「神木くんのマルクルの「待たれよ~」に持ってかれたw」ハウルの動く城 Kadwaky悠さんの映画レビュー(感想・評価)
神木くんのマルクルの「待たれよ~」に持ってかれたw
「ハウルの動く城」を観終わっての感想ですが、
意外や意外、僕の宮崎アニメランキング歴代2位を獲得しちゃいました。
ちなみに1位はトトロですが・・・。
まあ、このあたりで一般の人と宮崎アニメの観方自体違ってると思ってるんですが、
だって、僕の宮崎作品ランキング第1位は「《原作》風の谷のナウシカ」ですから。
で、ハウルなんですが、キムの声は意外に合ってました。
ハウルとキムタクはダブりますね。
ソフィの声もよかった。
でも、一番はマルクルの神木隆之介くん。
あの「待たれよ~」は何度聞き返してもいいぐらいかわいいのだ。
今回のキャラナンバー1はマルクルですね。
でも、荒地の魔女の美輪さんはもののけのモロ以来2回目なのに、
なんか何度も聞いてるような感じです。
すでに美輪さんの声は宮崎キャラに必要不可欠になってますね。
ところで、本編ですが、物語がわかりにくい、という前評判でしたが、
寓話としてそこそこできてると思いました。
いくつかの伏線もきちんとつながってたし、
ただ伏線で無理があったのは、ソフィが終盤になって誰にでも挨拶代わりにキスしてたところ、
まあ重要なシーンといえばシーンなんでしかたないけど、
一応これハウルとソフィの純愛ドラマだからねえ。
一番好きなシーンは、ハウルが軍の飛行艇にむかって言った一言。
ハウルはただただ戦争したくない、殺し合いなんて意味がない、
なんでお気楽極楽に生きちゃだめなんだよおって、言いたかったんだよ。
国家のためだなんだっていって戦争してるけど、
それよりも愛する人といつも一緒にほのぼのと日々をすごしていく方が、
だれも傷つかないし、幸せじゃないかって。
そんなメッセージを僕は感じました。
だからトトロに次ぐ宮崎アニメ歴代2位なのです。
でも、原作ナウシカはさらに違う意味ですごいですけど・・・