劇場公開日 2006年9月26日

「泣かせてくんちぇ」フラガール ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0泣かせてくんちぇ

2020年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何回か見てるけど、毎度清々しい気持ちになる。フラが何かも知らず、とにかく飛び込んだ炭鉱の娘(母もいたが)たち。きっと夢中になれるものに出会いたかったんだろうなぁ。若さがまばゆい。

松雪泰子は踊るシーンは長くないが、「本物」を見せなければ説得力が出ないので、かなり練習したと思われる。迫力あった。リズム感、運動神経などが元々いいのかもしれない。お姉さま、ステキ❤️

練習場の壁に姿勢に注意するよう貼り紙があった。素人で自信がないほど、下を向いてしまうけど、ダンスってやはり堂々としてないと、見てる方が恥ずかしくなったりする。その意味では、場数を踏んでいって、終盤の開業初日のステージで成長ぶりを見せるのはいい。最初の頃の間違えまくっておどおどした姿を知っているからこそ、湧き上がる感動。うーん、泣かせてくんちぇ。

劇中、いいところで入る、あたたかいウクレレの調べ。ジェイク・シマブクロの音はさすが! 彼が出ているウクレレのドキュメンタリー映画があるらしいので、見てみたいな。ここのサイトでは誰もレビューしてないけど。

最後の方で、トヨエツがトロッコに乗り込むシーン、スローになるからこの後死んじゃうかと、初めて見た時ハラハラした。そういう含みはなかったようである。意味深な振りはやめてくんちぇ。

すごくハワイに行きたくなってしまった。罪な映画だ…。

ぷにゃぷにゃ