シャイニングのレビュー・感想・評価
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共感してしまったら怖い。
冬の無人ホテルの管理人としてやってくる家族。
売れない作家のパパ、ごく普通のママ、不思議な雰囲気はあるけど無茶苦茶可愛い息子。
冬の間だけでも大きくてあんなに素敵なホテルを占領できるなんて、私なら大喜びで引き受けてしまう仕事です。しかもギャラまで出るなんて最高じゃないですか。
私が物書きだからかもしれないけど、ああいう非現実的な空間で本職も進められるなんて、パラダイスだなと思いながらワクワクして観てました。
タイトルにつけた「共感」を誰にしたかと言うと、私の場合は奥様です。
仕事に行き詰ってキレるタイプは厄介ですね。
誰かに対して声を荒げることで仕事が進むならいいけど、別にそうでもないらしいし。
周囲にあの手の人がいるので、旦那さんにキレられている時の奥様の顔は見るに耐えませんでした。
けど、その人が嫌いなわけではないし、出来ればこれからも上手くやっていきたいと思っていれば思っているほど「しばらくしたら、元の穏やかな性格に戻るから」と、言い返さず耐えてしまうんですよね。
わかるわ……
そんな人間じゃないと、誰よりも信じていればこそ。
作中のジャックは、作品の解説で「呪われたホテル」の悪意のようなものに取り憑かれて発狂してしまう、というような文言を読んだ気がするのですが、どちらかといえば、彼が取り憑かれたのは自分自身の中にある創作上(或いは空想上)の殺人鬼であったような気がします。
物語の冒頭、
以前、同じホテルの管理人をしていた男性が、閉所恐怖症によって狂い、妻と二人の娘を惨殺してしまい、自分も銃で頭を撃ち抜いて自死してしまったという過去の話をジャックが聞くのですが、
ジャックはこの話を聞いた時から、その話を、自分の作品の素材として使いたくなっていたのではないかと感じました。
迷路の模型を眺めているジャックが、途中からその模型の中に、妻と息子の姿を見るというのも、何となくその感じを示唆している気がしたので。
頭の中では、もうそのホラーの話を元に、プロットを作り始めているんだなぁと。
自分の書きたい理想の殺人鬼に取り憑かれた、憑依型作家の話。というのが私の感想です。
散々考察されているようですが、改めて鏡の使い方や見せ方はとても印象的です。
個人的には、パーティー会場で出くわすグレーディーとトイレで話をする際に、グレーディーが鏡に映っているかどうかを目で確かめようとするジャックの描写は確実にあるのに、肝心の鏡を受け手には見せてくれないあたりの意地悪さ加減に痺れました。
人間は、自分の中の不穏な想像に一番怯えるものだと思うので。
だからこそ、あそこで明確にグレーディーの存在を確かめさせないのは素敵ですね。
そのほかにも、明確に「これはこうだ」と説明的でないシーンが多いからこそ、この作品の怖さは増しているのだと思います。
だからもしかしたら、この作品の何が怖いかが分からないという人は、想像力が落ちているのかも? もしかしたらです。悪意はないです。
てか、怖くないなら怖くない方が疲れなくていいのかもしれないし。
ラストのあたり、ジャックがウェンディを追い込み始めて明確に殺意を口にし、更には斧で追い回すシーンあたりから、もうあまりにも怖くなってしまって、
「やっぱり、理由もないのに怒鳴り散らすような人間を野放しにするんじゃなかった!!」
的な、現実の自分としても反省し絶望したような気分になり、斧でドアをガーン! ガーン! バキバキ! とぶち壊され、恐怖に慄くウェンディに
「もうやるしかない! これは正当防衛で勝てます! いっちゃいましょう! やっちゃいましょう! そんな、手なんかちょっと切ったってどうしようもない!! 首行こう! 頸動脈行っちゃおう! 旦那だけど、もうこれは仕方がない! 今までありがとうさようなら! 殺して良し! ママがモタモタしてたら子どもまでやられるよ! 早く! 頑張れ!!」
