劇場公開日 1991年7月13日

シザーハンズのレビュー・感想・評価

全126件中、1~20件目を表示

3.5エドワードの雪❄

2023年3月28日
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中学生の頃に初めて観たティム・バートンとジョニデのタッグ作品。この映画で二人の名前を初めて認識しました。
とても切ないお話でした。人との違いが気になり出す思春期で観たせいか、エドワードの気持ちが流れ込んで来る気がした。久しぶりに観ると、当時観た切ない気持ちが蘇ってきました。エドワードの降らせる雪が、当時ままならない思春期のモヤモヤしていた気持ちまでも癒やしてくれたような気がした。

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ホビット

4.0バートン色と大衆性との絶妙なバランスが図られたファンタジー

2020年3月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

30周年を迎えた本作は、ティム・バートンが幼少期に着想し、スケッチブックにデザインしたキャラ設定が原案となっている。人付き合いが下手で、疎外感や孤独感を抱きながら暮らしていたバートン自身が投影されているのはもちろんだが、それでいうと「バットマン」や「ナイトメア」を始めとするその他のキャラたちもまた、バートン自身だ。彼はそうやってぐるぐると自分について鏡の角度を変えながら描き続けている。

改めて鑑賞すると、パステルカラーの街並みにゴシック調の城、そこに炎をイメージする赤やオレンジの色合いが徐々に増え始めていく緻密な配色の構成に驚かされる。これは「フランケンシュタイン」をはじめとするモンスター・ファンタジーで民衆がたいまつを持って城へ押し寄せてくる描写の現代版か。バートン色をいかんなく発揮しながらも、あえて伝統的な物語運びや話法を用いて、大衆性と絶妙なバランスが図られた一作と言えるのである。

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牛津厚信

5.0評価は苦手な自分の感想

2025年12月24日
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鑑賞方法:映画館

朝10で映画館で観ました。
タイトル通りで、考察やらが苦手な自分の感想です。(何の参考にもならんかも)

ヒロインに惚れる感覚は解りませんでした。
おまわりさん、いい人だなあ。

台詞少ないのに表情やらで魅せるジョニデ凄いなあ。
そして、
また映画館で観て、色々感じ取れたらいいなあ。
この監督の他の映画も観てみたいなぁ。

ホント、参考にもならん感想でごめんなさい。

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堀田美由樹

4.0ギュッと詰まった不思議な世界観と時代感覚

2025年12月20日
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ティム・バートンらしい如何にもヘンテコな作品ではある。ただし「ビートルジュース」や「チャーリーとチョコレート工場」のようなぶっ飛んだ感じはない。それはひとえにエドワード・シザーハンズという主役が純粋で、人への愛を十分持ち合わせていて、でも自分や他人を意図せず傷つけてしまう手を持っている、存在の哀しみが強調されているから。考えて見れば、この二律背反って奴は人間の営みには必ず付きまとうもので、その点、エドワードを創り出したのがマッドサイエンティストではなく発明家であるというところが興味深い。多分、発明家は悪意ではなく、人間の進歩を目指してこのようなものを造ったのだろうが、それが時として人間を不幸にもしてしまうというところ、例えば原子力なんかにも一脈通じる。
それはそうと、この作品の舞台、1950年代のアメリカの郊外がイメージされているんだろうけど、普通の街並みの隣に古いお城がそびえ立っているところ、これは「アダムスファミリー」なんかもそうだけど独特の世界観ですね。こちらの世界とあちらの世界が半径500m圏内に併存する宇宙ということになる。それとこの話はおばあさんになったキムが昔話を孫にしてやる設定なんだけど、じゃあ、今という時は何時なんだ、と時間のひずみも感じられる。面白いですね。この時間も空間も凝縮して押し込められたような感じ。ティム・バートンのヘンテコな感じというのは根本的にはそこに由来するのかもしれないね。

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あんちゃん

頭の中の世界を手作りで

2025年12月17日
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鑑賞方法:映画館

 フランケンシュタイン物語を現代に蘇らせたティム・バートンの甘酸っぱいラブストーリーです。監督の頭の中にある絵をそのまま作り上げた映像が見事。マッチ箱が並んだようなパステルカラーの街並みなんて今ならCGで直ぐに出来るのでしょうが、実際の家並みの壁を一軒ずつペンキで塗ったというのだから凄い。

 それにしても、と改めて思う事。ウィノナ・ライダーのキムが真実をさっさと告白していたらこんな悲劇にならなかったのに、そこをスルリと無視している事にモヤモヤが残りました。

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La Strada

5.0静かな優しさが胸に残る物語

2025年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

だいすきなこの作品を劇場のスクリーンで観ることができて、超超超感激しています!
午前十時の映画祭ありがとうございます!!

『シザーハンズ』は、何度観ても心の奥にそっと触れてくる不思議な作品です。
ハサミの手を持つ青年エドワードは、見た目の異質さとは裏腹に、誰よりも純粋で優しい存在として描かれます。その優しさが、必ずしも世界に受け入れられないという現実が、この物語に静かな切なさを与えています。

ティム・バートン監督ならではの、パステルカラーの住宅街とゴシックな屋敷の対比は、エドワードの孤独を雄弁に物語ります。派手な演出や説明的なセリフに頼らず、映像と空気感で感情を伝えてくる点が印象的です。

特に心に残るのは、エドワードとキムの関係性。互いを想いながらも、近づくほどにすれ違ってしまう距離感は、恋愛映画としてだけでなく、人と人との「違い」を描いた寓話としても胸に響きます。

