「光り輝くお米」七人の侍 たいやきさんの映画レビュー(感想・評価)
光り輝くお米
午前10時の映画祭で人生で初めて観ました
名作とは聞いていたけど、今まで観れてなく
このタイミングで観れました
3時間30の時間を感じさせない、怒涛の面白さに圧倒されました
極上の映画体験が出来ました
七人みんなそれぞれ良いキャラクターをしてて、それぞれの見せ場がちゃんとある
からみんな好きになる
登場シーンで、そのキャラがどんなキャラかどんな過去があったり、どんな考えをしているのかが、それぞれ会話の中で分かるようになっているため、キャラクターがとても分かりやすく、その後の没入感へと繋がっていました
農民の苦労が分かると言って入ってきた侍のアップになってからの満面の笑みには人柄の良さが溢れ出ていて、その一瞬でもう好きになりました
書くとキリがないのでこのくらいにしときますが、
それぞれのキャラクターの
「カッコよさ」
「優しさ」
「信念」
などがストーリーが進めば進むにつれて分かっていく過程は
人生や、人間というものを学んでいるように感じます
三船敏郎さんの演技も素晴らしかったです
コミカルなシーンではめちゃくちゃ笑えて、
真面目なシーンではこちらの心に訴えかけてくる演技をしていて
本当にカッコよかったです
菊千代がキレるシーンは三船敏郎さんの演技も相まって、もう、真の名シーン‼︎
元農民というバックボーンが分かりることでセリフの重みが増していました
ラストの戦闘シーンも、圧倒されたとしか言いようがないです
泥臭くて、汗臭くて、這いつくばりながら、全力で戦う姿は、
侍、いや、人としての生き様を堂々と観させられたように感じました
師匠の初登場シーン、侍を探してた時に一騎討ちでやりあっている所の侍の構え方、
侍達の全力疾走シーンのカッコよさ、
えいえいおーと百姓達を励ます姿、
種子島を1人でかっさらって帰ってくるシーン、菊千代が百姓達や、子供達を笑わせる姿、
輝いていて美味しそうなお米、師匠の弟子が銭を分け与える姿、
師匠の強すぎる作戦、
それぞれの侍の生き様、
最後の戦への問題提起、
パッと上げるだけでもこれ以上、好きな所が出てきます‼︎
でも1回じゃ全ては吸収出来てないと思うから、もう1回観たい‼︎

 
  