気にはならない映画。
善人になりたい
2023.11.4. ヨンのことがすっぽり頭から消えていてラウしか記憶になかったことに驚いた。私達が見せられたのは、時間軸戻し、ヤンとリー先生の繋がり、皆が死んでからのラウの妄想と願望と狂気に重なるもう一つの世界だった。連続して3作見てそれぞれが有機的に繋がっていて、ⅡもⅢも続編として作った訳でないことがよくわかった。三作ともサウンドデザインというのか音楽のタイプや使い方が異なっていたのも面白かった。二日連続で三作を映画館で見ることができて幸せです。Ⅱが最高💕でした。映画館、ありがとうございます! ......................... ラウが目を真っ赤にさせて、半分狂ったような行動をしているのは、事実であってもいいです。でも、ヤンに取り込まれて、ヤンなのか自分なのか分からなくなった妄想ラウのこのⅢ、すごく私の趣味でした。 職場の部屋に、怪しいと自分が思った人間の写真や書類が壁一面に貼られている段階で、ラウは狂ってたことがわかる。それ以前でも、狂ったようにコンタクトレンズを入れる場面には、背中がぞぞーっとして、なおかつ痺れました。 このⅢはもう一つの有り得たかもしれない別の時間と空間の世界、この映画の言葉を借りれば、無間地獄の世界という解釈もあり得るのかなあ。 最後、車椅子のラウをマリー(サムの妻)が後ろからピストルで狙う場面がいい。ラウは彼女を好きにならなかったら悪の世界に入らなかったかもしれない。でもサムの為にタイに向かう彼女を殺した彼はマリーから撃たれても仕方ないと思った、因果応報だと。車椅子の手すりに置かれた彼の右手はモールス信号を打っている。 ⅠとⅡではヤンの苦しみが、Ⅲではラウの苦しみが前面に打ち出されている。Ⅲではヤンが救済されていて笑顔も多く救われました。
虚実入り交じる展開
これまでは警察、マフィアの入り組んだ人間模様が描かれていたが、今作は時間が前後したり、妄想によって虚実入り交じる展開となっており、なかなか理解しきれない内容だった。 1作目の後付けで2作、そして今作と続いてきたが、2人は対照的だなと思った。ヤンは足を撃ち、ラウは頭を撃ち抜く。 ヤンは自分自身が警察官として、生きたんだなと救いがあった気がした。 一方、どんなに足掻いてもラウはマフィアの人間であることに変わらない、無問道をさ迷う、因果応報、救いの無いラストだなと思った。
ちょっと複雑💦
今作、映画館での鑑賞は今回が初。1日に1作品しかいつも観ないけど、今回は初めて3本。何度も観ている映画だから内容はわかっているので混乱することはないだろうと一気観。いや〜実に充実した1日でした。 改めて観ると、Ⅲがこんなに面白かったことに感動。やはりこのシリーズは名作です。韓国映画がアカデミー賞を取るようになった近年、「インファナルアフェア」が公開された時はアジア映画があまり注目されなかった。こんなに良い映画が、、、その後「ディパーデット」がノミネートされたけど、だったらインファナルアフェアが何故?と当時悔しかったな。やはり映画館で観るとまた格別です。過去の名作をどんどんやって欲しいですね。 2023/11/19 いよいよラスト!過去の話、現在の話、ラウの妄想と入り混じって少し混乱する。 ラウは善人でありたいと思い続ける。でもその為にサムの手下を殺していたようで、やっていることは悪人。とうとう精神を病んでしまった。ラウにも少し同情してしまう😞 それにしても潜入捜査官、多くない?いったい何人いるのやら💦今回観て思ったことは、ヨンが加藤浩次に似ている😅(どうでもいい事ですが) 3部揃えてひとつの物語、ではあるけど、ひとつひとつがしっかりと面白い。やっぱり何度観ても「インファナル・アフェア」好きです。アンディ・ラウにもハマってしまい、他の映画も色々観ましたね😍因みに私の名前はアンディ・ラウのアンディからいただきました😜 何年かしたらきっとまた観るんだろうな❗️
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