「熱と量が。」七人の侍 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
熱と量が。
すでに鑑賞済みで、レビューしていないが「あきらかに星5」という圧倒的な映画、というのが個人的にいくつかあるわけだが、そのなかでも一段上、最上位に位置したい作品。
解説、他に詳しい方たくさんいるので、はぶきます。
映画を見始めた頃、日本映画の巨匠の代表作くらいの認識しかなくて、とはいえ古い映画だし過大評価もあるんじゃないか、と思ってスルーしていた。経験上、名作と言われて見てみたら、やっぱり古く、時代の経過とともに劣化とまでは言わず、どこかに見劣りを感じる事が多かったからだ。
で、見て。すごいな、と。びっくりしたのをおぼえている。圧倒的。熱と量が。情熱っていってもいいのかもしれないが、映画全体が沸き上がっている感じ。
しかし作品性云々より、なによりエンターテイメントとして楽しいのがすごい。そういうことなんだろうな、と。名作を作るぞ、ということではなく、みんなを楽しませよう、を徹底的にやると行き着くところがここだったという。
濃い三船さんのビジュアルも格好良すぎ。
日本映画の枠ではなく、映画史全体で考えてもこれだけの作品って両手(片手?)で数えれるくらい、と今のところ思っています。
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