「皮肉混じりのサスペンス」ザ・プレイヤー まままさんの映画レビュー(感想・評価)
皮肉混じりのサスペンス
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長回しで始まり。『黒い罠』は未鑑賞。『ロープ』は見た。
そのほか様々な作品がセリフや壁のポスターに出てくるが、残念ながら見てないものの方が多く、きっとこれらの作品からの影響があるんだろうなあとは思いながら、やっぱりそこは分からず。これから見ていこうとモチベにするしかないですよねー。
『フリークス』は見たい。
ハリウッド的ヒット作の条件が途中で語られる。
サスペンス、スター、暴力、平和、愛情、ハッピーエンド、セックス、裸。たしかこんな感じ。
これらがことごとくこの映画にも散りばめられているのがうまい部分で、それでいてそれらの軽薄さを皮肉っている。
スターは馬鹿みたいにカメオ出演させまくり。取ってつけたようなセックス。彼女を乗り換え、罪も償わずに、なんちゃってハッピーエンド。
劇中劇も、結局は観客の反応に媚びに媚びて、ジュリアロバーツとブルースウィリスでハッピーエンドにしているのがクスッとさせる。ライターまでその気になってしまっている。
ロバートアルトマンはまだmashしか見ていないが、他の作品も見てみたくなった。じゃあ監督はどんな映画を作ってきたんですか、と確認したくなる。
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