と、まあまあのボリュームの声で大応援していました。
更に、
「うるせーーなさっきから! デカい声出せば女子どもはビビると思いやがって!! その声のデカさが、お前の男としての弱さなんだよ!」
的な感じで、ジャックに対していちいち言い返すということをしていないと怖くて見られないので、とにかくテレビ画面から出来るだけ離れて、私は私で応戦していました。
雪上車にウェンディと息子のダニーが乗ってからも、そのエンジンが止まるのではないかとハラハラして、でも一旦時間を見たらもうすぐエンディングだったので(これは良くない癖ですね。本来は時間なんか確認してはいけない。野暮だなー)これはおそらく逃げ切れた! やったーー! と、すごく喜びました。
ラストの写真に関しては色々な説があるようですが、まぁ、インディアン達を迫害したり冒涜したりしたツケで、呪いとしてずっと輪廻転生してる、というのが個人的には一番腑に落ちるかなと言う感じです。
ただ、私はAmazonプライムで観たので、140分くらいあるバージョンではない短いものしか観ていません。
そのため、合計およそ20分もカットされたシーンがあることを知らず「ジャックが壁に向かってボールを投げているシーン」で、その壁画がインディアンだとは明確に分かっていなかったということもあり、その他のカットシーンも含め、
何故そんな重要なシーン切るの??
と、非常に不思議でした。
じゃなくても不可解なシーンが多いのだから、せめてそれくらいは見せてよ。と言いたい。
星を4.5にしたのは、そのカットが不満だったからです。そのほかは何の文句もないし、ダニーの可愛さだけで星5でもいいくらいなのですけどね。
あと、ジャックニコルソンの虹彩が綺麗。
綺麗だからこそ、雪遊びをする妻と息子を見ている時の表情が怖すぎました。
REDRUM
初めて観たのはいつのことだか。
その時はとにかく怖くて、血の洪水と双子と腐った老婆のイメージしか頭に残っていませんでした。それらシーンのインパクトが強すぎて、内容は全く理解していませんでした。
改めてじっくり観たら…そんなに怖くないかも?
特に序盤は、もし恐怖を煽る音楽がなければ、ホームドラマと見紛うほど明るい映像です。
殺人をそそのかすのは…
地下深くに眠る先住民の呪いか、
ホテルに棲みつく悪霊か。
それとも単に、ペンが進まない作家のスランプが引き起こしただけなのか…。
いずれにしても、その「効果」は1ヶ月滞在しないと出てこないようですね。
“A month later” 以降…
↓
“Tuesday”→(そのまま Wednesday 朝?)
↓
“Saturday”
↓
“Monday”
↓
“Wednesday”
↓
(Thursday) “4pm”→(Friday 朝)
これが実はシャッフルされているのではないかと思って観直したのですが、積雪と髭と服装で上手く当てはまりませんでした。
(2度目の)水曜日、237号室が開いてから、一気に事が進みます。
おぞましきDonner Partyについての言及、Jackが非白人バーテンダーに言う”white man’s burden”、アメリカ国旗を思わせる鮮やかな赤・青・白の服装、先住民風の装飾や色合い…などなど、色々とヒントはあるのですが、いずれも断定的ではありません。
CharlesとDelbert、2つの名前で出てくるGradyも…仮説を読んで、分かったような分からないような。
Jack Nicholson、発狂する前から顔が怖すぎ
(^_^;)。Shelly Duvallの恐怖に引きつった顔を見て、「カメラを止めるな!」の怖がり方はやはり作りものだったなぁと思い直しました。比べたら酷か。
面白いけど、わからないところが多かった
レディープレイヤーワンにたくさんこの映画のシーンが盛り込まれていたので止む無く鑑賞。
