ザ・エージェントのレビュー・感想・評価
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【”たった一人のクライアントを大切にする・・。”アメリカのスポーツ・エージェントの在り方に疑問を持った男が成し遂げた事を描く。レネー・ゼルウィガーがスターダムの第一歩を踏み出した作品でもある。】
■やり手のスポーツ・エージェント、ジェリー・マクガイア(トム・クルーズ)。
所属するエージェントオフィスの利益ばかりを追求するやり方に疑問を感じた彼は、提案書を提出する。
そこに書かれていた事は、”皆が考えていても、口にしない事”だった。
が、その提案書が原因で会社をクビに。
だが、彼の理想に感銘を受けた会計係のドロシー(レネー・ゼルウィガー)を連れて独立するが、大手の壁は厚く…。
ジェリーは唯一残ったクライアントのアメフト選手で、口は立つが多くのクライアントからは軽く見られていた、ワイドレシーバーのロッド(キューバ・グッディング・Jr)と親交を深め、彼のスポーツ界での“価値”を高めようと努力するが・・。
◆感想
・キャメロン・クロウ監督が書き下ろした、アメリカプロスポーツ界の、高騰する年棒問題を逆手に取った脚本が見事である。
ー 今作は、今から25年以上も前の作品であるが、高騰する年棒問題の基づく、選手のストライキ、選手の給料が払えず身売りする組織の在り方は今でも変わっていない。
キャメロン・クロウ監督の先見の明が光る。-
・だが、今作はその問題を、重くは描かない。
理想を持つジェリーと、彼の思想に共鳴するドロシーが、恋愛関係になって行くシーンも、ドロシーの息子レイの存在にスポットを当てる事で、悲壮感なく軽やかに描いている。
・キューバ・グッディング・Jrが演じたロッドの描き方も上手い。一見、軽い人物に見えつつ、アメリカンフットボール界で、軽く見られている男を、コミカルにだが、家族を愛する男として演じている。
ー 彼が、大一番の試合で魅せたワイドレシーバーとしてのファインプレーシーン。だが、ボールキャッチ後に首から落ち、動かなくなる姿を心配そうにTVで観ているロッドの妻を始めとした家族の姿。そして、”たった一人のクライアント”の試合故に、その場にいたジェリー。
ロッドは、脳震盪から目を覚まし、元気そうにフィールドを万雷の拍手の中、駆け回る。ジェリーからロッドの妻に入る電話・・。-
<ジェリーと、ドロシーの恋愛関係の変遷の描き方も上手く、キャメロン・クロウ監督の手腕が光る作品。
レネー・ゼルウィガーが今作後、浮き沈みを経ながらも、漸く20数年後オスカーを手にした事や、トム・クルーズが30年以上、ハリウッドのトップに君臨している事実は、矢張り凄いと思ってしまうのである。
キャメロン・クロウ監督作品は、暫く新作が公開されていないが今作の様な作品を観ると、矢張り新作を期待してしまうのである。>
スポーツ選手のエージェント。 業界の現状に危機感を感じ、クライアン...
アクションのないトムも素敵。キャストも◎
トップガン・マーベリックを観て、またトムへのお熱が再燃!あらためてトムの作品を見直してみてます。
スポーツ選手のエージェント会社のエリートだったが、成功を重ねるほど、理想とは異なる自分の姿に嫌気がさしてくる。そんな中、理想や在るべき姿を会社に提言したことが、元でフリーになり、恋人や取り巻く人間関係も大きく変わった。それによって人としても成長していく。
社会人生活が長くなった今観ると、昔とは異なる思いとなると感じた。
理想を追い求め、提言するのは簡単なことではなく、理想と現実は異なるのは当然のこと。しかし、それまでと異なる環境に身を置くことで、限界のその先で新しい自分を見出すことも出来るかもしれない。
最終的にはジェリーは、その理想を手に入れることができた。後半、二人三脚で歩んできた唯一のクライアントのフットボール選手の成功の時は感動が止まらなかった。その時のトムのお芝居がとても自然で、素敵で、更に涙を誘った。
アクションの全くないトムも素敵でしたよ。子役の男の子がまた本当に可愛くて!トムの父親としての一面も垣間見れたようで、それも嬉しかったし、何よりレネー・ゼルウィガーのナチュラルな可愛さもとても良かった。
時間が経ってからまた観たい作品です。
トム・クルーズから学ぶ働き方改革
会社をクビになって陥ったどん底のスポーツエージェントが
独立してビジネスを成功させるために奮闘するストーリーと、
それと並行してシングルマザーとのラブストーリーを描いた作品。
■スポーツエージェントという仕事
いち早くスポーツビジネスが確立されたアメリカで生まれた仕事です。
交渉ごとに不慣れなプロスポーツ選手本人に代わって、スポーツ団体などの
入団契約、移籍に際する交渉や、契約更改を行うのがスポーツエージェント。
担当する選手の特徴を理解し、少しでも好条件で契約が成立するようサポートする特殊な仕事なので、冒頭で仕事内容を説明してはいるものの把握しづらいかなと思った。
■働き方を変えたい時にモチベーションを上げよう!
