コーチ・カーターのレビュー・感想・評価
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決断力と信念の人
総合:75点
ストーリー:75
キャスト:75
演出:75
ビジュアル:70
音楽:70
主力選手でも規律がないものはチームを去らせる。後になってチームに戻りたくなってもただではさせず、条件は腕立て2500回にダッシュ1000回。それで本人のやる気を確認する。軍隊のような規律を導入して、校長や親からの反対にも私生活での脅迫にも一切譲ることはない。
カーターは情に流されずにしっかりとした決断が出来る信念のある人なのだ。日本からはあまりに違う環境の悪さの中で、彼の信じる最善を実行するためにはこのくらいの覚悟がないと駄目。そんな彼の強い姿勢に好感が持てた。
試合の場面も速さや技術があるので迫力があったし、ここが駄目ならば映画の質感がずっと下がってしまっただろう。
男前は心の勝利
男が男の気に触れる
人はどこで
坂を転げ落ちるのか
一生かかって手に入れることができないものを
手に入れることができた男たち
そういう男がいるなら
女性は
間違いなく世界一幸せを感じる
男が女性のケツを追いかけるような社会に明日はない
女性が惚れ込む男が立ち上がれば
日本が世界をリードすることが出来るヒントがそこにある
Our Deepest Fear by Marianne Williamson
Our deepest fear is not that we are inadequate. Our deepest fear is that we are powerful beyond measure. It is our light, not our darkness that most frightens us. We ask ourselves, Who am I to be brilliant, gorgeous, talented, fabulous? Actually, who are you not to be? You are a child of God. Your playing small does not serve the world. There is nothing enlightened about shrinking so that other people won't feel insecure around you. We are all meant to shine, as children do. We were born to make manifest the glory of God that is within us. It's not just in some of us; it's in everyone. And as we let our own light shine, we unconsciously give other people permission to do the same. As we are liberated from our own fear, our presence automatically liberates others
私が嫌いなのは、君たちを落ちこぼれにするシステムだ
映画「コーチ・カーター」(トーマス・カーター監督)から。
1つひとつのプレーを見る限り、俳優がバスケットを覚えたのではなく、
バスケットの選手が台詞を覚え俳優になった、といった方が正確だろう。
さて、気になる一言は、高校のバスケットチームコーチを引き受けた、
主人公・ケン・カーターの行動の支えとなっている考え方だ。
勉強もろくにせず、かといってプロの選手になるほど上手くない、
大学進学率より、刑務所へ送られる率の方が高い中途半端な高校生たち。
その現状と課題に目を向け、チームメンバーの将来を考えての発言、
「私が嫌いなのは、君たちを落ちこぼれにするシステムだ」
つい目先の成果に気をとられがちだが、それでは問題解決にならない。
このシステムを変えようと、選手たちに勉強することを強要し、
学業成績を伸ばすことで、大学へ進学させるシステムの確立に
孤軍奮闘する展開に、胸が熱くなり拍手を送った。
そして、とうとう既存の考え方を変えることに成功するが、
私は、彼の行動に反対した人たち、足を引っぱろうとした人たちの
その後の反応が気になって仕方がなかった。
大所高所から、物事を考える視点、参考になったなぁ。
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