なかなかスリル満点で迷路のシーンも面白い。
見た感じで以下の点が分からないのは自分の想像力や感性が鈍いのか残念だった。
迷路のシーン
最初に親子で迷路で迷ったのに普通に出てきて次のシーンになってるのか不思議に思う。
エレベーターから溢れてくる血の海のシーン
何回も出てレディープレイヤーワンにも出たがあれはどんなことを言いたいのかわからない。
マーダーがレッドラム
逆さ読みはわかったけどあれは何の事を言いたかったのかわからない。
バスルームのゾンビ
彼女は誰かと言うと過去の一家心中の奥さんなのかが自分では繋げなかった。
最後の壁に掛けてあるゴールドルームの集合写真
センターにニコルソンが写っている意味も全然わからない。
誰か教えていただけると嬉しいです。
流石に難解な描写多いキューブリックおそるべし(^^)
うーん。
時代に合わないのか、全く面白くなかった。とりあえず、母親が泣いてばかり。かと思ったら、あんなに酷い事があった後に熟睡。助けに来た男の人は家に着いてすぐ死んでしまうし。うーん...。
そこまで怖くない
怖がりだけどこういう映画をついつい見てしまう者です。
びっくり要素、グロ要素はほとんどなし。
それは嬉しかったのですが…噂に聞いていた程怖くなかったです。
数か月間無人のホテルを管理することになった夫婦と5~6歳の息子。
数年前、同じくこのホテルを管理していた夫婦と娘2人。
人がいない空間に徐々に狂っていき、最終的に妻と娘を惨殺し自身も自殺をした夫。
その幻が主人公と息子を苦しめ、その二人に苦しめられる妻といった感じ。
息子がおかしくなっていく理由は描写されているのですが、夫がどこからおかしくなったかは分からず(浴室での一件はある程度おかしくなった後のはず)
幻覚に惑わされていく主人公やストーリーの流れはとても良かったんですが…うーんという感じ。
物凄く怖くなくて良かったかも(笑)
ホラーとは言いがたい
でもやっぱり傑作
キングは気に入らなかったということだが、まあキューブリックがやればねえ。めんどくさい監督だったらしいし(笑)
しかしこの映画は、ジャック・ニコルソン怪演のどんどん狂ってく様の作家を面白がる要素が大きい。
REDRAMと繰り返し出てくる言葉になんだ、なんだ?とは思うが…そうしたら普通のかわいらしい女の子の双子が立っている。
エレベーターが開くと、なぜか大量の血が中から滝のように流れる。
実際にあれば怖いが映像としてはあんま怖くない。たしかにキューブリックはホラー向かないね。
完全に常軌を逸したジャック・ニコルソン演じる作家が奥さんと子供を殺そうとする、ここのイメージ画像もその一場面。
これはこれで面白い映画だけど、ホラーではないよね。
ちなみにキングはよほど気に入らなかったのか、かなりあとになって自分でドラマにしてましたが…つまらなかったですね、途中で飽きちゃいました(笑)
美術がいい
セットや小道具、カメラワークはどれも美しい。どれも単純でモダンでありながら豪華さもある。色彩もとても印象的。
追い詰められる怖さ、ミステリアスな怖さがある。衝撃的な怖さはないけどそこがいい。
原作も読まず、内容もあまり知らないで観たので解釈も難しかった。原作を読まないと腑に落ちないとは思うかもしれないが、監督は内容をいくつか変えているよう。ただジャックがホテルと元々繋がりがあったとか生まれ変わりだとかは個人的にはないのではと思っている。
監督の作品は他に「2001年宇宙の旅」と「時計じかけのオレンジ」の二つを見たが、それらと比べるとわかりやすい作品で単純に面白い作品だったと思う。
独特なホラー
ジャック・ニコルソンが素晴らしい。
でも奥さん役のシェリー・デュバルさんもいい味出してて、
怖がるシーンとかすごい真に迫っていて素晴らしかった。
斧でドアを叩き割るジャック(ジャック・ニコルソン)の傍にいた奥さんの顔がもう「アナタの顔(も)怖いー!」と観客に思わせるほど。
顔細長くなってる!
