「【B級アトラクションホラー映画】」ファイナル・デスティネーション 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)
【B級アトラクションホラー映画】
・ピザを片手に観れるB級アトラクションホラー映画でした。
・飛行機事故を予知して、飛行機から降りた主人公とその学校のメンバーの一部7人。「死ぬはずだった運命」から逃げることはできない、という趣旨の元、生き残った登場人物たちが次々と死んでいきます。しかし、主人公は「死の予兆」を感じることができるため、それに逆らおうとして立ち向かいます。
・最終的にはどうなるのか、をいうとネタバレになるので細かいことは書きませんが、次々と死んでいくメンバーの死に方が結構力技の無理感があります。笑 それでも、それを受けれいて観れてしまうということは展開が面白からだと思います。
・物語のラストも絶望を抱かせてくれますが、絶対的な絶望、ではなくある程度想像すれば人それぞれ異なる解釈ができるようなところは良かったです。ただ、普通に考えると、絶望的、です。
・この映画、実はラストの展開を試写会から撮り直して変更しているようです。試写会でかなりのブーイングを受けた元々のエンディングから変更しています。その内容を知ると、確かにこっち(実際の映画)のほうが、安定して共感できる物語になっていると思います。ただ、それでも元々の展開を少しでも残そうとしたことが、実際の映画のラストシーン(絶望を抱かせてくれるラスト)からプンプン匂ってきますね。笑 監督であるジェームズ・ウォンさんのこだわりなのかもしれません。この片の別の作品も観てみたいと思います。
・ちなみに、映画の中の飛行機事故は、1996年に発生したTWA800便墜落事故と同じ設定(墜落時刻、目的地)のようです。
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