夢や理想を抱いて働き始めたのに、現実との間には大きなギャップがあった…
という状況に直面する人はきっと少なくないはずです。
【働き方改革】なんて今でこそ言われるようになってきたけど
この当時ではとても勇気のいることでした。
■レニー・ゼルウィガーは女の鏡♡
ビジネスと並行して進む、シングルマザーとのラブストーリー♡
決して美人ではないものの、表情とか仕草とか、
セクシーから可愛いまで男をメロメロにする技を沢山持ってらっしゃる♡
女性は彼女から恋愛のイロハを学ぼう♬
■なんだか初々しいトム・クルーズさんw
【ミッションインポッシブル】【ジャック・リーチャー】【ナイト&デイ】
【マイノリティ・リポート】など格好良いトム様の印象が強いので、
この作品では若いのもあるけど初々しさとか可愛らしさがあって、キュン♡
30代のトムが一番カッコイイかも知れない。
大人のラブストーリーなんだけど、こういう表情のトム様
ここ最近の映画では観れないもんね。
■ジョナサン・リプニッキが可愛すぎる♡
あれ?この男の子どこかで・・・・
ぁ!【スチュアートリトル】の子じゃないの♡
可愛すぎるやん~(*´艸`*)
この子見れただけでも価値があるw
■吹き替えが山寺さん
トム・クルーズ公認の吹き替え声優、森川智之さんではないのが少々残念。
ちょっと盛り上がりに欠けるので眠たい映画かな~とは思いますが
女性ウケは良いと思います♥
何故か、ニコールキツドマンの亡霊に悩まされるのだよ‼️❓関係ないけど
トム・クルーズ最高!
好きな映画、
スポーツで食べていくのって、大変…
原題『JERRY MAGUIRE』。つまり、映画が描いているのは、ある男=ジェリーの話。
仕事・プライベート、双方での彼の生き方(成長譚?)。
子役もかわいらしくって、
ジェリーとロッドの凸凹コンビも面白くって、最後にはホロッとさせられて、
ロッドの家族には迫力負けしそうで、
ドロシーとの関係も、ドロシー大丈夫か?というところも含めて、ハラハラさせられて、ロマンティックで、
ローレル・ドロシー姉妹にもほんわかさせられて、
インテリアも居心地よさそうで、
映画のテーマも、ストーリーも、すてきで、ファミリーで見たいのに、
何気にラブシーンが、この映画に不釣り合いなほど…。
しょっぱなのは、いわゆるセレブらしさなのか?好みではない。
家の前(通り)ーー夜更けだけどーーで?
ここが気になって、0.5評価を下げる私が変なのか?
