“アイデンティティー”のレビュー・感想・評価
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伏線いっぱいあったのに最後まで見抜けなかった
モーテル内の殺人だけでも面白いのに、全員が同一人物だと知ってからも面白い。
さらに、爽やかなエンディングかと思わせてからの、最後の真犯人登場のどんでん返しにやられる。一度に3度楽しめる作品。
誕生日や出身地など伏線あったのに、同一人物だと見抜けなかった。子供が殺すわけないという先入観から、真犯人も全く予想できず。最後の殺害シーンでの子供の表情が怖い。
大人数かつ解離性同一障害という難しいテーマを扱ってるにも関わらず、90分でキレイにまとまってるのもGOOD!
強烈に捻ってくる
ひねくれ者が大喜びするヤツね、あ、私のことね。 大嵐の夜、一人の女性が大けがをしてモーテルに運ばれてくる。原因は交通事故。 しかし嵐による洪水や電話線の破断でモーテル付近のエリアは陸の孤島となる。 その事故はある女性が車から落としたハイヒールを踏んだことから始まった。 ここから次々にそのモーテルに泊まらざるを得なくなった人がやってくる。 事故に遭った女性とその夫、息子の三人、女性を轢いた運転手エドと雇い主の女優、ハイヒールを落とした張本人の娼婦、エドが病院を探そうと飛び出した先で出会った一組の若いカップル、そしてモーテルの従業員。 そこに、囚人を護送中の警官が動けなくなったとモーテルにやってくる。 それぞれ全く別の目的で泊っている10人の一人が何者かに殺されることでモーテルはパニックになる。 観始めて登場人物がそれぞれ微妙な関係性を持ちながらモーテルに集まってくる流れはテンポもよくて、また時間軸を前後させつつ収束していくなかなか鮮やかな展開。 こりゃー時系列いじりながら見せてく感じのやつね、と思うとここからサスペンスだかホラーだかちょっと掴めない展開。 セリフの端々にサスペンス要素を混ぜてきたかと思うと、なんだか寒いわ…とかホラーなのか?なんか出てくるのか?と怪しむところもあり、なかなかジャンルの的を絞らせない。 また唐突に一つの裁判が挿入されてきたりと物語の全体像は結構終盤になるまで把握しきれない。 もちろん、タイトルだったり物語のあちこちで出てくるヒントを注意深く辿っていけば、これじゃね?という方向性は見出すことはできそう。 ところが、ところがなのよ! あるカラクリが分かったところで、ほーあのシーンはああいう意味やったのか、とかこのシーンは思わせぶりやけど全然意味なかったな、とか答え合わせが始まって、はいはい、なるほどね、よくできましたーとなったその刹那に! …そりゃないよ(良い意味で)。 もう脚本ほぼ出来上がったところで無理くり後付けしなんちゃうかと疑うレベルのちゃぶ台返しだけど、ええのよこれで。ただある観点からはクレームつきそうやけど。 私は目いっぱいその最後の大捻りを満喫しました。 柔道金メダリストの角田さんに思いっきり巴投げでぶん投げられて、仰向けに天井見ながら、いやーぶん投げられたなー!っていう爽快感にあこがれる人にはお勧めの一本。 思い切りぶん投げられてください。
サスペンスホラーの定番
サスペンスホラーの定番のような作品でしたがおもしろかった 一人一人のキャラがはっきりしていて、細かな情報から段々と不可解な部分がはっきりしていくのはなかなか爽快感がありました 最後は最早ギャグでしたがそこも合わせて楽しめました
豪雨の中、その安ホテルにそれぞれに事情がある無関係のひと達が宿泊を...
豪雨の中、その安ホテルにそれぞれに事情がある無関係のひと達が宿泊をしますが、後でその安ホテルに同じに泊まることになるその売春婦が道路に投げ捨てたそのハイヒールの踵の角が、その家族が乗る自動車をパンクをさせ、その運転手の父がマニュアル書を読んで、そのパンク修理をしようとしますが、その際に彼の妻が後続のトレーラーに轢かれて重傷を負い、その際もその夫がマニュアル書に沿えばと空事のようにひとり言を語ってましたが、その売春婦が道路にハイヒールを投げ捨てただけのことがその重大事故につながり、それの重大過失責任を問われはしないとは思いますが、またバタフライエフェクトとも違うとは思いますが、またバタフライエフェクトというのが、中国のウイグル自治区の一羽の蝶の羽ばたきが大気圏に穴を空けているというような理屈ですが、またその安ホテルの支配人もその安ホテルに強盗に入った強盗で、その安ホテルの支配人を装っていたのが、後にばれましたが
トラウマ地雷映画。
残り40分 犯人分かった。
また、また、ヴァン・ダイン二十法則の第四条か?ふむふむなるほど。まさかの!ヴァン・ダインどころではなく。
基本的に正解であってもね。
この映画はもはや、感情をどこへ置いて良いのやら。
犯人は分かったが、これはミステリーを冒涜するだけでなく、映画倫理にも反している。
ティミー!!!