その顔が恐怖を2倍にしている。素晴らしい。。
(本気であの変態なジャック・ニコルソンが怖かった部分もあったんじゃ^^;)
怖い要素とか何というか「不気味」な要素がいっぱいで楽しかったのですが・・・
唯一の難点は「伏線が張られ過ぎて後で回収するのが大変だよー。ちゃんと覚えておかないと」
と、怖いのを楽しむより、せっせと場面を覚えたりひとつひとつ頭の中で気になった場面などを整理整頓して、、
という作業をさせ「やすい」こと。
それくらい意味不明な要素が各地で出ていて、それが怖さを薄らげさせている。
結局、何も説明されずに物語は終わるのですが・・・
もっとベタなホラーかと思っていたのですが上質な怖さというか、丁寧に作られた不条理な怖さとか不気味な怖さとか
そういうのが出されているもので、良かったです。
どこかに芸術の香りも。
世界最高の変顔おじさん真骨頂
コロラド州の山頂にそびえ立つオーバールックホテル。小説家志望で職探し中のジャックトランスはホテルが閉鎖される一冬の間の管理人として採用され、妻のウェンディと息子のダニーとともにそのホテルにて生活を始める。
曰くつきのホテルによる怪奇現象に蝕まれて行くトランス一家を描いた史上最高のホラー映画との呼び声の高い一本。
ニワカ映画オタクの自分だがやはりホラー映画といったらコレ!となってしまう。
それくらいに初見の衝撃は強かったし、当時の映像技術もあってか映像の質感が粗く、それが逆に怖さを増幅させている気がしてある意味古さも踏まえて完璧な出来上がりになっている。
キューブリック映画はほぼ全てがホラーみたいなモンで、その上でホラー映画を製作したんだからそりゃ怖いに決まってる笑。
個人的に1番今作で怖いと思うところはダニーが人っ子一人いないホテルの廊下を三輪車で爆走するシーン。
目線と視界をダニーに合わせたまるで自分が三輪車をこいでるかのような感覚にさせる撮り方が上手い。
このシーンいくつかあるのだが観るたびにいつ出て来るんだいつ出て来るんだって自然と顔と身体が強張る笑。
ホラー映画は恐怖の原因が分かると急につまらなくなるのが定石だが今作は多くの点で謎のまま終わる箇所が多い。
ジャックがおかしくなった原因は?ラスト前にウェンディが見た人々は?237号室の女の正体は?
挙げるとキリがないがあえての余白が恐怖を煽る。何度観ても飽きない要因の一つでもある。
かといって一度観ればラストは分かるし、怖いポイントも掴めてしまう。
ではなぜ自分は何度も観たいと思ってしまうのか?
