ファイナル・デスティネーションのレビュー・感想・評価
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天才的なアイデアの勝利
大人気シリーズなので今更ネタバレでもないと思うけれど、「死の運命」がどこまでも追いかけてくるというホラー映画シリーズの第一作。
予知によって事故死から逃れることができた主人公たちが、その後も「死の運命」に付き纏われるという映画の概要を知った時、なんとなくそれ以上でもそれ以下でもないような感じを受けてなかなか観る気が起きなかった作品である。
そして、今回Netflixで配信していることを知って視聴してみたのだけれど、やっぱりそれ以上でもそれ以下でもなかった(笑)。
でも、これがとにかく面白いのだ!
ホラー映画、サスペンス映画というのは、この先の展開がどうなるのかとハラハラドキドキさせて観客を画面に釘付けにさせることができれば大成功なのだけれど、本作はそれができている。
「死の運命」がどこまでも追いかけてくるというアイデアが秀逸であり、一人また一人と「死の運命」に捕えられて死んでいく、ただそれだけの物語なのに画面から目が離せなくなる。
アイデアの勝利と言える。
監督はジェームズ・ウォン。
悪名高き『DRAGONBALL EVOLUTION』を撮ったことで悪名高い(笑)監督であるが、本作は駄作ではない。
B級ホラーの快作と言える。
Wikipediaによればジェームズ・ウォンは香港生まれである。ただ、香港映画界での活動経験はないようだ。でも本作にはB級香港映画が持つ「面白けりゃ何でもいい!やったもん勝ち!」というテイストがそこはかとなく感じられる。
主人公たちを付け狙う「死の運命」というヤツがとにかくしつこくてちょっと笑っちゃうくらいなのだけれど、そのB級やり過ぎ感が面白さに拍車をかけている。
『DRAGONBALL EVOLUTION』を未見のためはっきりしたことは言えないのだけれど、「ドラゴンボール」もハリウッドで実写映画化などせず、バリバリのB級香港カンフー映画として作った方がカルト映画として評価されるということもあったんじゃないか、という気がする。
ジェームズ・ウォンが意外とB級やり過ぎテイストを持っている監督だったので、ちょっとそんなことを妄想してみたりした(笑)。
本作は大ヒットして人気シリーズとなった。
仮に本作がそんなにヒットしなかったとしても、これほどのアイデアをホラー映画業界が埋もれさせておくわけがない。絶対リメイクを作るはずだと思わせるほど本作のアイデアは秀逸である。天才的なアイデアと言ってもいい。
最新作の第6作はまだ日本では公開されていないけれど、シリーズ史上最高のオープニング成績を記録していて、批評家からも高評価を受けているそうである。
批評家からも高評価って、マジか?と思う(笑)。
シリーズ全作を通して観たくなった!
ダラダラしたテンポの駄作恐怖もの
今夜(2025/05/17)観ました。
ニューヨークが舞台の割に、ニューヨークらしさが皆無の街並み。エピローグのパリの街並みもその“ニューヨーク”の雰囲気にクリソツ(笑)これも仕組まれた罠なのかも知れません🤥
飛行機事故をすんでのところで回避できたアレックスくんと他の人たち。その後次々とピタゴラスイッチ的な罠で不可解に死んでいきます(笑)そのテンポはとても遅いのがまた怖いです😱
何より怖いのは友人が金属片で断首されたのを目の当たりにしていながら、男女問わず平然と会話していた点です。普通なら声どころか呼吸も出来なくなるほどのショックだと思いますが、この映画の世界はちょっとだけ違うみたいです(笑)
なんかわちゃわちゃやってなんとか生き残って、ラストシーンでもうひとりって感じで終わります。
ダラダラした映画ですが、観るのをやめるほどの駄作ではなかったので星ふたつです。
この手の映画が好きなら、片手間に観てもいいかも知れません。別に観なくても損はしないのでご安心ください(笑)
あなたはいつ死にますか
原題
Final Destination
感想
全米7週連続ベスト10!衝撃のサドンデス・スリラー!
迫り来る“死の運命”からは誰も逃げられない…予測不能な惨劇の連鎖を描くホラー・シリーズ第1作!
全員死亡の飛行機事故から逃れた7人。
死はそれを許さなかった。
新作が出るということで過去のシリーズを復習します!
死からは逃れれないという分かりやすさ、テンポもよく、上映時間97分とサクッと観れます!
飛行機事故を回避できたのに別の形で死が迫ってくるのは恐ろしいですね。
こんなんありえんっていうピタゴラスイッチが発動します笑
この映画観たら毎回飛行機乗るのがちょっとだけ怖くなります笑
※霊魂の世界
※死は偶然的なものじゃなく必然だ
ジェットコースター・ムービーの先駆け
久しぶりの鑑賞。確か当初はクイック・ジャパン誌での中原昌也氏によるレビューを読んだのがきっかけ。
飛行機事故を回避したはずの主人公アレックスとその友人たちは、しかし死の運命に逆らうことが許されず、次々に死を迎える。アレックスはなんとか運命に逆らう方法を考えつつ、惹かれ出した将来の恋人たるクレアを助けようとするというストーリー。
一応サスペンス枠でレンタルされているが、基本的にはホラージャンルと言って良い。この作品の最大の魅力は、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の、スピード感あふれるドミノ倒しのような悲劇の連続にある。これはこの時期のホラー映画の中ではある種の発明と呼んでもいいのではないだろうか?