途中まで「まあまあな閉じられた空間の連続殺人者」と思わせて謎解きを散りばめておきながら、多重人格者の心の中の殺人という新しい視点という新鮮さが良かった しかも最後の最後、ティミーシーンの回顧が最高にチープで、全体的にチープさとシリアルさをうまく使い分けている
質の高い予測不能な物語
スプラッター的な映画なのかと疑いましたが、タイトルといい映画の撮り方からしてそういうのでは無いなと、観ていてこれはどういう物語なのかとズルズルと引き込まれました。 モーテルに集まった個性の全く異なる人々、終始雨が降り続く、死体のそばに置かれるルームキー。 最後のカットまで目が離せない。
【”売春婦に置いてきぼりにされた男の子・・。”クローズド・サークル内での殺人・・”と見せかけた、優れたる脚本と作品設定に見事にヤラレタ作品。】
■嵐の夜、人里離れた一軒のモーテルに閉じ込められた男女11人。
一人、また一人と惨殺されていき、恐怖と疑念が蠢く。
一方、ある一室では死刑を直前に控えた殺人鬼の再審理が行われていた。
二つの事件が一つにつながった時、驚愕の真実が明らかになる。
◆感想<Caution! 内容に触れていると思います。>
■今作は、何を書いてもネタバレになる気がするので、優れたる点を幾つか記載する。
・嵐の夜、人里離れた一軒のモーテルと、”ある一室”に集った人々の何の関係性もないと思われる二つの場面設定を、殺人鬼マルコムの持つ”解離性同一性障害”をキーにして、結びつけている点。
・男女11人の生年月日が皆、同じで夫々の名前にはアメリカ各州の名称が刻み込まれている事。
ー 勘の良い人は”あれ?、もしかしたら・・。”と気付くかもしれない。
・次々に殺害されて行く男女の脇には、モーテル各室のキーが置かれている。
ー 10号室、9号室・・。最後に残ったのは何号室だったか。そこに泊まっていたのは、誰であったか。
・殺人鬼マルコムが死刑から、”ある一室”に集った人々により減刑された理由。
ー だが、新たに彼の中に現れた恐るべき殺人鬼・・。-
<今作は、ラストの恐ろしさと共に、良くこの優れたる脚本を書いたな!と思わされたサイコサスペンススリラーの逸品である。>
全く予想がつかなかった
死刑囚とどんな関わりがあるのか全く予想できず、なんとなく読めてきたぞ、と思って犯人を予想して、合ってたなぁーと思ったら間違えてて、、、
とんでもないな。終わり方もいい感じ。
しかしエドには生き残って欲しかったなぁ。
TikTokか何かで,どんでん返し的な作品として紹介されていたので...
TikTokか何かで,どんでん返し的な作品として紹介されていたので観てみた。そういう姿勢で観てしまったからか途中で作品が描こうとしている事が予想できてしまい、あまり大きな驚きは無かったのだが最後の最後の展開は読めなかった。
サクっと90分サスペンスの傑作
これは凄い!! 大雨により偶然モーテルに居合わせた11人。 しかし突然1人、また1人と連続で殺人が起きてしまう。 犯人は誰か… 目的は…!? どんでん返しに継ぐどんでん返しの、90分王道サスペンススリラー! この映画は予告にネタバレ要素を多く含むので見るのをお勧めしません❌ 予備知識なしで見た方が絶対に面白いです! 余計はシーンは一切無く、要点をギュッと詰め込んでサクッと見れちゃうのも◎
衝撃の展開
モーテルに集まった人々がひとり、またひとりと殺されていく連続殺人、、、というのが表向きの展開で、本当のところは多重人格の主人公が意識の中で作り上げた殺し合い。最後には殺人犯を殺したかに見えたものの、本当の悪人格を殺すことができておらずまさかのバッドエンド。 巧みな展開に楽しませてもらいました。
人格内での人格の淘汰を現実世界のように表現してあって、生年月日が同...
人格内での人格の淘汰を現実世界のように表現してあって、生年月日が同じという所まで、同じ人間で違う人格、つまり精神世界と分からなかった。
護送中の警官を襲う囚人(の人格)にしても、背中の血痕や警官らしからぬ行動をちらほらと散りばめて、あたかも現実のように表現してたわけだし。
ここら辺は斬新。
しかし、欧米の多重人格者(人格)への特別な配慮には、個人的に甚だ懐疑的。
罪を犯した人格と善良な人格が混じりっけない「別物」だとなぜ言えるのか。
治療などによって表面上悪辣な人格が消えたとしても、また新しい悪(の人格)が生まれるだけではないか。多重人格と言えど、もともとその人に備わった一部のはず。
都合の悪い時だけ、切り離してるんじゃねえの。と。
それにしても、最後の最後でのどんでん返しがなければ、もう少し高く評価したのだが。
奇をてらい過ぎてつまらなくしてしまった。
これじゃあ、ただ治療を失敗しただけ、になるんやろうな。
とりあえず最後まで見てほしい
大どんでん返しすぎる映画。結末はまじで予想できません。 最初の展開で13日の金曜日的な感じかなーって思ったけどマジで違う。 モーテルで起こる殺人…それは一体誰なのか… いやそう来たか。。。って感じでしたね身終わったあとは…
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