ゴーストワールドのレビュー・感想・評価
全60件中、21~40件目を表示
決定的な作品になった
イーニド(ソーラ・バーチ)と出会った。
強烈だった。
直ぐに「バッファロー'66」のレイラ(クリスティーナ・リッチ)を思った。
決定的だった。
ホント理屈なんて何もいらない。
「好きだ〜〜」と叫んで走り出したくなった。
思っているより人の心は単純で、世界は複雑
ずっと観たいと思いつつ、近所のTSUTAYAには置いていないしBD買うのもなあ…なんて思っていたら原作のコミックが再販!とりあえず購入し積む。映画を観てから読むべきか迷っているうちにまさかのリバイバル上映!?ということで最寄りの単館劇場へ公開初日に足を運んだ。
前情報は雰囲気すらあまり分からない予告くらいしかなかった。
見始めると
兎にも角にも美術、主人公イーニドのビジュアル、ファッションで100点!時代感好みに合致したこともありしょっぱなから心地良く観ていた。
大人になる瞬間とはなんだろうか、どこなのだろうか。「こうありたい!」「こうにはなりたくない…。」そんな迷いと自己肯定に押しつぶされそうになりながら、わずかな自信で"自分"を表明しそれで生きていこうとする。イーニドに感情移入出来る人も出来ない人も不思議と今と昔の自分を見つめ直すきっかけになる良い作品。
これからも何度も見直したくなることを確信した映画。
クラッシャー
とても面白い
小さいスクリーンでこっそりと。
22年前にも映画館で観てるんだけど…
ふたりが並んだポスターと、ソーラ・バーチの緑の髪と、
スカーレット・ヨハンソン、可愛いなーってのと、
あの情緒成長過渡期な友情のゴタゴタと、
自分の年頃的にも、洋服や装飾品がオシャレだなーと
思ったことぐらいしか覚えてなかったなー。
で、観ながらだんだん思い出してきて…
たぶん、あのトガり具合がイケてるって思ったよなー、とか
こういうミニシアター系を進んで観て、
というかそれがイケてると思ってた、
浅い知識のサブカルよりのイタめの女(イーニドより?)だったなー、
とか思い出に浸りながら楽しみました。
彼女らの2倍以上の歳で改めて観て、
そーだなー、あの年頃に観て感情移入する作品だなー。っていうとの、
今回、大きめのスクリーンだったが、
これは、小さいスクリーンで、こっそり観る方が楽しいなーって思いました。
カッコカワイイ、イーニドに三十代でも憧れる
ポスターに惹かれ、良さそうと思い鑑賞。
序盤はクセの強さにとっつきにくいが、それが突き抜け、とことん貫かれてて、さらに視覚的にも楽しく、ワクワクしてくる。
イーニドの思春期ならでほの、俗世を否定し自分を肯定するとがった姿は大人になった男の自分でも憧れる。大人になったから?
とがりでもあり、強がりでもある、そんな彼女が直面する人間関係のトラブルによって、乙女な部分が垣間見え、微笑ましくなる。印象的なファッションと奇抜な芸術の数々、まるで、別世界にいるような映画体験であった。
最後の展開には正直びっくりしたが、観客の体験、締めとしてはこれしかない、ともおもえてくる。
イーニドのジリリリと鳴るサイバーな電話と、シーモアのレトロな電話の対比がサイコーである。
2023年劇場鑑賞111本目
なんであんなに不器用なんだろう
ふぞろいな青春
「面倒くさい奴らだ…」主人公達と同世代だったらこう思ったかもな
青春万歳!的なノリを一切感じない
ディープでちょいブラックなヲタク系青春映画もいんじゃな〜い!
オールドジャズにポップな音楽&抜群にキュートなファッション!ひと昔前なら絶対マネしてたなぁ
イーニードの家電は一推し!ありゃ羨ましい⭐️
留守電に出会い系広告と個人情報丸出しの時代も懐かしい…
昔、若者だった私にも好みの作品でございました
心が夢遊病みたいなイーニードを演じたソーラ・パーチも暫くご無沙汰気味ですが
まだまだ良き作品でお目にかかりたいですね!
かたや自立を目指すレベッカ…真面目さが功を成して今じゃブラック・ウィド-ですしね(えっ!?😁)
イーニードとレベッカが2023年の今、どうしてるか知りたいもんですね!
…役者の養成所に通ってる女みたいなタイプが1番友達になりたくないわぁ💦
これ肯定しちゃうとねという気分もある
雰囲気好き
タイトルなし
オタクの恋
23-140
カルト映画と言われるのがわかった気がする
公開当時の2001年には観ておらず、この映画の存在自体つい最近知ったばかり。だから前情報無しでFilmarksでの評価の高さだけを頼りに観に行ったけど、『どの時点の自分が観るかによって印象が変わる映画』キタキタキター💜
イーニドの熱くて冷たい、オトナで子供、そんでもってワガママで気にしいな感じがすっごく当時の自分を振り返って『そぉそぉ!そんなんだったよ!!』ってわかり味しかなかった。あの絶妙に微妙な感覚を映画にしてくれてありがとー❤ ❤ ❤ってね😊
イーニド、オシャレのセンスはめちゃいいし、ユーモアセンスもめちゃツヨな最強キャラなのに背筋が曲がってたり(おかげでおっぱいの位置がすっごく下がってたし)、歩き方がガサツだったりで観ていて『え?この子実は結構なおばちゃん??』と思ってしまう場面も。スカヨハがジューシーだっただけに比べてしまうと……ね💦でも後から調べてみたら撮影当時は18-19歳のピッチピチ。あれはもーちょっとなんとかして欲しかったなー。
世の中の大抵の男が自分よりもレベッカを選ぶと言ってたけど、そりゃそーよ、その立ち居振る舞いではオバチャンだもの😂😂😂
自分が大人と子供の狭間で揺れ動いてた時代にコレを観ていたらきっとシーモアとイーニドの顛末に対する感想が今の自分と違ったんぢゃないかなー、と思う。
あの頃だったらイーニド目線で純粋に喜んであげられた気がする。大人になってしまった今のあたしにはそれは出来ないよ🙇♀️
毎日
老人が観るにはちょっと辛い映画だ。
全60件中、21~40件目を表示