「最高の映画を最高のクオリティで」七人の侍 masaさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の映画を最高のクオリティで
4Kリマスターされたブルーレイは既に購入して家庭でも何度か鑑賞済みです。
何度かリマスターされてきた本作ですが、画面の傷やチラツキ、ハイライトの飛びとシャドーの潰れ、音声がが大きく改善され、これが最終版と言えるほど非常に観やすくなりました。
私が名画座で初めてこの作品を観た時は画面の傷やノイズが著しく、さらに海外版で1時間位がカットされた非常に粗悪な物で、日本の映画に対する文化的価値観に失望したものです。
しかし 、今回の4Kリマスター版は70年以上前の作品とは思えないクオリティで、モノクロという点を除けば現代人の鑑賞にも十分耐えうるものだと思います。そして、出来るならば映画館の大スクリーンで大勢の観客の一緒にスペクタルと感動を共有しながら観ることをお勧めします。
因みに、昔から三船敏郎さんのセリフが聞き取れないというのが定説ですが、私には音の悪い頃から十分聞き取れました。逆に今回のリマスター版を通しても聞き取りづらいのが左卜全さんのセリフです。まぁこれが左さん味なのですが、ブルーレイの日本語字幕で確認してやっと理解出来ました(笑)
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