子どもの一言でそれまでの自分を振り返り、子どもと離れたくなくってプロポーズしちゃうジェリー。
会社を辞めるきっかけも、エージェントしていた選手の子どもの一言。
熟慮が足りない。それでも、事態を改善するにはと必死なジェリー。でも、ロッドの手前、自分についてきてくれた社員のドロシーの手前…。
そんなジェリーのオーバーアクションに隠された戸惑いが、きめ細やかに表現されていて…。
それをうけるドロシーの表情が…。
ロッドも、ロッドの想いはあり、どうなっていくのか…、からのロッドの行動…。
大企業の力を己の力と過信していたが、実はということを思い知ることになるジェリー。
トム様ご自身も、この映画のかなり後の2006年、パラマウント映画から、契約を一方的に打ち切られることがあったりして。トム様の場合、すでに『ミッション・インポッシブル』等の制作を手掛けられていたから、ジェリーとは違うけれど、どんなお気持ちだったのだろう。
個人的にも、独立しようかと思うこともあり、ジェリーの境遇が他人ごとではなくなる。
どん底に落ちてからの展開が、コメディタッチで描かれていく。
筋だけ追えば、よくある話。
でも、アレンジでこんなに愛おしくなる。
ドロシーとの間での名セリフもいいが、
「不満で一杯のプレイに…感動しない。ハートでプレイしろ(思い出し引用)」というのも頭にガツンと来た。
コメディ路線で、でも泣かされて、人生考えさせられて…。
トム様の魅力満載。とっても素敵な映画です。
☆ ☆ ☆
しかし、アメフトって命がけ。しかもあんな大家族を養っている。怪我したくないよね。死にたくないよね。
「俺が怪我したらどうなる」「旬は短いんだ」「だから稼げるうちに稼ぎたいんだ」というのが、身に迫った。
最近でこそ、怪我をしても治療して復帰してくる選手も多くなったけれど。
選手生命も伸びて、「キング・カズ」や「〇回目のオリンピック」という選手も多い。
でも…。
エージェントって、選手後の生活の相談ものるのだろうか?
キャリア・プランニングって大切。
☆ ☆
どなたかもおっしゃっていたけれど、トム様は実はあげまん。
トム様を俺様俳優という方もいる。映画が全部トム様のPVになるって。
でも、トム様と共演してブレイク、もしくは受賞された方って多い。
ご自身も、ニューマン氏やホフマン氏のような超大物と共演されて、超大物俳優になっていかれたけれど…。
私が記憶している限りでは、
この映画では、グッディング・Jr氏が受賞、レネーさんがブレイク。
『デイズ・オブ・サンダー』ではニッコールさんがハリウッドデビュー。
『インタビュー・ウィズ・ヴァンバイア』ではピット氏の人気を不動のものに。
『マイノリティ・レポート』ではファレル氏が注目され、
『ラストサムライ』では渡辺氏と真田氏。
『コラテラル』ではフォックス氏の評価が高い。
『ミッションインポッシブルⅢ』以降ではペッグ氏が世界的にブレイク。
ご自分も輝いて、相手も輝かせる。
キャスティングもうまいのだろうけれど、さすがだ。
ラブシーンでのレニー・ゼルヴィガーの表情に魅了
キラキラした瞳のトム・クルーズと、女らしい魅力に
溢れたレニー・ゼルヴィガーとのラブシーンがリアルでセクシー。
フットボール選手夫妻のラブラブぶりもなかなかでしたが、トム・クルーズ演じるジェリーとの会話に胸がキュンとしました。
字幕版で観たかった。
BSフジを録画にて鑑賞
気楽に楽しめるアメリカ映画らしい楽天的なコメディ映画
スポーツエージェントのトム・クルーズが理想を掲げた途端に解雇。やら...
キャスティングの勝利
単純にハッピーな気分になれる映画、ということでいいと思う。
スポーツ選手の代理人という設定は基本ハズレが少ないので安心して観れるが、そこはあまり深掘りしたシナリオでもない。
これは少しガッカリするところでもあるのだが、ま、簡単にいうとキャスティングの勝利ということになる。トムクルーズが二枚目半みたいな役。レネーはマヌケだが男が放っておけないみたいな役。まあ、見事にはまってる。しかし、一番はあのハイテンションな黒人フットボール選手かな。笑い泣き両シーンのピークを全部持っていってる。
テンポも軽快だし楽しる内容かと。
Show me the money!!
タイトルなし(ネタバレ)
※映画レビュー200本目の映画
トムのエージェント役が凄く共感しました❗️
そしてラストのアメフト選手役のキューバが脳震盪~の奇跡の立ち上がりもアッと驚きました。
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