それはもちろんジャックトランスを演じる大名優、ジャックニコルソンの演技力だ。
愛を持って今作を称するなら
年端もいかない息子と非力な嫁を1mmも傷つけ(られ)ない超紳士な変顔おじさんの奇行録だ笑。
初見は恐怖が勝って気付かなかったが、このジャック氏、実際には大したことはしていない笑。
執筆のスランプでイライラが頂点に達し、酒を求めて彷徨うとあるはずのないBARに出くわし、良い気分で酒を飲んでいたところに、前任の管理人に出会い、あなたは頑張っている悪いのはあなたの家族だと煽られ、完全におかしくなってしまうだけだ笑。
その過程をもはや顔芸に見えるほどの豊かな表情で見事に狂った様を魅せつけるジャックニコルソンの存在感が強烈過ぎて彼を目当てに何度でも観たくなってしまう。
ウェンディに倉庫に閉じ込められてしまったのに、車をオジャンにしたことを伝えた優越感で勝ち誇ったかのような変な顔で狂ったように笑うシーンが超好き笑。まったく開かないドアノブを指先でチロチロとイジる姿に耐えきれず爆笑。
ラストのダニーに出し抜かれて凍死するシーンまで来るともはやコメディ映画にすら見えるが今作が世界最高のホラー映画であることをどっかの大学が証明したらしいからこれは立派なホラー作品だ笑。
何度目かの鑑賞の後に映像特典を観てみるとあのキューブリックが喋って動いている映像が残っていて驚き笑。なんかもはや偉人みたいな存在で2000年代手前で亡くなった人ってのがどうしても信じられなくて新鮮に感じた笑。
完璧主義者だというキューブリックとウェンディ役のシェリーデュバルがものすごくギスギスしていて現場が終始険悪な雰囲気でそれを必死にジャックニコルソンが取り持っていたということで有名な今作。
まあそうはいっても映像特典に収録されるくらいだし、そんなシーンはないだろうと思っていたが、キューブリックとシュリーデュヴァルの会話がとてもなくケンカ腰で、ジャックニコルソンは終始愉快なおじさんを演じていて噂は本当だったってなった笑。
あと驚いたのはダニー役のダニーロイドが自身が人気者であることを自覚し自慢していてて、めっちゃオラついている印象受けた笑。
またタクシードライバーに次ぐいろんな作品のオマージュの元が詰まった作品ではないかと感じた。
なのでタクシードライバー同様にそれらを羅列して締めにする笑。
・Here's Johnny!
ジョジョの奇妙な冒険第3部
キングスマン
IT THE END
マーベル/ジェシカジョーンズ S1 11話
・血のエレベーター
RADWIMPS 「五月の蝿」MV
クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
→押し寄せるトロロの津波笑
・双子の少女
クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
→演者が関ジャニの村上と大倉笑
・その他
Arctic Monkeys 「Four Out of Five」MV
→本作というよりかはキューブリック作品へのオマージュ色が強い
→模型を見つめるAlex Turnerや2001年宇宙の旅ライクな雰囲気のトンネル
クレしんはぜひ観ていただきたい大爆笑間違い無し笑。
あとはトイストーリーとかもあるそうですがちゃんと観てから追加します笑。
他にもあったら教えてください笑。
2014年09月09日(火)1回目
2015年04月05日(日)2回目
2017年10月28日(土)3回目
2019年12月06日(金)4回目@Netflix
ホラー?
はるか昔、知人にめっちゃ怖いとすすめられ視聴しましたが
印象に残らず忘れてしまい
このたびもう1度真剣に見ようとレンタルしてみました
やっぱりなんか地味…
映画の撮り方とか表現とか、床の模様さえ利用しての撮影はすごく
スタイリッシュだな〜と思いました
絵面はとても美しい、のに
なぜかこの作品、映画に入り込むまですごく時間がかかる
まずシャイニングという超能力か霊感を
出されると一気に意味不明に
最後は母親も幽霊を見ていましたがあれもシャイニング?
父親も霊と会話していたけどあれは狂ってるだけ?
それともシャイニング?
最初は以前の管理人とその家族が原因の心霊現象かと思いきや
最後はホテルぐるみの幻想のようになっていて
その辺よくわからなかった
大勢のホテルの客やバーでの会話などは楽しかった
最後の写真の終わり方も好きです
でもホラーとは思えないし怖くない
狂った人間が怖いだけ
不思議な映画という位置付け
DVDに監督の娘が撮影風景を撮ったメイキングが入ってたのでみましたが
かなり物足りないメイキングだった
でもあのエレベーター前の血しぶきを実際ほうきではいて作り出してるのは
すごいなー!と思った
ちなみに季節は夏だったらしく、映画とは正反対で大変そうでした
狂気の演技
シナリオはなんか別段面白いとは思わなかったなー。なんかよく分からんくてネットみて補完したし。シャイニング能力もあんま使ってなかったしもうちょい使ってもいいかなって。
ただジャックニコルソンの狂気の演技は逸脱してる。素晴らしい。
シャイニングーーー!
