フラガールのレビュー・感想・評価
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福島県が舞台の実話映画!今をチャレンジする人たちへ
古民家立ち並ぶ昭和時代の福島県が舞台です。
炭鉱を当たり前の仕事としていた人々が時代の変化で閉山を迫られ、ハワイアンリゾートで町おこしをしようとする自治体に対して賛成派と反対派に大きく分かれます。
蒼井優さん演じる主人公は、友達の誘いをキッカケにフラダンスを始め、師のダンスへの情熱や仲間と打ち込むことの魅力に触れて本気になっていきます。
ただ、周りでどんなことが起ころうともプロとしてフラダンスに取り組むことは、親を含む周囲の人たちから大反対を受けます。
未知なことへチャレンジするのは、ある意味周りにとっては非常識なことです。
理屈では理解できても、続けてきたことを変えるのは感情的についていきません。
その中で、町が一体となって成功した原因は何なのか。
平成が間もなく終わり令和を迎える現代も、目には見えにくとも状況は大きく変化しています。
変化にチャレンジして結果に繋げることとはどういうことなのかが学べる映画です。
おもしろかった、本当に
ハマらなかった
このキャスティングは見事
すべての出演者がマッチしている作品。
松雪泰子さん文句なし、ダンスシーンも。
この作品を観るまでは綺麗な女優さんとしか思わなかったが、見方が変わりました。
蒼井優さんは、この方はすごい。特別美人とかではないですが、ダンスシーンで一瞬鳥肌が立つくらい綺麗な表情をされました。
ダンスも見事でした。この方は幅広い役をこなせる物凄い女優になると思います。
富司さん岸部さん豊川さんのベテラン勢もよかった。
数年ぶりの鑑賞になりましたが、何度見ても笑えて泣けて、でもそれだけじゃなく色々考えさせられる。そんな映画です。
今話題のイケメン俳優は出ませんが、若い方々にも見てほしい作品です。
なにか自分に響くものがあると思います。
松雪泰子かこいい
いい話でした。 印象に残ったシーンは、 ・しずちゃんのお父さん?の...
とても良かった。
蒼井優の奮闘譚に予想外の大号泣
話題作だとは聞いていたものの全然観ようと思わなかった10年前の作品をなぜ今、しかもこんな寒い冬の日に突然観ようと思ったのか謎。
特に好きなキャストが出てるわけでもないし、だいたいストーリー想像がつくし。
でもなんのこたぁない、山場になる前から既にウルウルきてしまって、最終的に大号泣だった!
相次ぐ炭鉱の閉山に伴う、先の見えない絶望と不安。
東京から来た先生への不信。
村民や親たちの反対と、親友との離別。
施設オープン前のPRイベントで晒した失態。
幾多の困難を乗り越えて迎えた最初のステージで、今まで抱えていた全てを放出させるかのようにのびのびと踊りきった蒼井優のダンスは本当に圧巻だった。
衣装もすごい似合ってたし、列記としたダンサーだったし、映画の冒頭で眉間にしわを寄せていた垢抜けない芋っぽい少女はどこへやら。泣けた!!
ラストは風呂の中で観てたんだけど、いい具合に音が響いて余計に臨場感が出た♪
蒼井優、朝日中学生新聞で連載してた頃「同い年だ」ってんで読んでたけど、今となってはつくづくすごい女優さんだなぁ~と思う♡
あとは、お母さん関連のシーンも泣けた。
練習場で娘のダンスを初めて見て動けなくなってしまったり、最後は熱意に負けてストーブを集めてくれたり。
強い信念を持っていながら、大事な人のためにそれを曲げるのって勇気がいることだなぁと思った。
お兄ちゃんが母と娘のいいクッションになってくれてたし、あの家族はいい家族。
松雪泰子と豊川悦司もよかった。
恋愛には発展しないのか~とか思ったけど、最近、詰め込みすぎて結果内容が薄っぺらくなってしまった映画やドラマをいくつか観たから、余計な恋愛要素を入れなくて大正解ですね!
奮闘記だけで量・質ともに充分。
今更ながら観てよかった~♪
名作には名作と言われるだけの理由があるな。
斜に構えて無名なマイナー映画ばっか観たがる癖、ちょっと治そ。笑
いわゆるスポ根の感動
昭和40年台(1965年あたりということか)、福島県いわき市で次々と炭鉱が閉鎖される中、「常盤ハワイアンセンター」が町興しとして建設される。フラガールが地元の女性の中から集められ、東京から来たコーチの元でレッスンを始める…。
何かに向けて頑張る姿、その中で葛藤や現実の荒波なんかがあるのだが、負けずにそれが好きだからと続けるというのは、スポーツものによくある。この映画もその部類なのだが、よく出来ているので、観ていて何度も胸がいっぱいになった。特に光っていたのは松雪泰子のキャラクターと演技。彼女が声を出すと画面がピーンと引き締まった感じがした。
特に目新しい類の映画でもないけど、観て元気が出るし、その時代があって今がある事を思い出す、いい映画だと思う。丁度、母の年台の女の子達が出てくるので、母はこの時代を生きたんだなぁと思いながら観た。
フラガールッ!
本気で泣かされました。
イオンシネマのシネパスで観賞しました。
コメディかと思っていましたが、ど直球のヒューマンドラマです。
鑑賞後は、回りが引くぐらい号泣しました。
こんなにシャツを濡らしたのは久しぶりです。
地域、家族、人生、仕事、自立、友情、親子…それらの葛藤。
よくもまぁ、色々と詰め込んだなと感心しますね。
にも関わらず、窮屈感を覚えないのは、製作陣の技術力と、俳優陣の演技力がマッチした結果だと思います。
一つ一つを丁寧に描いており、積み重ねて、積み重ねて、オーラスに爆発させる…そりゃあ泣いちゃいますって。
親友の早苗ちゃんが不憫で…そのやりとりなんてベタなのに…途中からもう『勘弁してくれ』と、嗚咽が止まりませんでした。
フラダンスは堂に入っており、かなりの練習量が伺えます。
場面の繋ぎも上手いと思いました。
観客に、適度の想像させる編集と演出が、いい案配です。
蒼井優は凄い女優ですね。
ちょっとした仕草や目線に、鳥肌が立ちました。
派手な顔立ちではないのに、浮き出る存在感。
地が透けず底も見せない演技。
どれほど引き出しを持っているのでしょうか。
もしかしたら、稀代の名女優となる逸材かも知れません。
これからも期待したくなります。
早苗ちゃんで号泣したい方にオススメです。
よかった!
蒼井優につきるかな。
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