「真似出来ないパンクな人生。」シド・アンド・ナンシー　keitaさんの映画レビュー（感想・評価）

パンクに生きた２人の実話。
ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスとパートナーのナンシーの人生を描いた作品。
役柄としてドラッグの中毒者を演じることは、なかなかの難題たがｹﾞｲﾘｰ･ｵｰﾙﾄﾞﾏﾝとｸﾛｴ･ｳｪﾌﾞが違和感なくこなしている。
薬によって堕ちていく様を本当にリアルに描けている。
ただ、史実だけを淡々と描き過ぎて映画の良さを出せていないことと始まりが唐突なのでシドについてある程度知識が無いと理解しにくいことが気になった。 しかし、パンクを地で行った人生を知るには、十分な作品。