四月物語のレビュー・感想・評価
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若いって素晴らしい。
初々しい松たか子が桜満開の映像と共に観られるお宝の一品。
冒頭で上京する彼女を見送るのが本当の松たか子ファミリー
というのが微笑ましかった。純粋に大学生活が描かれていく
のかと思いきや、あ~そういうことね(^^;と、その動機のどこ
が不純なのか私にはサッパリだが、大好きだった先輩があの人
というのが何よりの衝撃(爆)これぞ時代!いいな~若いって。
出た!岩井俊二
ストーリーない系苦手
大学進学で4月に上京する若者の日常をスナップする。先が気になる展開がほとんどないため見ていて飽きて苦痛だった。
松たか子が初々しくて可愛らしかったけど、それだけではつらい。
感受性。
始まりの予感
何か初めてのこと、やりたかったから。
映画「四月物語」(岩井俊二監督)から。
そうそうこんな感じだったなぁ、が鑑賞後の私の呟き。
私の場合、静岡から東京だったけれど、
それでも親元を離れ、ひとりで生活をした経験が、
今の自分にとって、どれだけプラスになったかわからない。
映画初主演の「松たか子さん」演じる女子大生だったので、
余計にドキドキしながらメモをしたのだが、
故郷・北海道から(へ)電話のシーンがアンテナに引っかかった。
少し落ち着いてから、東京での学生生活の様子を訊かれたのか、
それとも「何かサークル入った?」と問われたのだろう。
「釣り」と一言、(たぶん相手は、予想以上に驚いたようだ)
「変?そうかな・・」と彼女は続け、気になる一言を呟く。
「何か初めてのこと、やりたかったから、いいかなっと思って」
そう、せっかく環境が変わったのだから、
今までに経験したことのないことをやってみたい、と思う気持ち、
35年以上前の大学生当時の私が感じた
「(大きな)不安と(大きな)期待」が入り混じった感覚を
うまく表現している台詞だと思った。
冒頭の「松本家、総動員でお見送りのシーン」や
「花吹雪の中の花嫁に傘を差すシーン」など、
クスッとしてしまうシーン、感動シーンが満載だった。
「四月物語」で主人公が「卯月」という名前だったり、
「信長は生きていた」という時代劇の配役で、
「カールスモキー石井」さんが「軽相撲紀伊石井」だったり、
映画でけっこう遊んでるなぁ。
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