名作と呼ばれていて気になっていたものの一回も見たことがなかったので観賞。
キューブリックらしい張り詰めた緊張感を出させた映画でした!!
特にダニーが自転車でキコキコホテルの中を歩いていくシーン
低い視点で撮影され、曲がり角に何かいるんじゃないかとドキドキさせられる演出でした!( ;´Д`)
それと、キャストの演技力がみんなすごい!
ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた顔つきに変貌するシーンや、奥さんの頭が混乱してどうしたらいいの感が溢れた演技、ダニーのレッドラムレッドラムレッドラム、、、、レッドラムー!!!もすごい。笑
話は単純だけどああ、怖い〜〜となる作品でした。
あと、奥さん強い。笑女の人ってやっぱ強いんだな〜って改めて思った笑
普通に怖い
原作がどうとかキューブリックとか知りませんが、面白かったです。
そもそもこれは霊とかそういう類のものを題材にしているかも分かりませんでしたが、自分も同じところや、閉鎖環境にいたらオバケとか関係なしに気が狂ってしまうかと思いました。
ジャックニコルソンの名演技はすごいはずなんですけど、何か顔芸に見えてしまって恐怖は半減しました。
狂気と恐怖
生まれる前のホラー映画は食わず嫌いして見たコトがありませんでした。
CGも無い時代に作られたものより現代の迫力ある映像を見たいと。この作品を見るとそんな思いは戯言だったものと思い知らされます。
人里離れた雪山の奥に建てられたホテルで管理人を任された主人公が、ホテルに棲む悪い思念?に取り憑かれ徐々に気が狂っていく様子が恐ろしすぎる。
ジャックニコルソンはホントに名優ですね。何もセリフが無いときも表情と動きだけで恐怖を誘います。
奥様役の女優さん、お名前は存じ上げないのですが、ホラー向きの女優さんですね(笑)
少し説明不足?に感じるくだりもあるのですが、調べると短縮版以外も存在してる様子。いつかそっちで見たいなぁ。
ちなみに後半に出て来た、犬なのか豚なのかの姿の化け物と、タキシード姿の紳士が重なり合ってるシーン。
あればどういう意味で、あの化け物は何なんでしょう?ご存知の方教えてください。
とにかくホラー映画ファンもそうじゃ無い人も、一度は必ず見るべき映画です。
こんな価値あるものが100円で借りれる時代に感謝します笑
なにより面白い
カナザワ映画祭2014爆音上映で見た。多分3回目。20分長いバージョンだったのだが、前に見たのが随分前なうえに、途中で寝てしまったのであまり分からなかった。
ジャック・ニコルソンが作家であり、食っていくために教師をしていて、作家に専念するために教職を辞して5か月山のホテルに籠って作品を描き上げることを決意する。彼はアル中でもあったようだ。広い仕事場で、タイプライターを叩く。そこに妻が訪ねると激怒する。集中するのは大変で、集中するにも時間が掛かる。とにかく仕事しているっぽい時は邪魔をするな。オレも漫画家なのでその気持ちが痛いほど分かり、そうだそうだ!と思った。遊んでいるように見えても実はそれは集中するまでの段取りで本人は苦しんでいるのだ。
ところが、後で妻がタイプ打ちした紙の束を見たら「仕事ばかりで遊びがない、ジャックはいずれ気が狂う」といった文章を延々、文字の組み方を変えて打っていただけだった。一切小説など描いていないのだった。
ジャック・ニコルソンは作家であると言っているだけで本など出したこともなく、ともすれば一作も描き上げた事がない、ただの作家志望の男だったのかもしれない。描き方も分からず、描きたい内容もないのかもしれない。
しかし、妻や世間には作家であると言いたい。そのためタイプライターを打って執筆している振りをし続けないといけない。ばれたら最悪だ。何も仕事をせずに遊んでいることがばれてしまう。
