「うだつが上がらない規範」仕立て屋の恋 ねりまっくまさんの映画レビュー(感想・評価)
うだつが上がらない規範
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古今東西において、ハゲでチビで陰キャな中年男性はうだつが上がらないものらしい。そんな典型的な主人公が、向かいのアパートに住む女性の日常を覗いていることから事件に巻き込まれ、非業の死を遂げるお話。
日本で公開された当時、私は大学生でした。当時交際していた彼女と映画館で見た記憶があります。彼女がパトリス・ルコント監督に心酔していた時期でした。それから30年近くの年月が流れ、一人で鑑賞しました。まるで心に響くものがないのは、当時と相変わらずでした。おそらく、淡々とした感じの映画が好みではなく、官能的と言われるジャンルも得意ではないため、この作品に心動かされることが無いのではないか、と自己分析しています。
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