「「シザーハンズという名の、世界一切ない美容サロン」」シザーハンズ 林文臣さんの映画レビュー(感想・評価)
「シザーハンズという名の、世界一切ない美容サロン」
初めて観たときから、エドワードの存在はまるで美容サロンそのものだと感じました。彼のハサミは人を傷つけてしまう不器用さを持ちながらも、髪を切ったり庭をアートに変えたりと、人々の生活を豊かにしていきます。お客様をきれいにするだけでなく、心まで癒してくれる――そんな理想の美容サロンの姿が、ここにはありました。
ラストは胸が締め付けられる切なさがありますが、それも含めて忘れられない時間を与えてくれる一本です。
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