「赤い帽子の娘を探して」エリザベスタウン LaLaさんの映画レビュー(感想・評価)
赤い帽子の娘を探して
オーランド・ブルーム主演の
ロマンティック・コメディ
エリザベスタウンとは
ケンタッキー州にある都市
仕事で大失敗した
青年ドリュー(オーランド)
落ち込む彼のもとへ父親の訃報が入り
葬儀の為、亡き父の故郷
エリザベスタウンへと向かう
飛行機の中で
客室乗務員の
クレア(キルスティン)との出会いは
運命なのか・・・
アメリカのViewingは
葬儀の前日に教会で
棺の中のご遺体と対面し
話をしたりしているシーンがよくありますね。
ドリューが
眠る父親を見て、語り掛けた時
父親が笑みを浮かべたりする場面に
ジーンとなり
私も父を亡くした時
眠るようにしている父に
声をかけたら
そっと笑ったように見えたから
だぶってしまい泣けました。
アメリカの葬儀は
日本とは違って
ミサ形式で
賛美歌を歌ったりして明るくて
故人を偲び
集まってスピーチ
暴露話も出たり ダンスも・・・
自由な感じですね。
火葬にした父の遺灰を骨壺に入れて
クレアが、手作りの
ロードマップを用意した
想い出の地へと散骨の旅へ出るドリュー
音楽もステキで
キャメロン監督のセンスが光ります。
クレアの指示通りに進むと
最後に
世界で2番目に大きな
ファーマーズ・マーケットへ行き
「赤い帽子の娘を探して」の指示が
予想どおり二人が出会うラストシーン
ステキでした。
豪華なキャスト陣も
楽しめる人生再生
ロードムービーでした。
今晩は。
コメント有難うございます。
私は色んな作品を観ていますが、ヤッパリヒューマンドラマが好きなのかな、と思います。
実話ベースの「幸せへのキセキ」を劇場で観たのは随分前ですが、マット・デイモンもスカーレット・ヨハンソンもフツーの動物園を運営しているスタッフを演じていましたが、恋愛関係に陥る事もなく、けれどもラストのシーンは沁みた映画でした。
最近、こういうシンプルですがハート・ウォーミングな良質な映画が減ったなあ、と思っているのは私だけでしょうか・・。では。
コメントありがとうございます。キルスティン・ダンストは、日本では好き嫌いが分かれますが、私は断然好きなタイプです。特にこの映画とアップサイドダウンは最高に綺麗だったと思います。