「ありがとう、ヴィム・ベンダース」アメリカ,家族のいる風景 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがとう、ヴィム・ベンダース
ヴィム・ヴェンダースの世界、好きだぁ。ジム・ジャームッシュへのものと近い愛を感じます。
『パリ・テキサス』は本当に忘れがたい作品でしたけど、そこから20年、ヴェンダースがアメリカに見続けているものが変わらないことを感じさせてくれる作品でした。
ふと自分が映画を撮るということを夢想してみるとします。そして身近な日本の風景を思い浮かべるとします。しかし、どこで撮っても、この作品で感じる悲しさとは違うものになってしまうような気がします。そんな勝手な夢想によって、ヴェンダースがアメリカの風景へのこだわりを見せることに納得したりしてました。それぐらい、画に説得力を感じましたです。
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