もし自分が漫画を描くことができなくなって、しかし漫画家である振りをし続けたとしたらどうしようと思ってゾッとした。そんなの絶対に狂うに決まっているし、家族を惨殺するかもしれない。今回は途中で寝てしまったのだが、非常に身につまされる映画であったことがわかりゾッとした。
お母さん役の人の顔がすごくて、彼女が怯えるたびにすごく怖さが伝わってこっちまで怖くなった。旦那は狂うし、息子は「レッドラム、レッドラム」とぶつくさつぶやき続けるノイローゼみたいな感じで、まともなのが自分だけであんな状況はたまらないと思った。
ストーリーは非常にシンプルなのだが、ドラマはとても豊かで、お母さんに寄り添う形で描かれており、ドラマの豊かさとは一体なんなのだろうととても考えされられた。
(追記)
初めて見たのは高校生の時で、7年前にカナザワ映画祭でも見て、スクリーンで見るのは3度目だ。その上『レディ・プレイヤー1』を間に挟んでいて、印象がまた変わっているけど面白い。ジャックは自称作家説を抱いているのだけど、ますますその説が強くなる。奥さんの怖がってる顔が改めてすごい。何度見ても面白い。BSプレミアでも録画したので、またそのうち見たい。
怖いけど・・・
怖いけど・・・
大きなホテルに数ヶ月、家族三人だけ。
その設定がすでに怖いのに、そのホテルには何かがある。
静かな中に、効果的な音楽と映像で恐怖をあおる前半はキューブリックらしさが満喫出来ると思う。
けど、後半はなんとも消化不良な感じで進み、そのまま終わってしまう。
原作は読んでいないので比較した評価はできませんが。
霊的なものがたびたび出てくるのに、その説明や何だったのかが全くない。エレベーターから溢れてくる血の海、過去の惨劇など、伏線としては色々あったと思うけど。
ジャックがどうして狂気にかられて家族を殺そうとしたか。
一応管理人の霊?にそそのかされてという感じですが、単に孤独と小説書きのプレッシャーから発狂したとも取られます。
曖昧な部分はあえてかも知れませんが、自分はあまり好きではありませんでした。
息子のシャイニング能力も、全く生かされていない。
マーダーがレッドラム、伏線じゃなかったのか?
なんとも中途半端。
キューブリックらしい前半の映像と音楽、ドキドキ感で3点です。
静かに、確実に、狂気は忍び寄る
ホラー小説の第一人者スティーブン・キングの原作を、「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督が映画化した作品です。父親役のジャック・ニコルソンの怪演が見所です。
人里離れた山の中にぽつんと建つ歴史あるホテル。そのホテルは冬の間は雪で外界から閉ざされてしまう為、閉鎖されます。冬の間のホテルの管理の仕事を引き受けた小説家一家。しかし、そのホテルには、同じように冬の間の管理を任された一家の父親が双子の娘と妻を惨殺するという事件が起きた過去がありました。
少年に忍び寄る「亡霊」、次第に精神を蝕まれていく小説家、得体の知れない恐怖に怯える妻。「ホテル」はただ不気味に佇んでいます・・・。
直接的な恐怖の描写を極力押さえて、心理的な恐怖感、圧迫感をたたみかけていくこの作品は、凄く怖いんですけど最後まで一気に観せるパワーがあると思います。原作者のスティーブン・キングは、キューブリック版「シャイニング」が気に入らずに、自ら原作を忠実に再現した「シャイニング」を作ったんですが、僕はキング版「シャイニング」よりも、キューブリック版「シャイニング」の方が好きですね。何度見ても面白いです。
スプラッター系のホラーが苦手な人にもオススメできる作品だと思います。恐いですよ~(笑)。
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