本作は、分かりやすいカタルシスを用意してくれる映画ではありません。しかし観終わったあと、雪の降る静かな余韻とともに、「優しさとは何か」「理解するとはどういうことか」を考えさせてくれます。
時代を越えて愛され続ける理由が、確かにここにある一本です。

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藤宮・アーク・紗希

4.0現代のおとぎ話

2025年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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エル

3.5切なくて美しい

2025年12月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

午前十時の映画祭にて鑑賞

幸せになれるはずの人が他者の悪意や利己的な感情によって傷つけられ潰されるという構図が、悲しいけど現実の世界にもよくあることだよなと切ない気持ちになった。
それと同時に、誰かを純粋に愛する気持ちはやっぱり美しいなあと思える映画だった。

人間も美しく純粋な心だけ持って生きることができたらいいのにな…

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お

3.5世界観が素敵

2025年12月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

初演から34年、ようやく観ました。セットや衣装、小道具に至るまで、統一された世界観が素敵でした。ジョニー・デップは"本作で人気を確立"とありましたが、エドワード良かったです。

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wcitbn?

4.534年振りに劇場で観賞

2025年12月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

午前十時の映画祭15にて観賞
ちょうどタイミング良くジョニー・デップが来日しています
作品はいま観ても切なくなります

ウィノナ・ライダーも輝いていましたよね

ビートルジュース
バットマン
シザーハンズ3作連続監督したティム・バートンは神懸かっていました

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よう

4.5人と触れたかった

2025年12月6日
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午前十時の映画祭にて鑑賞。
人を傷つけたくないエドワードと自分が傷つきたくない住民の対比が印象的。それはカラフルな街並みと服装、黒い服と青白い顔にも表れている。
エンディングが素敵すぎる。

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ななな

4.0コミカルで切ない、寒い季節にぴったりの物語

2025年12月2日
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監督がいいですね。
主演がいいですね。
音楽が切ないですね。

孤独な人の暖かい心
物語に散りばめた心

抱きしめられない彼
あの雪は彼の思いの…
素敵な物語だと思います。

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星組

5.0ティムバートン節全開な「昔話」

2025年11月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

癒される

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APPAREQR

5.0愛し愛される関係でなくとも

2025年11月6日
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泣ける

笑える

悲しい

何度かこの映画を見る機会があったが、そのどれもに違った感想を覚える、おとぎ話のような映画。
最初見た時はサイコホラー映画のようなビジュアルとコミカルな内容のギャップに懐疑的で人間模様など全く見てなかった。しかしながら、今やそれらに対しても隅々まで見られる余裕が出来るようになり、エドワード・シザーハンズという人物の、奇怪でありながら妙に生々しい人間らしさを持つ人物に惹かれるようになった。
ヒロインに対しても、不良と絡んでる奴がこんなに優しい訳なかろうと思っていたが、自分の周りには案外ああいう不良のような強さに憧れながらも、どこかで優しさを求む女性は多かったと思う。彼女の周囲(特に家庭周り)がもたらした影響だろう。そう言ったキャラ配置が自然になされている所は素敵だと思う。
伏線周りの回収の仕方も見事で、本作だけでも物語を完結させられているし、広げようと思えば広げられる。主演のジョニーデップは続編を求めてはいるが、本作はこれで完結させる事の方が鑑賞者の人生において大きな糧となれるパワーを秘めている。
現実の恋愛において支え合う事も大事だが、この映画のように、誰かに姿形が見られなくとも、好きな人やものに対して行動を魅せ続けられる事の方が、生きるための本質を付いていると思わせてくれる、そんな美しく、切なく、笑えて泣ける1作。

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ぱいら

3.5「シザーハンズという名の、世界一切ない美容サロン」

2025年9月12日
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初めて観たときから、エドワードの存在はまるで美容サロンそのものだと感じました。彼のハサミは人を傷つけてしまう不器用さを持ちながらも、髪を切ったり庭をアートに変えたりと、人々の生活を豊かにしていきます。お客様をきれいにするだけでなく、心まで癒してくれる――そんな理想の美容サロンの姿が、ここにはありました。
ラストは胸が締め付けられる切なさがありますが、それも含めて忘れられない時間を与えてくれる一本です。

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林文臣

5.0ティム・バートン

2025年4月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 白と黒に統一された風景のダークな屋敷。対して町はパステル調のカラフルな世界。おとぎばなしのようなストーリー。犬の毛のカットや髪のカットの技術の素晴らしさを見せつけけられたときにはもてはやし、人を誤って傷つけてしまったときには犯罪者扱いしてしまう。人間の愚かで浅はかな心の揺れ具合と純粋なハサミ男の対比。『美女と野獣』のような描写で、心打たれました。

 最初に観たときは童心に帰って見たけど、改めて見るとやはりティム・バートンはいい。オートメーション工場でクッキーをつくるマッド・サイエンティストの雰囲気はチャップリンの『モダンタイムス』を思い出すし、機械に心を与えるなんてのはフランケンシュタインの物語のようだ。ファンタジー、恋愛映画としても楽しめます。

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kossy

4.5美しき哉、ウィノナ・ライダー‼️

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

4.5悲しい恋

2024年9月30日
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鑑賞方法:VOD

切ない

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喜怒哀楽

1.5不条理物語

2024年9月29日
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鑑賞方法:VOD
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める

4.0切な

2024年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

母親自分が連れてきたくせに簡単に城に帰そうとか腹立った
彼氏クソすぎて腹たった
最後20分くらい切ないよー
雪流石に街まで届かんだろー
おばあちゃんは特殊メイクしてる娘

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くっきー
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