「あのバスに乗る人生を選べなかった人へ。」ゴーストワールド　ケンドー頸椎さんの映画レビュー（感想・評価）

公開当時、隣県まで電車に乗って観に行きました。内容はぼんやりとしか覚えてなかったけどイニードがあのバスに乗るシーンはハッキリと覚えています。あと美術の補習？で「昔は差別がオープンだったけれど今は蓋されている」みたいな台詞があって何か考えさせられました。原作はコミックだしとてもカラフルでポップなところもあり映画らしい映画だと思います。スティーブ・ブシェーミがまた良い。腰痛で悩んでたり、運転してると別人格の如くキレたり。多分鬱屈した青春（と呼ばれるころ）を過ごした人には身につまされる作品なんじゃないかな？と思います。