その後、この作品はシリーズ化したようだが、やはり低予算でありながらサスペンスフルなこの第一作は惹き込まれる。また、陰キャながら豊満な身体を魅せるヒロインのクレア役のアリ・ラーターは魅力的だ。
小舟を出してFBIから逃れ山中を逃げる場面は、フランス映画のリモザンを思い出したというのは褒め過ぎか?もう一つのエンディングもあったみたいだが、ある意味ハッピーエンド?と言えるこのラストは好きです。
血生臭すぎず、どこか青春映画のような作りや音楽も素敵。
ちょっと怖かった…
『ボーは恐れている』に似てるかも
死神が無双して人が死にまくる映画
死神が無双して人が死にまくる映画。あたま空っぽで観れる。真犯人が居ると見せかけてのミステリー要素もなし。単純に死神が人をわんさか殺してくのを楽しもう。予知夢みまくって死を回避する話かと思ってたら違った。予知夢って冒頭だけだったんかーい。
冒頭はシリアスな展開だったのにコメディーっぽく見えるのは何故だろう。死に方はグロいんだけど何かシュールで笑える。
最後のオチもやっぱり死神が強かった。誰も死から逃れられない、映画のメッセージ性がドスレートで分かりやすい。あの流れだと全員死亡するっぽいし絶望MAXの終わり方だな。せっかくクリアが金髪イメチェンして、アレックスとくっついたのにドンマイだ。
変えられない運命と緩急のあるスリル
なす術は…
結局無し?
飛行機事故直後あたりまでの展開はよかった。
Toddがなくなる辺りから、んー?となった。
見えないモノと戦うアレックスがクレアと安置所に忍び込んだが、あそこにいた男性は…何者?
そこは疑問に思わないのか。
FBIも何をしていたのか…謎。
疑われる要素満載だけど。
(火災を見つけたら警察を呼ぼうよ〜)
ようやくアレックスの言葉に耳を傾けるも、やはり内容は信じ難くて聞き入れてもらえない。
1人奮闘するアレックス。
それにしても、アレックスのポテンシャルが高くて笑える。
あっさりボートに乗って警察から逃げ切るという…すごいなアメリカの高校生。笑
結局運命は変えられないらしい。
クラスメイト以外の運命はアレックスには見えない?
グロいシーンは多いが、意外とおもしろかった。
全5作品あるデッドコースターシリーズの第1作目
始まって15分後、旅客機180便の爆発事故の映像に魅せられる。
ゴーストやモンスター、エイリアン、殺人鬼から逃げたり戦うホラー映画よりも物理的にリアルで、整備不良や不注意による事故死の瞬間を丁寧に描いている。
必然的に起こる事故に偶然遭遇するという恐怖は当時は斬新だった。
事故を予知したアレックスと後に協力して謎を解明しようとするクレアのキャスティングには、トビー・マグワイア(『スパイダーマン』のピーター・パーカー役)とキルスティン・ダンスト(同じく『スパイダーマン』のヒロインのメリージェーン役)が元々設定されていたらしい(Wikipediaによる)。
死因や運命について説明する葬儀屋、トニー・トッドが演じるウィリアム・ブラッドワースの存在が興味深い。
死のピタゴラスイッチ
死の運命からは逃れられない
シンプルに面白い
こういう確定した死から逃れる為に奮闘する〜みたいな映画、他にも色々あった気がするんだけど先駆け的な映画なのかな?
この手の設定はすごく好きで、ハラハラドキドキ緊迫感MAXでなかなか面白い。ただ水が流れるだけでこんなに怖い映像作れるんだなって不思議な気持ち。チープな映像ではあるけど、気にならないくらい緊張感あって良い。
このくらいのそんなに深く考えず楽しめる娯楽が、映画としての楽しさを感じられる。こういうのでいいんだよ、こういうので。なるとの乗った昔ながらの醤油ラーメンのような安心感。ホラーは苦手なんだけど、このくらいなら程よく楽しめる。辛いの苦手だけど蒙古タンメン中本は美味しく食べれる辛さ、みたいな感じ。グロすぎ怖すぎはちょっとね……、獄激辛はただ辛いだけで美味しいか?って言われると……ねぇ?
俺は最後の終わり方、なかなか好きだよ。コテコテの映画ぁ〜!!って感じが好きなんだよ、ほんと。余韻もほどよく、考察の余地もほどよく。う〜ん、ほどよい映画だねすごく。
午後ロードだと
あなたはいつ死にますか…?
THE 普通
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