劇場公開日 1954年4月26日

「熱と量が。」七人の侍 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0熱と量が。

2019年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

すでに鑑賞済みで、レビューしていないが「あきらかに星5」という圧倒的な映画、というのが個人的にいくつかあるわけだが、そのなかでも一段上、最上位に位置したい作品。

解説、他に詳しい方たくさんいるので、はぶきます。

映画を見始めた頃、日本映画の巨匠の代表作くらいの認識しかなくて、とはいえ古い映画だし過大評価もあるんじゃないか、と思ってスルーしていた。経験上、名作と言われて見てみたら、やっぱり古く、時代の経過とともに劣化とまでは言わず、どこかに見劣りを感じる事が多かったからだ。

で、見て。すごいな、と。びっくりしたのをおぼえている。圧倒的。熱と量が。情熱っていってもいいのかもしれないが、映画全体が沸き上がっている感じ。

しかし作品性云々より、なによりエンターテイメントとして楽しいのがすごい。そういうことなんだろうな、と。名作を作るぞ、ということではなく、みんなを楽しませよう、を徹底的にやると行き着くところがここだったという。

濃い三船さんのビジュアルも格好良すぎ。

日本映画の枠ではなく、映画史全体で考えてもこれだけの作品って両手(片手?)で数えれるくらい、と今のところ思っています。

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okaoka0820