「抜群のスリル感」エネミー・ライン そうさんの映画レビュー(感想・評価)
抜群のスリル感
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舞台は、1992~1995年に勃発したボスニア・ヘルチェゴビナ戦争が背景。
1995年、NATOによる空爆により民族紛争で対立が続いたセルビア人勢力を抑え、停戦・和平合意を結ぶこととなった。
監督はジョン・ムーア。
主人公は、オーウェン・ウィルソン演じるアメリカ海軍のクリス・バーネット大尉。
海軍での実態にギャップを感じていた大尉であるが、クリスマスの日、ボスニア上空からの撮影を任じられる。
その飛行中、事件は発生する。
ボスニア人武装勢力により撃墜されるが、バーネット、相棒パイロットのスタックハウスは何とか敵地に着陸。
しかしここから長く険しい逃走劇が始まる。
更に、和平状態を乱したくないNATO軍指揮官からは、戦闘攻撃機が巡回コースから外れていたこともあり、援軍の出動を禁じられる。
相棒スタックハウスの死、逃走中に目の当たりにしたボスニア人勢力による残虐な虐殺事実を暴こうと必死のの逃走を演じる。
ボスニア人勢力の執拗な追跡によるスリル感、
仲間やアメリカ海軍レイガート司令官との熱い絆が随所に見られ、
存分に楽しませてもらいました。
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