劇場公開日 1954年4月26日

「念願かなって、ようやく観れた!」七人の侍 のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 念願かなって、ようやく観れた!

2025年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ドキドキ

私、黒澤作品、初です。
途中休憩10分が入るが間延びすることなく、ラストもよかった。
日本映画のパワフルさが詰まっていた。

子どもの頃は、毎日家族で時代劇を観ていた。
夕方に再放送で、夜には人気の時代劇が曜日ごとに放映されていた。
端正なたたずまいの「大岡越前」加藤剛さん。
男性を初めて色っぽいと感じた「遠山の金さん」杉良太郎さん。
あり得ない設定なのに、毎回将軍と分かるシーンが大好きだった「暴れん坊将軍」松平健さん。
親は放任でも、昭和の子どもがまともに育ったのは、時代劇で何度も何度も観て、勧善懲悪を刷り込まれたからかもしれません。

「七人の侍」の時代背景はあまりよく分からなかったけれど、こんなふうに命を懸けた戦いを経験することは、私はないだろう。
だからこそ、この平穏な毎日の真の価値を実感しないまま死ぬのかもしれないと思った。

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のりたまちび
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