シザーハンズのレビュー・感想・評価
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発想がチープで演出が下手
案外と、古い映画ですね。
ジョニーデップ&ティムバートンの世に出るきっかけともなった作品みたいです。
見終わったときに心にこみあげてくるこの感情は何でしょう。悲しく切なく、それでいてとても後味の良い映画です。
ただ、発想はチープです。絵本を開いて読んでいるそんな感覚です。もう少し幼い頃にこの映画を見たかったですね。
演出面も残念な点が多いです。一番気になったのはエドワードとキムの恋愛描写が弱い点でしょう。ふっと火がついてふっと燃え上がった感じでしょう。エドワードが寡黙であるだけに視聴者にその感情は伝わりづらいです。
ジョニーデップの表情の演技も確かに上手いですがそれ以上に演出の努力が無さすぎますね。あまりに急すぎて、序盤はエドとキムのおかんがくっつくと思って見てました。
これはミスリードでなく明らかに演出の下手さゆえでしょう。
タイトルなし(ネタバレ)
ほっこりと切ないラブファンタジー。
ティムバートンらしさ全開の世界観で、手がハサミという変わった人物をジョニーデップが演じる。
序盤は街の人達にあっさりと受け入れられすぎていてリアリティがなく、後半の反応が自然だと思う。しかし、利用するだけ利用したら自分の都合のいいように罪をなすりつけるのは腹が立った。その疑惑は晴れないまま、罪を背負い城での孤独な生活に戻るわけで浮かばれないなと。犯罪を被ってもらった後に殴るなんてよっぽど肝が据わっている。最後は彼女と愛し合うことができ、ハッピーエンドでもあり、バッドエンドでもあり。
かなりキツい人たちが多い街だったので、優しい人たちが多い街に行けていたら、また結果は違ったのかなと思い、切なく感じた。
【”彼が町を去ってから、毎年雪が降る訳・・。”ティム・バートンとジョニー・デップの初タッグ作であり、最良のラブ・ファンタジー作品。若きウィノナ・ライダーの美しさが印象的な作品でもある。】
ー ハサミの手を持つ純真無垢な人造人間エドワード(ジョニー・デップ)と人間の少女キム(ウィノナ・ライダー)が織りなす、甘くせつない恋の行方を描く。ー
◆感想
・久方ぶりに鑑賞したが、人造人間エドワードは心優しき身体に障害を持つ人の象徴ではないかな、と感じた。
・エイボン化粧品セールスウーマンのペグ(ダイアン・ウィースト)が山の上の城に行った時に、孤独だったエドワードと出会い、驚きながらも家に招き、歓待するシーン。
そして、ペグの旦那さんも息子も、彼を自然に受け入れる姿。
- ペグ一家は、人間の善性の象徴ではないかな。-
・エドワードが、両手の鋏で、樹をユニークな形に剪定したり、犬のグルージングをしたり、好奇心満々の奥様たちのヘアーカットをして、町の人気者になって行く過程。
- 障害を持った人に、”表面的に”優し気に振舞う人々。だが、彼女達の化けの皮は直ぐに剥がれるのである。身勝手な人たちに振り回されるエドワード。ー
・最初は、エドワードの姿に驚いたキム(ウィノナ・ライダー)が、愚かしきボーイフレンドの行為により、エドワードが警察に捕まってしまった時も、彼が自分を気遣って、警察に何も言わなかった事で、徐々に、彼女がエドワードの優しき心と、自分を愛する気持ちに気付いて行く姿。
<若き、ウィノナ・ライダーの美しさと、ジョニー・デップの青白い、寂しげな表情が印象的な作品。
劇中、メインで流れる哀調溢れる美しきメインテーマも印象的な作品である。>
愛は素晴らしい
「シザーハンズ」今から30年ほど前の作品を今鑑賞しました。切なくも美しい映画でした。
主人公のエドワードは、特にたくさん喋るわけでもなく、演技が簡単そうに見えますが、微妙な表情の変化や話し方の違いが見えたりしていて、ジョニーデップさんの素晴らしい演技が輝いていました。愛を知らないエドワードは、自分に親切にしてくれる、家族のような存在や友人ができ、愛というものを知ります。人の役にたち、みんなから愛される存在となりました。そうして彼は好きな人が出来た、でも自分の手はハサミで好きな人を抱くことができない、大切な人を自分の手で傷つけてしまうのではないかと思い、彼女のため1人で生きていく選択をするというなんとも悲しい物語でした。ラストはお洒落な終わり方で感動が待っていまひた。
切ない
子供に情操教育として観せたい映画
切ないラストといえばこの映画
いつ見ても古くないディムバートンの世界
彼女が泣いて感動していた
ティムバートンとジョニーデップ
また観たくなる!
シザーハンズ初めて観ました。
若きジョニーデップもまさに美でした
この映画、普通に良かったけれど少し残念なのが観終わったあとの印象が6割近所のおばさん達…っていうイメージ。
それからキムのエドワードに対しての動機が少し弱い、なのでキムがただのビッチ女という感じにしかならなかった。画としては合ってたしまあこの2人が動機とか関係なくお互いを必要としていた運命だったのはまあそういう映画(^ω^;)なんだけど、もう少し2人だけの場面が観たかったなぁ。そしたら切なさも倍になるのでは。
雪の中踊るキムのシーンはとても良かったですね!綺麗。
エドワードは見た目は怪物だが中身は純粋な少年でやっぱり、可愛い。口数ほとんど無いのに表情だけで共感させられるからジョニーデップ様々の演技は良かった。泣ける。ジョニーデップは意外と1番シザーハンズの格好が似合う…
個人的にハッピーエンドにならない映画が結構考えさせられて好きなのでまた観たくなりましたね。エドワードの生みの親発明家がクリスマスに手をプレゼントした所で倒れたのはまじで泣けました。その時のジョニーデップの表情がなんとも切なくて切なくて…
結果的にキムと出会うことはなくともエドワードは城から出るべきじゃなかった、というのも地味に重要ですよね。
昔の映画も味があっていいなぁ、ティムバートン監督も若かった( ◜ᴗ◝)
結ばれない=切ない運命が似合うと言うか…切ない、結ばれて欲しいのに結ばれたらなんか違うんだよな、って思ってしまうキムとエドワードの奇妙な関係が私は好きです。
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