「テーマは復讐か、絆か。」武士の一分(いちぶん) K'さんの映画レビュー(感想・評価)
テーマは復讐か、絆か。
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終始、独特な緊張感が張り詰めた映画でした。
ですがラストシーンになるとその糸が切れるというか、何かがパッと弾けた様な展開となります。
三村が小鳥を逃すシーンまで来た時、この映画の終わらせ方は一体どうなるんだろうと半ば不安でしたがそれを吹き飛ばす様な、徳平の粋な計らいで安心させられ、僕は涙せずにはいられませんでした。
武士である三村のどうしても許せない心情と、島田のそれを許せるかという葛藤で闘った末に得たものを考えさせられる深い内容だったと思います。
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